日中韓首脳会議の持つ意義 (008.12.14.)
日中韓の首脳が福岡県の大宰府市に集まり3カ国の協力を話し合い、東アジア地域の平和と持続可能な発展に協力し合うことを共同声明として発表した。
今までは日中とは「戦略的互恵関係」、日韓とは「成熟したパートナーシップ」、と言う言葉で表現された2国間関係の協定が結ばれているが。今回の世界的な金融危機を切っ掛けにアジアに於ける経済大国としての3国が、経済・環境・軍縮と言う地球規模の課題にたいして、協調しあう事を目的に首脳会議がもたれたことは大変意義があるものと思う。
世界規模の経済の発展は、国境を越えて、金・物・人・金融商品が動く中で、何処かの流れで「ショック」が起これば、たちまち津波のように世界中に経済的影響が波及する。
昔のように軍事力のみが、国に影響を及ぼす脅威では無くなってきている。
今は、むしろ、武力より経済力の方が、原因不明とも思われる脅威を与えている。
今回さしずめ、韓国の「ウォン安」問題に韓国経済は混乱をきたしている事に対して、通過の交換(スワップ協定)等、日本も、中国も支援する事を話し合われたようである。
環境問題や、北朝鮮の核問題等についても3国間で共通認識を得る討議をされたことは、大変有効なことであったと思う。
隣国同士でありながら、とかく領有問題や、歴史問題に拘束されて、話し合いがスムースに行かない場合が多かったが、未来に向けて「お互いの発展」と言う大道に立って道を開いてゆく事が大切である。
無論、領有問題や、歴史問題が重要でないとは言わないが、近代社会の中では、未来に向けたお互いの発展を最重要視する事が大切で、地球上に住む人類の発展と言う見地(ボーダーレス・ワールド)で考えれば、乗り越える事が出来るのではないでしょうか。
今世紀の世界は、今回起こった世界的金融危機が、切っ掛けで、世界の協調・共生が、真剣に討議される事に大きな期待が込められている。
今年の漢字は「変」で表されることになった。米オバマ新大統領の言う「チェンジ」である。
だから、日本も「改革」が今一番求められている所である。
(えびなたろう)
日中韓の首脳が福岡県の大宰府市に集まり3カ国の協力を話し合い、東アジア地域の平和と持続可能な発展に協力し合うことを共同声明として発表した。
今までは日中とは「戦略的互恵関係」、日韓とは「成熟したパートナーシップ」、と言う言葉で表現された2国間関係の協定が結ばれているが。今回の世界的な金融危機を切っ掛けにアジアに於ける経済大国としての3国が、経済・環境・軍縮と言う地球規模の課題にたいして、協調しあう事を目的に首脳会議がもたれたことは大変意義があるものと思う。
世界規模の経済の発展は、国境を越えて、金・物・人・金融商品が動く中で、何処かの流れで「ショック」が起これば、たちまち津波のように世界中に経済的影響が波及する。
昔のように軍事力のみが、国に影響を及ぼす脅威では無くなってきている。
今は、むしろ、武力より経済力の方が、原因不明とも思われる脅威を与えている。
今回さしずめ、韓国の「ウォン安」問題に韓国経済は混乱をきたしている事に対して、通過の交換(スワップ協定)等、日本も、中国も支援する事を話し合われたようである。
環境問題や、北朝鮮の核問題等についても3国間で共通認識を得る討議をされたことは、大変有効なことであったと思う。
隣国同士でありながら、とかく領有問題や、歴史問題に拘束されて、話し合いがスムースに行かない場合が多かったが、未来に向けて「お互いの発展」と言う大道に立って道を開いてゆく事が大切である。
無論、領有問題や、歴史問題が重要でないとは言わないが、近代社会の中では、未来に向けたお互いの発展を最重要視する事が大切で、地球上に住む人類の発展と言う見地(ボーダーレス・ワールド)で考えれば、乗り越える事が出来るのではないでしょうか。
今世紀の世界は、今回起こった世界的金融危機が、切っ掛けで、世界の協調・共生が、真剣に討議される事に大きな期待が込められている。
今年の漢字は「変」で表されることになった。米オバマ新大統領の言う「チェンジ」である。
だから、日本も「改革」が今一番求められている所である。
(えびなたろう)