きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

世界に迷惑を掛ける中国

2008-04-26 10:49:57 | Weblog
世界に迷惑を掛ける中国      (008.04.26.)

長野の聖火リレーは今朝から各局でテレヴィ放映していたが、日本の警察も威信にかけて統制の取れた警備に努力をされた為、多数の中国人団体や、チベットの自治を唱える団体等のトラブルも無く両派の叫びで騒然としていたが、無事に行なえた事は関係者の努力を称えたいと思います。

それにしても、萩元欽一さんが言っていたように市民とハイタッチしながらのランニングをしたいと言っていた、其れが出来なかった聖火リレーは不満が残るが、先ずは大きな騒ぎにならなかったことに安堵している。

今回のオリンピックは人騒がせな聖火リレーで、世界中に迷惑をかけた事に対し、中国政府も大いに反省をする必要があると思う。

単に「国内問題だ」とか、「ダライラマの扇動」だとかを主張し、全世界からの批判に対しても、「内政干渉だ」と言う自国の立場で、自国を擁護する事だけしか言わない。

各地を回る聖火リレーで中国の「聖火警備隊」が夫々の国に出かけて行き、警備の指揮を執ろうとしたり、フランスのダライラマへの対応が気に食わないと、フランスの大手スーパー「カルフール」への不買運動を起こしたり、中国人による、反日、反米、反仏、の活動は、自国中心の「エゴ」以外の何者でもありません。それを中国政府は、自国の「愛国運動」と称して推奨している。

北京の大気汚染、食品の毒物混入問題、偽商品の販売輸出、国民の品位や公共的社会モラルの悪さ、等々が、兼ねてから、言われている中で、今回のチベット人に対する人権問題による世界的騒乱は、一中国の国内的問題では無い様に思われる。

いまや、世界に迷惑を掛け続ける中国は、本来五輪開催をする資格の無い国であると思うが、世界の国々は、早くから開催が決定されおり、此処まで準備も進めてきたから、何とか無事に終わらせたいとの気持の中で我慢をしているのだと思います。

問題は、中国人がその事を一向に考える事も無く常に自国の「エゴ」を押し通そうとするところに大きなギャップが感じられることである。

中国政府も、この大きなギャップがある事を認識し、ただ力で押さえつけるだけの国家統制は、決して長く続くものではありません。
このまま行けば、何処かで大きな大事件に成らなければ良いがと祈るだけです。

(えびなたろう)