きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

族議員のピエロ!福田さん

2008-04-09 10:39:24 | Weblog
族議員のピエロ!福田さん      (008.04.09.)

昨日まで、四国旅行でBlogを休刊していました。今日からまた始めたいと思います。
今朝の新聞の一面は日銀人事の問題で、再び民主党の不同意によって揉めているようだ。

総裁人事は白川さんで両党も同意したから決定を見たが、補充の副総裁が渡辺博史と言う大蔵省元財務官で一ツ橋大学の大学院教授だそうだ。どのような人か私にはわからないが、この様な事で、日銀人事が決まらない事は、結果的には総理の威信の無さを物語っている物で、両党の「政争の具に使われている」と言った論評もある様だが、結果的には総理総裁の威信の無さが何時までも決められないでいるのである、其の事を、福田総理自信がどの位自覚しているかが問われる大きな問題であると思う。

民主党の小沢代表も常人でない人物であることは、既に有名で、「財・金分離」を主張して反対しているのに福田総理も意地になって、「財・金連携」をぶつけて来るあたり決裂を承知で遣っているように思える。

いまや、日本の政治は常軌を逸して世界の笑い物になっている。国民生活を省みない政治家の意地の張り合いのなかで、放置されているのである。

暫定税率が廃止になってガソリンの値段が下がったのを、再び復活を目論む自民党の族議員それに乗っかって3分の2勢力を使っての衆議院再議決をと、国民に信を問う事をしないで、法律の解釈をもてあそび、自党の利権擁護のみを最優先に考えている、今の自民党の遣り方には、あきれ果てて言う言葉もありません。

だから、道路特定財源の、一般財源化についても、福田さんの約束は、公式のものではなく、自民党内でも「福田総理の独り言」としか考えていないようだ。
族議員と官僚のしたたかな考えの元では、福田総理は全くピエロの存在である。
                   (えびなたろう)