きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日本は今の中国と付き合う未来はあるのか

2008-04-14 11:37:35 | Weblog
日本は今の中国と付き合う未来はあるのか      (008.04.14.)

日本は戦後、米ソ冷戦時代の二極のなかで、米国側について発展を続けてきた国であるがソ連が崩壊する事で、自由主義経済体制の国が優位を維持する様になり中国の成り行きが注目されていた。

中国の小平主席は、共産主義国家運営のなかに自由主義経済を取り入れた、一国二制度の採用を提唱され、共産主義国家の中では画期的な制度として受け止められ世界の注目を集めたものである。

此れによって、中国も自由化の国として付き合えるのではないかとアメリカも日本も欧州各国もお互いの経済発展に協力し合える関係が出来たのである。

中国は何と言っても13億人と言う人口を持つ大国であるから、各国とも大きな経済の市場に魅力を持って付き合ったのである。

その結果、中国は猛烈な勢いで、産業の発展を遂げ、世界の経済に影響を与えるほどの大国に成長し、8月にはオリンピックを開催しようとする国にまでなったのである。

しかし、現実には、色んな問題をはらんでいる。大気汚染問題・水質汚染と水不足問題・食品の安全問題・その他商品偽装問題等々で各国は選手を送っても滞在での生活を心配している。

更に此処へきてチベット問題が象徴する、民族間の不平不満問題等々は、国としての基本的治安体制の整った国であるかが問われている。

中国は共産主義と言う全体主義国家の中で、自由主義経済の体制を取り入れ、なりふり構わず産業発展をして来たが、その結果公害汚染の蔓延と国内では貧富の格差拡大が急激に大きくなり、もはや手の付けようの無い状態になっているのではないかと思われる。

もう、既にオリンピックの聖火は走り回っているので、取り敢えずは、力付くでも表面を取り繕ってオリンピックが行なわれたとしても。
オリンピックの後には、一国二制度の矛盾が爆発し大混乱が生じるのでは無いかとの心配が予想されます。

5月には胡錦濤主席が来日するが、どのような両国関係を樹立するつもりか全くわからないが、少なくとも日本は中国に迎合するようなデレデレした態度では胡錦濤に舐められるから、毅然とした態度で接して欲しいと思います。

日本への屈辱的毒ギョウザ事件は、黙って済ませる問題ではないからです。
しかし、親中国寄りの福田さんでは先ず期待は出来ないと思うが。
(えびなたろう)