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NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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映画の点数は自分の満足度で評価

「チーム・バチスタの栄光」

2008年02月17日 | 邦画

~犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる~

公開早々に行ってきました。

2008年 東宝配給   (08.2.9 公開)
[監督]中村義洋
[原作]海堂尊
[脚本]斉藤ひろし 蒔田光治
[音楽]佐藤直紀
[出演]竹内結子・・・・・・田口公子   (心療内科医・不定愁訴外来医)
    阿部 寛・・・・・・白鳥圭輔    (厚生労働省の役人)
    
吉川晃司・・・・・・桐生恭一   (“チーム・バチスタ” リーダー、執刀医)
     池内博之・・・・・・鳴海 涼    (病理医。桐生の義弟)
     玉山鉄二・・・・・・酒井利樹   (“チーム・バチスタ” 第二助手)
    井川 遥・・・・・・・大友直美   (手術室看護師主任)
    田口浩正・・・・・・・羽場貴之  (“チーム・バチスタ” 臨床工学技士)

    田中直樹・・・・・・・氷室貢一郎 (“チーム・バチスタ” 麻酔医)
    佐野史郎・・・・・・・垣谷雄次  (“チーム・バチスタ” 第一助手)
    野際陽子・・・・・・・藤原看護師 (不定愁訴外来看護師)

<見どころ>
現役医師が書き下ろしたベストセラー・ミステリー小説を映画化。
大病院で仕組まれた犯罪の真相を、竹内結子と阿部寛演じる
女医&役人コンビが、コミカルな掛け合いで探る。

<あらすじ>
東城大学付属病院では、難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術”の
専門集団「チームバチスタ」を作り、100%の確率で成功を収めていた。
ところが、3例続けて術中死が発生した。
内部調査を任された心療内科の女医・田口(竹内結子)は事故と判定するが、
報告書を読んだ厚労省の白鳥(阿部寛)は、田口と共に再調査に乗り出す。

<感想>
NAOさん、原作は未読。一緒に行った友人は、読破して鑑賞しました。

主役?は、白鳥圭輔(阿部寛)、田口公子(竹内結子)
 
原作では、田口は中年男性・・という設定だそうです。
映像的には、白鳥の相手には女性が見てくれがいい、ということなんでしょう。

この2人の掛け合いが、けっこう面白かったですね。
 
「不定愁訴外来」なんていうの、私この映画で初めて知りました。
阿部寛さんは、ほんとはまってましたね。今回も、インパクトある演技でした。

犯人は、この7人のバチスタチームの中に・・・。
 
どれもこれも、怪しそうでしたが、最後へ~この人が~って方が犯人でした。
でも、殺人に至る背景が弱いようにも感じました。
なぜ、初例からやらず、27例目から犯した理由がいまいちわかんないし。
その辺の事まで掘り下げて欲しかったな~。
あと機械出しの看護婦、大友さんは見てて、うっとおしかった。
あんなことやってたら、手術がいつミスしてもおかしくないでしょ?
おまけに泣きわめくわ、ウソ泣きするわ、エリートチームによく入ったな~って感じ。

もっと深刻な医療サスペンスか?と思ったら、軽いサスペンスコメディーでした。
これはやはり、竹内さん演じる田口が、男性の原作と違うためなのかしら?
その分、緊迫感は多少薄れた感じがしました。
原作未読の私は、そんな軽いのが案外いいように思いましたが
原作を読んだ方は、不満に思うかもしれませんね。

原作にはない、ソフトボールのシーンが2回でてきますが
あれって、あんまり意味がないような気がします。余計だったかも?
かなり笑えるんですけどね・・・・でも、これをラストすることはないでしょうに。

最大の不満は、エンドロールでEXILEの曲。
これが、映画とまったく合わない。ものすごく浮いてるように感じました。
映画の余韻がこれで、一気にひきます。


本格的な医療サスペンス・・・とはいえませんが、娯楽作品としては
まずまず楽しめました。
原作読まないで観て、それから読んだほうがいいかもしれません。

点数:6.5点 (10点満点)


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8 コメント

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そうなんや~ (めるめる)
2008-02-17 17:03:15
前ふれこみは、本格サスペンスって感じやったから、これを見ようかなぁって思ってたけど、
コメディ色も強いわけかぁ。
ちょっと医龍っぽさがあるんかなぁって思うやんね~。
俳優陣は嫌いじゃないけど、映画じゃなくっても良さそうやね~。
NAOさんのレビュー参考にして、VDでいいかぁ。
おおきに~。
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めるめるさんへ (NAO)
2008-02-17 23:58:56
そうそう、ふれ込みでは「サスペンス」と宣伝してたけど
竹内さんは、「自分ではコメディーのつもりで撮ってました
」って話してたのよね。
映画観終わって、なぜ竹内さんがそう思ったのかよくわかったわ。(^^)
医龍のような緊張感はあまりなかったな~。
手術のシーンは、見ごたえあったよ。vv
返信する
小説では・・・ (アバン)
2008-02-18 17:26:39
結構シリアスなんですけどね~この作品。サスペンスというよりミステリー小説です。

それと読者が白鳥は阿部ちゃんって声が多かったから抜擢されたらしいんですけど、私的にはチビでデブって描写から八嶋さん(トリビアの)を連想していたんですけど。ロジカルモンスターってピッタリだと思うんですけど(笑)

NAOさんのレポを読んでレンタルで良いかな?って思いました。ありがとうございます。

小説版は是非オススメですよ。私も今5作品目を読んでいます。
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アバンさんへ (NAO)
2008-02-19 08:28:56
一緒に行ったお友達も、「原作はもっと重厚な感じ」と話していました。

>小説版は是非オススメですよ。私も今5作品目を読んでいます。

映画を観て、原作が読んでみたくなりました。(^▽^)
早速、購入して読んでみようと思います♪
返信する
月9~ (cyaz)
2008-02-19 08:50:47
NAOさん、こんにちは^^
TB、ありがとうございましたm(__)m

僕は原作は未読だったんですが、この映画では謎解きや手術の緊迫感より、阿部ちゃんとの竹内結子さんの会話のやり取りが面白かったです。映画全体としてはTVサイズの感は否めなかったですが(笑)
竹内結子さん、月9のイメージがどうしても被っちゃいました(汗)
返信する
医者も大変だ (kossy)
2008-02-19 09:29:20
俺が医療関係の仕事をしていたときは、医者不足とか医療ミスの問題なんてあまり耳にしませんでした。
そんな思いで見てしまったため、かなりリアルに迫ってきました。大学病院の助教授クラスだったらそれほど給料もよくないだろうに・・・とか。
視点を変えて映画を作れば社会派作品になったんだろうな~なんて思ってもみました~
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cyazさんへ (NAO)
2008-02-19 19:44:55
cyazさん、こんばんは♪
こちらこそ、コメント&TBありがとうございました。
私も原作未読で、もっと緊迫した感じかな~と思ってましたが、あまりそれは感じませんでしたよね。
竹内さんがインタビューで「コメディと思って撮ってました」と話していた意味がよくわかりました。^^;
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kossyさんへ (NAO)
2008-02-19 19:48:35
こんばんは、kossyさん。
コメント&TBありがとうございました♪

>俺が医療関係の仕事

まぁ!そうだったんですか!
そういう視点から見ると、もっと違う感じ方になりますね。
原作未読なので、映画を観たら「原作はどうなの?」って興味が湧いたので、今度は原作をじっくり読んでみようと思います。(^^)
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