NAO日和

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「ナイトメア・アリー」

2022年04月09日 | 洋画

~ギレルモ・デル・トロが描くショービジネスの闇~

2021年  アメリカ映画  (2022.03.25公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  上映時間:150分
監督:ギレルモ・デル・トロ
原作:ウィリアム・リンゼイ・グレシャム 「ナイトメア・アリー 悪夢小路」
原案:ギレルモ・デル・トロ
脚本:キム・モーガン/ギレルモ・デル・トロ
美術:タマラ・デヴェレル
衣装:ルイス・セケイラ
音楽:ネイサン・ジョンソン
出演:ブラッドリー・クーパー/ケイト・ブランシェット/トニ・コレット
   ウィリアム・デフォー/リチヤード・ジェンキンス/ルーニー・マーラ
   ロン・パールマン/メアリー・スティーンバージェン/デヴィド・ストラザーン

<見どころ>
ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に
描くサスペンス。ショービジネスの世界で成功した野心家の青年の運命が、ある
心理学者との出会いによって狂い始める。メガホンを取るのは『シェイプ・オブ・
ウォーター』などのギレルモ・デル・トロ。『アメリカン・スナイパー』などの
ブラッドリー・クーパー、『ブルージャスミン』などのケイト・ブランシェットを
はじめ、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、
ルーニー・マーラが出演する。

<ストーリー>
1939年、カーニバルのショーを観終わったスタントン(ブラッドリー・クーパー)は、
マネージャーのクレム(ウィレム・デフォー)に声をかけられる。そこで出会った
読心術師のジーナ(トニ・コレット)に気に入られたスタントンは、彼女の仕事を
手伝い、そのテクニックを身につけていく。人気者となった彼は一座を離れて活動を
始めるが、ある日精神科医を名乗る女性(ケイト・ブランシェット)と出会う。

<感想>
「ナイトメア(悪夢)・アリー(小路」、原作は未読。
1947年に公開された「悪夢の往く町」の再映画化。


冒頭いきなり家&遺体を焼くシーンから始まり、ニワトリの残酷な描写には
少々エグいものを感じました また、老夫婦の突然の無理心中は
めっちゃ心臓に悪い・・・・これ、よく指定映画になりませんでしたよね^^;


前半と後半で雰囲気ががらっと変わる演出は巧い。尺が長い割には
あまり退屈さは感じませんでした。ルーニー・マーラは、不幸な女性役は
似合いますし、ケイト・ブランシェットの怪演は、見どころの一つ。

最後の結末は、因果応報というべき展開ですが、ブラッドリー・クーパーの
ラストの表情はなんとも印象に残ります。

しかし、全編陰鬱なシーンばかりなので、その点を承知のうえで
観たほうが賢明かもしれません。

点数:6点/10


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