~この《実話》は、フィクションよりも大胆~
2012年 アメリカ映画 (2012.10.26公開)
配給:ワーナー 上映時間:120分
監督:ベン・アフレック
脚本:クリス・テリオ
衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ベン・アフレック/ブライアン・クランストン/アラン・アーキン/ジョン・グッドマン
ヴィクター・ガーバー/テイラー・シリング
<見どころ>
ベン・アフレックが、監督、製作、主演を努めたサスペンス。
1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の
行方を追い掛ける。監督として『ザ・タウン』で見せた緩急自在な演出をベンが本作でも繰り出し、
謎に包まれていた救出作戦の全ぼうを活写。その一方で、貫録たっぷりに指揮を執るCIAエージェント
を熱演する。『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンや『アーティスト』のジョン・グッドマンら、
脇を固めるベテラン勢にも注目。
<ストーリー>
1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派
グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が
大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせる
CIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6名が過激派たちに発見され、殺害される
のも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。
しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。
<感想>
1979年、激化するイラン革命の中で起きたアメリカ大使館人質事件。
52名が人質となるが、その中6名が脱出し、カナダ大使公邸に潜伏する。
当時、中学生だった私は、この事件おぼろげに覚えています。
CIAによって6名は無事救出されたわけですが、実は裏でこーんな奇想天外な計画で
救出が実行されたとは驚きです。
CIAの人質救出スペシャリスト:トニー・メンデスが考えたのが、6人を「アルゴ」という架空映画
のカナダ人ロケハンスタッフという設定で、イラン革命防衛隊の目をかいくぐって出国
させるという救出プラン。 今の時代だと荒唐無稽な案だが、この当時だとなんのかんので
通じてしまうものだったんですね・・・・。
それにしても2時間、胃が痛くなるほどの緊張感でした。
映画の映像と当時の映像が織り交ぜてあるのですが、どれが映画でどれが実際の映像か
わからなくなるほど臨場感ありましたわ。
ベン・アフレックは監督しての才能、凄いですね。 派手なドンパチがなかったのに、このハンパない
緊張感。結末わかっているのに、空港でのやりとりは、ハラハラドキドキで心臓にわる~い。
EDで、その当時の映像や実際に救出された6名の顔写真が出てきますが、まぁよく似せましたね。
これを見て、改めてこの作品が非常にリアルに描かれてるんだわ~と思いました。
6名は、無事救出。残る人質52名も444日後(長っ! )には解放されました。
そういう意味ではめでたしめでたしなのですが、イラン革命の大元の原因はアメリカにあるのも
忘れちゃいけない。そして、カナダ大使夫妻&政府の尽力も忘れちゃいけませんね。
あと、大使公邸の家政婦だったサハルというイラン人女性のおかげで、6名は助かったと
いっても過言ではありません。彼女はどんな思いで証言したのでしょう。
その後の映像で、彼女はイラクへ亡命することが出来ました。 本当に良かった。
しかし、理性を失った民衆ほど恐ろしいものはないですね。
見ごたえある作品なので、ぜひ映画館でご覧下さい。
点数:10点 (満点)
結末わかってても、この緊張感。 胃痛になりそうでした^^;
mayumiさんの感想記事、楽しみにしています。
>再検査、良い結果を祈っています。
ありがとうございます。
新年会を励みに、検査頑張ります^^
レビューは、ちょっと待ってね。
2・3日後かな。
再検査、良い結果を祈っています。
ベンの作品、これが初めてなんですよ。
俳優としてのベンはあんまり好きでなくて、ついスルーで・・^^;
食わず嫌いはいけませんね。
ベン、監督の才能ハンパないです。
>前2作もし観てなかったらどちらもオススメです♪
「アルゴ」を観て、他の作品も観たい!と思いました。
週末ツタヤに直行です^^
migさんは、今日何をご覧になったのかしら?
近いうちに記事upされるんでしょうね、楽しみにしてまーす
ベン、監督としてめきめき腕あげてますね~これもほんと面白かった!
どきどきしましたよね~。演出もうまいし★
前2作もし観てなかったらどちらもオススメです♪
今日は映画の日なので1つみたいのと試写いってきまーす。
こんなマンガみたいな救出作戦、ほんとにあったんですね。もぅ驚きです。
記憶にある事件だったので、裏でこんなことがあったのか!と驚きながら鑑賞してました。
観る価値大いにあると思いますのでぜひ!
mayumiさんの感想、楽しみにしています(^^)
劇場へは ちょっと先になるかもだけど、観たいと思っています。