NAO日和

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<5月の鑑賞予定映画>

「湖の女たち」「関心領域」「碁盤切り」

「ノマドランド」

2021年04月30日 | 洋画

~あなたの人生を変えるかもしれない、特別な作品~

2020年  アメリカ映画  (2021.03.26公開)
第93回アカデミー賞 主演女優賞・監督賞・作品賞受賞
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  上映時間:108分
監督:クロエ・ジャオ
原作:ジェシカ・ブルーダー 「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(春秋社刊)
脚本:クロエ・ジャオ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
出演:フランシス・マクドーナンド/デヴィッド・ストラザーン/リンダ・メイ
   ボブ・ウェルズ

<見どころ>
ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション小説を原作に、「ノマド(遊牧民)」と
呼ばれる車上生活者の生きざまを描いたロードムービー。金融危機により全てを
失いノマドになった女性が、生きる希望を求めて放浪の旅を続ける。
オスカー女優フランシス・マクドーマンドが主人公を演じ、『グッドナイト&
グッドラック』などのデヴィッド・ストラザーンをはじめ、実際にノマドとして
生活する人たちが出演。『ザ・ライダー』などのクロエ・ジャオがメガホンを取り、
第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を獲得した。

<ストーリー>
アメリカ・ネバダ州に暮らす60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)
は、リーマンショックによる企業の倒産で住み慣れた家を失ってしまう。
彼女はキャンピングカーに荷物を積み込み、車上生活をしながら過酷な季節労働の
現場を渡り歩くことを余儀なくされる。現代の「ノマド(遊牧民)」として
一日一日を必死に乗り越え、その過程で出会うノマドたちと苦楽を共にし、
ファーンは広大な西部をさすらう。

<感想>
アカデミー賞発表前に鑑賞。


「スリー・ビルボード」でのフランシス・マクドーマンドの演技に
感動しましたが、この作品は彼女がプロデューサーの兼ねているのを知り
どうしてもこの映画を作りたかった執念を感じました。


「ノマド」とはもともと“遊牧民”という意味で、「流浪の民」という
意味合いも込められているそうです。アメリカでは、ノマドが珍しく
ないみたいですね。日本ではあまりピンと来ないので、とても
興味深かったです。

「ホームレス」と「ハウスレス」の違いも納得。
ファーンが友達の家に1泊するシーンがあるが、部屋のベッドで
値付けず、結局自分の車で眠りにつく場面は車が彼女の「ホーム」
なんだな、と感じる印象的なシーンでした。

実際のノマド生活をしている人々も出演し、ハンディ撮影なので
かなりリアルを感じるロードムービーでした。

万人受けしない映画でもあるので、好き嫌いはかなり分かれるかもしれませんね。
ただ、フランシス・マクドーマンドの素を感じる演技は秀逸。
オスカーに輝いたの納得です。

点数:8点/10

コメント (2)
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