NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「LION/ライオン ~25年目のただいま」

2017年04月20日 | 洋画

~僕は5歳で迷子になった。
    それから25年間、ずっと探している。僕の人生の失われたカケラを~

2016年  オーストラリア映画   (2017.04.07公開)
配給GAGA    上映時間:1時間59分
監督:ガース・デイヴィス
脚本:ルーク・デイヴィス
美術:クリス・ケネディ
衣装:カッピ・アイルランド
音楽:ハウシュカ/ダスティン・オハロラン
主題歌:シーア
出演:デヴ・パテル/ルーニー・マーラ/ニコール・キッドマン/デヴィッド・ウェンハム
    サニー・パワーアビシェーク・バラトプリヤンカ・ボセ/タニシュタ・チャテルジー
    ナワーズッディーン・シッディーキーディープティ・ナバルディヴィアン・ラドワ
    サチン・ヨアブパッラヴィ・ シャルダーアルカ・ダス

<見どころ>
『英国王のスピーチ』などのプロデューサー、イアン・カニングが製作に名を連ねた実録ドラマ。
幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年が Google Earth を頼りに
自分の家を捜す姿を追う。メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきた
ガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』
などのルーニー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。

<ストーリー>
インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り
込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、
オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいて
いるような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。
わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。

<感想>
「事実は小説より奇なり」ってまさにこういうこと。まさにミラクルな実話でした。

 
この話は、ネットニュースで知っていて、その当時から「嘘のようなホントの話って
あるんだ」と思ってましたが、今回どういう経緯で迷子になり、タスマニアに渡ったのか?
というのを知lって驚き、サルーのサバイバル本能の高さと、ラッキーな巡り会いも合い重なった
結果もあったんだな。。。ということも実感。

 
サルーのサバイバル能力には驚きました。私だったら、あの時点で言われるがままに
あの男について行ってるかもしれない。身の危険を本能で感じる感覚は生まれ持った
本能ですね。あの判断があったからこそ、今があるというもの。

子供を敢えて作らない選択をした養父母の信念には涙が出てきました。
あの言葉には心が打たれますね。血が繋がっていなくても、母の愛を大きく感じる言葉です。

 
Google Earthを使って距離・位置を計算して探していく工程は、まさに執念。
この思いがあの再開につながっていくのだから、もぅ涙なしでは見てられないですし
サルーの運の強さを賢さもあったんだなと感じます。

子役のサニー君の純真な演技にやられましたし、最後、兄弟で冒頭シーン同様
線路を歩いていく映像には、その後のことを解った後なだけに余計に胸がジーン
来てしまいました。「LION」というタイトルに「?」って最初思いましたが、EDで
その理由を知り、またまた涙。

兄弟・家族の絆、親の無償の愛をひしひしと感じた作品でした。ぜひ、劇場で!

点数:9点 (10点中)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする