NAO日和

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<5月の鑑賞予定映画>

「湖の女たち」「関心領域」「碁盤切り」

「ブリッジ・オブ・スパイ」

2016年01月24日 | 洋画

~真実に基づく奇跡の物語~

2015年  アメリカ映画    (2016.01.08公開)
配給:20世紀フォックス映画     上映時間:2時間22分

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:マット・シャルマン / イーサン・コーエン / ジョエル・コーエン
衣装デザイナー:カシア・ワリッカ=メイモン
音楽:トーマス・ニューマン
出演:トム・ハンクス/マーク・ライランス/スコット・シェパード/エイミー・ライアン
    セバスチャン・コッホ/アラン・アルダ/ オースティン・ストウェル
     ミハイル・ゴアヴォイ/ウィル・ロジャース

<見どころ>
スティーヴン・スピルバーグ監督と名優トム・ハンクスによるサスペンス大作。
東西冷戦下の1960年に実際に起きた、ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件“U-2撃墜事件”
の舞台裏に迫る。『ノーカントリー』で第80回アカデミー賞監督賞を受賞した
ジョエル&イーサン・コーエンが脚本を担当。一介の弁護士が挑む実現不可能と
思われた作戦で、思いがけないアプローチを試みる姿に意表を突かれる。

<ストーリー>
アメリカとソ連の冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイであるアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
その後ドノヴァンの弁護により、アベルは死刑を免れ懲役刑となった。5年後、アメリカが
ソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。ジェームズは、CIAから
自分が弁護したアベルとアメリカ人乗組員のパワーズ(オースティン・ストウェル)の
交換という任務を任され……。

<感想>
受験の関係で、今年の映画鑑賞スタートはちょっと遅くスタート。

この事件が起きた1960年代は東西冷戦がピークの頃。ベルリンの壁が出来たのも
ちょうどこの時期(本編にも描かれてたが)なので、時代背景をちゃんと理解してた方が
より深く楽しめると思います。

 
脚本がコーエン兄弟っていうのにちょいと驚きましたが、彼らならではのシュールな
ユーモアがあちこち見られ、テンポよく見ることが出来ました。
でも、前半は少々睡魔に襲われたが・・・・・(笑)ドノヴァンが東ベルリンに渡って
からは見応え充分。

 
トム・ハンクスはさすがの演技でしたが、ソ連スパイアベルを演じたマーク・ライランスの
演技が光っていました。立場は違えど、自分の職種に信念を貫いている姿を
ドノヴァンもアベルもお互いに感じていたのでしょうね。台詞にはほとんどなかった
ですが、お互いを思いやるのが感じられ、緊迫した作品の中にもほっこりする部分を
感じました。

スパイを擁護する新聞記事を見て、電車内で市民がドノヴァンを蔑視するシーンと、
アメリカ人パイロット&民間人を助けた新聞記事を見て市民がみるドノヴァンの目。
また、同じフェンスを越えるシーンで、ベルリンの壁を超える市民とアメリカ市民との対比。

台詞は一切なかったですが、こういう対比シーンは、印象に残りました。

ビックリしたのが、EDでこのドノヴァン弁護士は、 その後、キューバを相手に巧みな
交渉術でまたもや多くの人命を救ったという表記。

このエピソードも映像化してほしいな~と感じました。

点数:8点 (10点中)

コメント (6)
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