NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<8月の鑑賞予定映画>

「ブルーピリオド」「ボレロ 永遠の旋律 」「ラストマイル」

沼津御用邸記念公園

2012年08月18日 | お出かけ・旅行

18日(土)は、沼津まで行って来ました。

お昼時に着いたので、沼津港で昼食を。
週末ということで、ものすごい人で、ビックリしましたわ。

お店がいっぱいあって、どこにしようかと迷いましたが「かもめ丸」で昼食。
人気メニューだという「ぬまづ丼」(1,365円)を注文。

生シラス・桜海老・アジがふんだんに入ってました。
ご飯は、炊き込みご飯というのが、ぬまづ丼の特徴みたいです。
アジがめっちゃ好きな私には、満足のいく丼でした。

お腹も満足したところで、お目当ての沼津御用邸記念公園へ。

沼津御用邸は明治26(1893)年、大正天皇のご静養のために造営。
この辺りは、気候が温暖なうえ、前面には駿河湾、背後には富士山という風光明美な地であることから
別荘地として注目されはじめて、すでに明治政府の高官の別荘が数多くありました。
昭和20年の沼津大空襲で本邸を焼失した後、昭和44年に廃止されて沼津市へ移管。
現在は、記念公園として一般に開放されています。

今回、見学したのは西付属邸。

 西附属邸は明治38年、昭和天皇の御用邸として設けられたことに始まります。
 約1万平方メートルの敷地に建つ総面積1,270平方メートル、部屋数26室の木造平屋建て和風住宅。
とにかく部屋数半端なく多かった・・・・。

御用邸内は、侍従住むエリアを皇族が住むエリアは境目が2段の段差になっていて区別されてました。

台所
給湯は、窓の外に見える白い建物でお湯が沸かされ、ここから台所はお風呂場へ運んでたそうです。
(なんてめんどくさい )


さざれ石
「君が代」に出てくる、あの“さざれ石”がこれ。学術的には、「石灰質角礫岩」と呼ぶそうです。
もともと小さな石の意味であるが、長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が
埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化したものも指すそうです。
後で、調べて知ったのですが、日本では伊吹山が主要産地なんだそうですね。
滋賀に住んでて、伊吹山を毎日見ていた私、ち~~っとも知りませんでした。
あ~勉強不足だ・・・。


気を取り直して。



皇族居住エリアの廊下はすごい!

レッドカーペットだよ~。

西洋文化を意識してか、畳の上に全てじゅうたんが敷いてありました。
照明も当然、シャンデリア。

御食堂
皮張りの肘掛椅子は木部はクルミで、背もたれの中央に御紋章が金箔で押してあります。
豪華だなぁ~。

御食堂の隣部屋は、謁見所
 
紫の椅子は、天皇の玉座。
洋風な椅子ですが、技術は非常に高度な和風の伝統的技法によって作られたもの。
紫の生地は、西陣織だそうです。
写真では、段差ありませんが、当時は、20cmぐらいの段差を作って玉座の方が
高い位置になるようにしていたそうです。


御座所
右側に1間幅の縁座敷と左側には半間幅の折曲り入側縁がついています。
左側は、侍従が使う廊下。右側は皇族が使う廊下だったそうです。
今は、全部畳が敷いてありますが、当時は侍従側の廊下は板張りだったそうです。


御玉突所
何の部屋?と思ってみたら、ビリヤード部屋だったんですね。
当時の政府高官や実業家などの邸宅には、玉突所を設けてたそうです。


御料浴室
あれ?湯船がないよ?と思って、説明を見たら掛かり湯形式の浴室ですって。
排水は、真ん中にある溝で、床が中央の排水溝に向かってやや傾斜している舟底型なんだそう。
当然、床&壁はヒノキ造り。

一見、質素な建物に見えるんですが、細かなところが実に手が込んでいて
今では見ることの出来ない伝統技法が数多くありました。

自分の実家も同じような作りをしている部分があって、めちゃ広すぎて
ビックリしましたが、どこか和んでしまう建物でもありました。

一見の価値あるので、沼津に寄られた際はぜひ訪れてみてください。


沼津御用邸記念公園
静岡県沼津市下香貫島郷2802-1
℡:055-931-0005
入園・観覧:400円
駐車場:2時間300円
時間:9時~16時30分
休み:無休

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする