7月、ペルーに行く。
久しぶりだ。
半年もいかなければ、また新しいレストランが増えているだろう。
南米では、ペルーのレストランは、かなりいい線いっていると思う。
すくなくとも、ブラジルよりは、美味しいのではないと思う。
ブラジルには日本食レストランはたくさんあるが、どこも旨い、というほどのことではない。
なんというか、繊細な味を感じられない。どこも大味だ。
ブラジルの日本食では、やはり、丹下セツ子さんがやっているレストランが一番おいしかった。
シュラスコは、高級も低級もなく、どこも同じで、なんというか、いい意味で適当な感じだ。
ペルーは、日本食と、中華、イタリアンがお薦めだ。
イタリアンはどのレストランでも美味しい。ただし値段ははる。
日本食は、今のところ、スイスホテルの寿司、刺身だろうか。ただし、価格と皿は一致しないが。
麺類は、「善」がいい。天ぷらそばなら、まあいける。
それほど安くはないが、ピザもいい。大きな専用のピザ焼きガマで焼いてくれる。何件かあるが、どこも旨い。
友人が、ステーキ専門店をやっている。
ここで、前回たべた。ペルーの牛だという。
最近はペルーの牛もかなりレベルが上がって、アルゼンチンの牛をわざわざ食べることはない。
日本の霜降りは、好き嫌いがはっきり出るだろうと思う。
僕は、霜降りはそれほど好きではなく、ほどよく固い肉、霜降りでない肉の方が好みだ。
一度食べて、また食べたくなるものって、それほどないが、
浜松にいたころ、友人が煮干しを手で三枚にして、そのまま生姜醤油で食べることを、何回か経験したが、
その味は、その食べ方は、子どもころの食事を思い出した。
思い出すと、なんとなく涙が出る。
煮干しは、特別なもので、あの煮干しは近所のスーパーにはない。
もう一度、食べたいと思うが、もうそんな機会は、巡ってこないだろう。