虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

煮干しの三枚おろし

2013年06月29日 | Weblog

7月、ペルーに行く。

久しぶりだ。

半年もいかなければ、また新しいレストランが増えているだろう。

南米では、ペルーのレストランは、かなりいい線いっていると思う。

すくなくとも、ブラジルよりは、美味しいのではないと思う。

ブラジルには日本食レストランはたくさんあるが、どこも旨い、というほどのことではない。

なんというか、繊細な味を感じられない。どこも大味だ。

ブラジルの日本食では、やはり、丹下セツ子さんがやっているレストランが一番おいしかった。

シュラスコは、高級も低級もなく、どこも同じで、なんというか、いい意味で適当な感じだ。

 

ペルーは、日本食と、中華、イタリアンがお薦めだ。

イタリアンはどのレストランでも美味しい。ただし値段ははる。

日本食は、今のところ、スイスホテルの寿司、刺身だろうか。ただし、価格と皿は一致しないが。

麺類は、「善」がいい。天ぷらそばなら、まあいける。

それほど安くはないが、ピザもいい。大きな専用のピザ焼きガマで焼いてくれる。何件かあるが、どこも旨い。

 

友人が、ステーキ専門店をやっている。

ここで、前回たべた。ペルーの牛だという。

最近はペルーの牛もかなりレベルが上がって、アルゼンチンの牛をわざわざ食べることはない。

日本の霜降りは、好き嫌いがはっきり出るだろうと思う。

僕は、霜降りはそれほど好きではなく、ほどよく固い肉、霜降りでない肉の方が好みだ。

 

一度食べて、また食べたくなるものって、それほどないが、

浜松にいたころ、友人が煮干しを手で三枚にして、そのまま生姜醤油で食べることを、何回か経験したが、

その味は、その食べ方は、子どもころの食事を思い出した。

思い出すと、なんとなく涙が出る。

煮干しは、特別なもので、あの煮干しは近所のスーパーにはない。

もう一度、食べたいと思うが、もうそんな機会は、巡ってこないだろう。

 

 

 

 

コメント
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