昨夜のTVタックルが面白かった。
憲法9条の問題をあつかっていた。
共産党が主張する内容は、どこかおかしいが、議員さんは必死だった。ユートピアだと自民党議員が指摘していたが、その通りだった。
共産党は、戦後、憲法のお陰で、自衛隊の隊員が一人も死ななかった、という。
いまだに、こんな愚かな主張を繰り返して、国民が納得するだろうかと思う。
戦争は、相手がある。相手は、こっちの憲法のことなど関係なく攻撃できる。それがなかったのは、憲法のお陰だと言う。
こんなことはあり得ないのは誰でもわかる。戦後、戦争しなかったのは、自民党政治の結果である。
有事になれば、基本的に憲法は、紙切れであるからだ。
中国がロックオンした話も出たが、外国では、ロックオンされれば、反撃するのが常識だと言う。
では、そのとき日本は反撃すればいいのか、というバカなことを顔を真っ赤にして反論していたが、これもおかしくて、
相手は、日本が反撃しないことを知っていてやっているわけで、反撃を常とすれば、ロックオンなど最初からしない。
事実、中国も韓国も、ほかの国も、平気で反撃し、それによって死者が出てても、問題にはしない。
反撃をいうなら、せめて座して死を待つくらいの覚悟を言って欲しかった。
年寄りは戦争には行かない。行くのは孫たちだ、みたいなことを言っていた人がいたが、
どうも、憲法改正に反対の人は、将来の戦争のことばかりを、ああでもないこうでもないと言うが、
そんな未来のことではなく、
今の自衛隊が外国に派遣されたときのことを、一番に考えるべきだろう。
自衛隊は、現代では外国に派遣されるわけだから。それも、まさに軍隊という姿かたちで。