虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

ウソに聞こえる

2014年05月29日 | Weblog

特に勉強したわけではないが、大戦まえの世界は、白人国家による植民地化がすすんでいたらしい。

あの手この手で触手をのばすわけだから、それを拒絶するなら、争うしか選択はなかったろうと思う。

かつて、スペインが南米を征服したような手練手管を用いていただろう。

アジアはほとんどが白人国家の植民地になっていて、日本だって、明日は我が身だったろうと思う。

南米はスペイン、ポルトガルに征服された。

丁度信長の幼少期の時代あたりだろうか。この征服され、植民地化されたニュースは、秀吉、家康、江戸幕府にもはいっていただろうと思う。

キリスト教を排除しているが、これは、どんな理由だったのだろうか。

想像するに、おそらく彼らは、彼の国からの植民地化を恐れたのではないか、と思う。

あるいは、日本をたぶらかすには、日本人は賢すぎたか、強すぎたのか、それで諦めたのか、または小さな島国では興味もなかったか。

 

広島大学で、慰安婦の授業をやっていたそうだ。

恐ろしい話で、慰安婦が学問の対象になるのか、はなはだ疑問だ。

学生は出席しなければ単位が取れないので、イヤでも授業をきくことになるのは気の毒だ。

 

アフリカ大陸は、資源の宝庫だという。

なのになぜにアフリカ大陸は発展しないのか、一つの謎らしい。あるいは、理由は明確なのに、それを言えないのか、分からないが、

どうも、列強国の植民地化が一番大きな悪影響を及ぼしたのではないか、と誰かが説明していた。

素人には、想像もつかないが、もっと根源的な理由がありそうな気がする。

もともと発展だとか、進歩だとか、豊かだとか、そんなことには興味がないのではないか、あるいは一種の畏れもようなものを抱いているのではないかと感じている。

 

それにしても、中国の横暴さには驚く。

集団的自衛権や、憲法改正に反対している人々は、主張していることを、日本ではなく、中国に向かって、今こそ大声で言うべきだろうと思う。

しかも、徒党を組んでやるべきだろう。でないと、主張していることは、全部ウソに聞こえる。 

 

 

 

 

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妄想

2014年05月25日 | Weblog

テレビによく出る青山さんが、中国は妄想にかられていると言っている。

 

妄想って、僕にも経験がある。もちろんこんな国際的な問題ではなく、極めて個人的なものだが、

外国に住んでいるとき、現地の人の妄想には、辟易した覚えがある。

些細な事実を指摘して、ありもしない結果をでっちあげて、それを事実の如く主張する。

生きている以上、食事もするし、車も運転するし、カラオケもいく。注意しようがしまいが、そんなことは関係なく、なんでも陥れるためにはウソの結果を捏造する。

恐るべきことで、とても太刀打ちできないなと実感した。

それは、日系人に顕著な傾向だった。

 

ある商社の駐在員から話をきくと、駐在員の引き継ぎ事項に、「日系人との付き合いはしない事」という注意があると言っていた。

これは経験上よく理解できた。

注意しても防ぎようがないから、はなから付き合いをしないというわけだ。

 

この構図って、隣国とよく似ているなと思う。

軍隊はあった、慰安婦もいた、慰安婦の募集もあった。これは事実だが、これからウソの結果を導き出す。

日本軍が南京にはいった、殺し合いもあった。これからウソの結果を導き出す。

 

ほとんどの人に共通しているのは、妄想をつくりだすの能力、想像を絶する嫉妬心や僻み、被害者意識のかたまり、タカリノ構造。

日本人では敵わないだろうと思う。

 

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真っ赤な誤解

2014年05月18日 | Weblog

広島、長崎への原爆投下は間違いなく、虐殺だ。東京空襲も同じだろう。

無差別大量殺人。当時から禁止されていた。

学校でも、周囲からもアメリカに対する憎しみや、残酷さなどを教えてもらうことはなかった。

どちらと言えば、アメリカに対するあこがれの方が強かった。

アメリカの意図も当然あるが、日本人も同じように考えたのではないかと思う。

今考えると、結果、よかったかな、と思える。アメリカに対する憎しみなど微塵もないからだ。

アメリカでは、原爆を使うのは戦争を終わらせるためのやむを得ない手段だったと、子どもに教えていると言う。

子どもの頃は、サンセット77とか、西部劇だとか、アメリカへの羨望ばかりがつのるテレビ番組を見ていた。

アメリカインディアンは、戦闘的で、野蛮で酷いなあと思っていた。

番組では、大きなコップにオレンジジュースや牛乳を大量に入れて、しかも全部を飲まないで、そのまま放置する映像が流れる。

車は格好よく、大きかった。

 

教育によって、将来のほとんどすべてが決まってしまう、そんな気がする。

宗教、同じ宗教でも、さまざま分かれてもう同じ宗教とは言えない分派があるし、その数は膨大だろう。しかも、お互いがお互いを尊敬しあうことは困難で、主張はかみ合うことはない。

その後の人生観も、大きく違ってくる。

日本憎しと教えれば、国民はそうなる。

最初に頭に入った知識や常識は、その後、間違っていても修正には時間がかかる。容易には直せない。

技術も同じだろう。

頭の柔軟性は、人間は持ちえない。

それでも、自分の頭で考えて、自分で結論を出して、自分で決めていると、信じている。

実はそんなことはなくて、それまでの教育によって大きく左右されている。

自分で判断している、なんて自分で自分を・・・・、真っ赤な誤解だろう。

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立場は逆でも

2014年05月14日 | Weblog

マンガの鼻血が話題だが、

権力のある側の神経質な反論には、ちょっと奇異な感じを受ける。

専門家を登場させて、もみ消しに躍起になっている印象だ。

 

原発事故発生は、民主党時代で、自民党は、

鼻血や体調不良については、当時から声を大にして民主党に訴えてきた。それが、今は因果関係が認められていないと主張している。

素人には、何が何だか、さっぱり理解不能だ。

こうなると、もう本当に被害者のことを考えているのか、国民のことを思っているのか、分からない。

政府は、そのどちらも考えてはいないのだな、訝っている。個人的には、そうだと考えている。しかも、

愚かなる国民だと、、権力者が考えているのは、これだけでもよく理解できる。

 

国民は、なんとかしたいのだが、民主党になろうが、自民党になろうが、結果が同じ、というのはなにもできないのと同じで、やりきれない。 

 

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2014年05月12日 | Weblog

TPPは、合意できるかどうか、それだけが報道されている。

もっとも、いくら反対を主張しても、アメリカの意向には逆らえないだろうと思う。

なにせ、アメリカの軍事力に守ってもらっている以上、日本は受け入れざるを得ない。

 

人生にはお金が有り余るほどあっても、精神的に苦しい、悲しい人は、たくさんいるだろうと思う。

そんなに持った経験がないので、想像だが、たぶんそうだろうと推測している。

ところが、お金がなくて幸せに暮らしている人は周囲にはいないように思う。

幸せというと、ちょっと違うかもしれないが、心に余裕があって、僻まないで、羨ましがらないで、変にへりくだらないで、

人生を楽しんでいる、という意だが。

こっちのほうは、経験上判る。

 

若いころなら、歌の歌詞にもあるような、貧乏でも、二人だけでアパートの一室で、幸せに暮らすことだってあるだろうが、

これは、一時の期間で、そのうち子ども出来、学校にも行き、という現実が襲いかかってくると、そうはいかなくなる。

やはり、お金の威力を感じざるを得ない。

 

アメリカは、とにかく一時間なんぼの国だと聞いたことがある。

それほど、お金に対する執着心は尋常ではない。

日本も同じようになってきたようだ。

お金を求めてあくせくするのは、疲れる。が、社会のシステムがそうなら、仕方がない。

 

外交は軍事力だと言う。

拳法の先生が、力なき正義は無力だと言っていたが、いろいろな意味で、これは理解できる。この力は、軍事力でも権力でも金力でも、同じだろう。

しかし、多くの場合、悪が力をもっているので、如何ともしがたい。

 

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お花畑

2014年05月08日 | Weblog

お花畑って、言葉が使われる。

まあ、のんびり日常を過ごし、争いなんかファンタジーだと信じて疑わない人々のことを言うらしい。

平和ボケと昔は揶揄されていた。

ホントは、このように揶揄されている時代が最高な時期なんだろうと思う。

揶揄が揶揄で終われば、これほどいいことはないからだ。

 

人間は、ホント一代限りの知恵しか持てない動物だと思う。

歴史に学ぶなんてことは、だから、全くできないだろう。

積み重ねができるのは、目に見える世界の出来事だけで、

目に見えない心の世界は、積み重ねどころから、伝えることさえできない。

 

中国は、歴史認識などどうでもいいと考えているのではないかと思う。

事実であろうが、ウソであろうが、利用できるものならなんでも利用するということだ。

証拠があろうが無かろうが、そんなことにはかまわずにとにかく大声で叫んで、相手をやたら責める、それに徹しているように思う。

生きることに対する姿勢は、そうでなくちゃ、と考えているのではないかと思う。

立派な言葉は、飯にはならないことをよく知っている。

そこへ行くと韓国は、ちょっと違う印象だ。

もっと根暗で、嫉妬心だけがエネルギーの源泉で、それだけで生きているようなところがある。

比較することは、優劣をつけることで、韓国は、やたら比較しているように感じる。

恨だとよく目にするが、ちょっと違うように思う。

 

歴史は繰り返すと言うが、繰り返すのは本来学ぶことができないからで、

しかも、人間はより賢くなれると思いこんでいるのも間違いで、利口にはなれない。

お花畑だと、バカにされる時期が、やはり最高の期間だろう。

長く続くことを祈らずにはおれない。

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非正規

2014年05月02日 | Weblog

政治の世界は、素人には皆目見当がつかなくて、どうでもいいと思ってしまう。

TPPは以前は反対論が多く聞かれたが、最近は、そんな話は聞こえてこない。

国賓のアメリカ大統領が来日したが、その真意などなんでもいいと思ってしまう。

国民にしわ寄せがくる政策だけは、とって欲しくないと願っているだけだが。

 

韓国の沈没船事故は、すべての意味で悲惨の極致だが、

船長やクルーは、正規の社員ではないという。日本で言う派遣労働者、あるいはバイトだとかパートだとか、そんな立場だろうか。

これが事実とすれば、

はやいはなし、ロイヤリティーはおろか、責任を遂行する使命感を持て、と要求する方が土台無理ではなかったかと思う。

そうしなかったのには、それなりのあつかいしか受けていなかったからだろうと、想像している。

 

格差社会とは、つまりはこういった社会を目指していることになるのではないか。

 

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