虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

テロの時代

2009年08月22日 | Weblog

現大統領のアラン ガルシアが、フジモリ大統領の直前の政権を握っていたとき、ペルーのテロは本格化した。

その当時の話を聞いた。

笑って話をしていたが、笑って思い出を語れれば、もういい時代だ、ということになる。

フジモリ大統領は、テロの鎮圧に成功したが、

その罪で服役している。

 

夜になると、ワラルの街中をテロ団が行進を始める。

家々の戸を叩いて、行進に参加させる。拒否はできない。

一団は100人以上で一組。何組も行進をする。

恐怖の瞬間で、人々は眠れない夜をすごす。

警察はなにもできない。考えられない事態だ。

テロリスタは、人影に潜んでいるわけではない。日常は普通の生活者とかわらない。

当時は、毎日どこかで警察官や長と名のつく立場の人々が殺されていた。

有名な企業のはいったビルや送電線の爆破も、日常的に発生し、一般民衆が犠牲になっていた。

資金調達のための誘拐も頻発。

テロの慰安婦要員、少女たちの誘拐も重なった。

地方の町では、麻薬常習者や女装した街娼が次々殺されていた。

 

軍隊で、フジモリ政権はテロを一掃したが、一掃の中に一般人がはいっていた。これがやりすぎになった、と判断され、有罪。

街中の壁には、「フジモリ 無罪」とのキャンペーンがまだ色あざかに残っている。

 

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ルクマ

2009年08月21日 | Weblog

以前、ペルーに生活していたころとは、気候が違う。

明らかに異なっている。

「雨が降る」のだ。

今朝、街中に出ようとドアを開けると、雨が降って、道路を濡らしている。

ペルーの海岸地帯は雨は降らない。霧雨が関の山だ。

こんな経験は、初めてだ。

 

昨日、日本で知り合ったペルー日系人の家族が住むクレブラという村に行った。

不況でペルーに戻ってきているのだ。

村でたった一軒のインターネットカフェをやっている。

PCを10台くらいか、置いて商売をしている。繁盛しているようだ。

庭を見ると、ルクマという果物の木があった。いくつか実をつけていたので一つもいだ。

普通市場に出ているルクマは茶色だった記憶があるが、このルクマは緑色だ。

二、三日で 食べられるという。

ルクマは中身がオレンジ色。アイスクリームにすると美味しく、かなり人気も高い。

この種も日本に持って帰ろう。芽が出るだろうか。

 

昨夜は、日系人がやっているレストランに行った。

満員だ。

黒鯛を油で揚げて、メンシィーという中国の味噌で蒸した料理を注文した。

かなり美味かった。

メンシィーなら日本でも売っているので、作ってみよう。

 

ペルー滞在も、帰国まで10日ほどになった。

明日はゴルフを楽しむ。やっと一日時間が取れた。

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パパイヤの種

2009年08月20日 | Weblog

ホテルの部屋でNHKを見た。

ボルトが世界新記録で優勝した場面を、見られるかと期待したが、

放送権だかなんだかわからないが、テレビは音声だけだった。

残念。

 

リマから北へ80km程度か、ワラルにまた来ている。

ついでに24日からATAURAに行くための厚手のジャンパーと運動靴を購入した。

リマで買えば、もっと安いがリマで時間が取れそうもないので、適当なところで手を打った。

昔、ペルーにはなかった美味しいパパイヤが市場にある。

ペルーのパパイヤは、野性的でかなり大きく、味もいまいちだったが、

このパパイヤは小ぶりで、美味しい。値段は日本円で100円。

種を乾燥させて日本に持って行こう。観葉植物にはなってくれるだろう。

 

ATAURAのことを友人たちのペルー人に話しても、誰も知らない。それほど小さな地図にもなかなか載らない町だ。

緑内障に効く薬が、高山病を防ぐというので、それを二つ飲むようにすすめられた。

血液がドロドロになるので、スポーツ飲料を頻繁に飲むことも教えてもらった。

コカの葉を、ガムと一緒にかんでいくと良いといわれた。

コカの葉は、日本では当然犯罪だが、高山では普通に売られている。

全部を用意して行く。

以前、4000mの高地の湖で鱒つりを経験しているので、それほどは心配はしていない。

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レストラン乱立

2009年08月14日 | Weblog

友人の息子さんがレストランを開ける。

リマ市の、高級地帯に更地からレストランを建設した。

「した」というのは正確ではない。

今月末に、新聞社や関係者を招待して、開店セレモニーをする。

日本食中心のレストランにするという。

レストランの名前は「まいど」。

息子さんは、アメリカで修行し、シェラントンホテルやスイスホテルで腕を磨いて、

日本食激戦区のリマ市で勝負を挑む。

リマに滞在中にいけないが、応援しよう。

 

南北アメリカで最高のシェフの称号をもつガストンという人物がいる。

ペルーのレストラン業界を牛耳っている。

どの店も彼の名前だけで売れる。今一番ホットな人物の一人であることには違いない。

何回か行ったが、

店のデザインや雰囲気は洗練されている。が、

中心の料理や従業員の態度は、評判、権威とはなんら関係がなかった。とはいえ、

彼の一言は大きな影響力をもつ。息子さんは彼とも交流している。

 

リマの日本食は、人気が高い。どこもお客さんでいっぱいだ。

「日本食」とはいうが、特に寿司は、日本の寿司の常識を超えた代物になっている。

「あれ」を寿司というは、首をかしげてしまうが、おいしければいいのかもしれない。

日本の、寿司を売りもにしている板さんは、怒ってしまうかもしれない。

巻物は、「まき」と表現し、「まき」専門の店もある、しかも満席だ。

サンドイッチ感覚に近いが、高い。

しかし、実は、高いから「売れる」のも事実だ。

日本食にかかわる言葉も、これからはどんどん生まれて一人歩きしてしまうだろう。

それはそれで時代の流れなのかもしれない。

 

リマ市で、日本人に合う日本食を提供してくれるのは、

「ZEN」という日系人がシェフの店だ。今回も行った。

寿司もおいしい。その上、ほかに比べて高くない。

それに昔からある「松栄」。ただし、板前のノリ君に作ってもらわなければならない。

ノリ君の刺身定食は、かなりおいしい。

他の日本食レストランは価格と内容と味がつりあわない。

 

友人の息子さん、開店を数日後にひかえて忙しいので、たずねるのを躊躇している。

12月にペルーに来たときにでも、よろうか。

 

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アタウラ行きの予定

2009年08月11日 | Weblog

PCに向かうチャンスがなくて、やっと今日書くことができる。

 

リマは、交通量が多くなって、渋滞が続いている。

車は、相変わらず売れているという。

ホテルは、とにかく高い。レストランも、高い。でもお客さんがいっぱいだ。

ペル-の経済は、かなりいいようだ。

 

希望していたATAURA行きの日程をやっと確保した。

友人が、日産パトロ-ルで一緒に行こうという。それに博物館の方も同乗することになった。

カメラを持っていないが、携帯でなんとか撮影しよう。

ATAURAには24日から行くことになった。

HUANCAYO(ワンカイヨ)にまず行って、そこからハウハを通って、アタウラに向かう。時間的には30分もあれば大丈夫だろう。

ワンカイヨまでは長丁場だ。

UFOはともかくとして、鉱泉にはいってみたい。寒いだろうな。

HUANCAYOには日本の科学者がいる。もう何十年も生活しているとの事。機会があれば、お会いしたいと思っている。

 

落ち着いたら、詳しく書くことにします。

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