虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

ドアを開けると

2009年06月30日 | Weblog

 

昼、少し前、玄関のドアを開けると、黒煙が出ていた。

火事、だとすぐわかった。ほんの1分後、サイレンの音が近づいてきた。

マンションの8Fからすぐ携帯で撮影。

直線で距離で150m程度か。すぐ近くに見える。

大難を小難に、小難を無難にと、思った。

 

マンションの前に消防車が2台到着。

ここから消防士の動きが激しい、あっというまにホースをセットし、現場まで伸ばす。

消防車はほかの場所でも準備を開始。

消防士は完全防備。この暑いさなかきびきび声を掛け合って行動している。そばで見たい衝動にかられたが、邪魔になるので上からみていた。

 

放水開始。このあと、放水がなんぼんもでていた。

あっというまに鎮火。

消防士の活躍を感じた。

 

火事に遭遇したのはこれで二度目。

火事は、目の前でみると本当に恐ろしい。

積み上げたものを、すべてを灰燼に帰す。

 

賽の河原の、石積みを思い出す。

ひょっとしたら、賽の河原は、火事から連想された場面ではないかと思った。

子供が石を一つ一つ積み上げる。石は丸こいから安定感がない。それでもできるだけ高くしようとする。

いいところまでくると、鬼が来て壊す。それにもめげず、またはじめからやり直す。

これの繰り返しが、賽の河原だ。

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冷やしきしめんが気に入った

2009年06月29日 | Weblog

昨日、名古屋の新幹線ホームで、冷やしきしめんを食べた。

390円。美味しかった。ペタペタ、フニャフニャ、適度なコシがあって、気に入った。

 

人が一生付き合う友人はどのくらいだろうか。5本の指で充分足りるだろう。

いや、足りない人もいるかもしれない。

友人の付き合いをする。お互いが相手を尊重した行動をとれば長続きもするだろうが、一方が相手の気に入らないことや、一種裏切り行為をすれば、それでその関係は終わる。

そこには許す、許さないということもあるが、許すことができなければ、顔を合わす事はもうないだろう。

ここに利害関係があれば、弱い方が耐えるしかない。

外国の日本人の狭い社会や、会社の中、あるいは何かのグループなら利害関係があろうと、なかろうと顔を合わす機会はいつでもある。そんなときでも挨拶くらいはしなければならない。

お互いがお互いを尊重すると、言葉では簡単だが、実際には困難なことだ。

価値観が違うから、仕方ないかもしれない。

結局は、相性がいい、というわかったような、わからないことに落ち着く。

 

もう亡くなった人たちだが、仮にAとBにしよう。

ある日、ある場所で、Aさん夫婦に、向こうからBさん夫婦が近づいてきた。

彼らは、昔からの、知り合いであったが、付き合い関係はなかった。

お互いにもう60歳は超えていた。

Bさん夫婦は、

「申し訳ありませんでした」

と、深々と頭を下げて、謝った。

Aさん夫婦は、それが何を意味するかよ~く理解した。

20年以上の期間をかけて、Bさん夫婦は謝罪した。

この話を、Aさん夫婦から直接聞いた。

なぜ、謝罪したのか、僕にはわからないとAさんは言っていたが、事実はよ~~く理解していたことが、その表情からわかった。

謝罪する方は、いつしようか、いつしようか、と迷っていたのか、あるいは謝罪なんか必要ないと考えていたのが、人生半ばを過ぎて考え方が変化したのか、わからないが、そこには真面目に生きてきたことが感じられる。

一方Aさんは、あのやろう、と思っていたのか、忘れようと思っていたのか、あるいはもしかしたら自分の誤解だったかもしれないと、思っていたのか、心に傷として残っていたのだろうか。それが長い年月を経て、ある日突然、謝罪を受ける。

この日は、一瞬でそれまでの年月が縮まってしまったのだろう、と思う。

どんな、ドラマが二組の夫婦にあったのだろうか、知る由もないが、

人生にドラマがある、ドラマをつくるのは、それが悲しいことでもつらいことでも、

よかったこと、なのかもしれない。

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ろくでもない選挙だが・・・

2009年06月27日 | Weblog

今日は名古屋に行く。久しぶりだ。

名古屋には、県会議員を、もう長い間やっている高校時代の同級生がいる。

一度彼に会いに行ったことがある。

歓迎してくれて、夕食をともにした。そのときちょっとびっくりしたことがあった。名古屋だから当然、トヨタに乗っていると思ったが、違うメーカーだった。

いろいろあるという。

 

もう一人の友人は、脱サラして企業を起こし、ちょっと前までは大変な成功を収めていたが、最近の不景気のあおりをくっているという。

それでも、事業を縮小せず、続けている。脱帽だ。

 

例の、13兆円のアメリカ国債の話は、ネットのさまざまな意見を読むと、どうもマスコミは無視してしまうようだ。

 

選挙が近づいてきた。

現代の権威は間違いなくマスコミだ。

無党派層は誰に、どの政党に投票するかの決定権を、マスコミに握られている。本人はまったく意識しないが。

一般民衆が知っている情報などは高が知れている。

日々報じる内容に視聴者は影響を受ける。

 

政治家には、一般人とは違った使命感が必要だ。

命をかける警察官、消防士、自衛官に似た使命感。

その使命感をもった人が政治家になるべきだと、思っている。ところが、

そのための選挙は、どうしようもなく、ろくでもない方法だ。

が、これに勝る方法がないと思われているから、選挙をするしかない。

 

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続報は出ないか

2009年06月26日 | Weblog

 

アメリカの国債13兆円の、続報が出ないし、テレビでも取り上げない。

ちょっとがっかり。

マスコミはなんで取り上げないのだろうか。

13兆円って、単なる個人や、単なる会社単位では処理できない額だ。

拘束されたのは本当に日本人なのか、偽なのか。

こいうときこそ、マスコミの出番だと思うが。

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なんだ?漫画?

2009年06月25日 | Weblog

 イタリアで日本人が、13兆円相当のアメリカの国債をスイスに持ち出そうとして拘束されたニュースを知った。

新聞は、もう何十年も読んでないので、知るのが遅かった。

このニュースは、報道されたかどうかも知らない。

この国債は偽造とわかり、偽造なら罪にはならないと、イタリア当局は日本人男二人を釈放。ミラノの日本総領事館も二人の行方を把握していない。

詳しくはhttp://mainichi.jp/select/jiken/news/20090616k0000e040086000c.html

一読して、このニュースは、「嘘」・・・・・、くさい。嘘くさいというのは正確ではない。つまりたったこれだけの内容でおしまいというのは、疑問が残る。

13兆円相当のアメリカ国債なんて度肝を抜く。イタリアも、偽造であっても提示や使用がなければ罪を問えないと釈放。おまけに日本領事館も知らぬ存ぜぬ。

二人の男が、13兆円もの気の遠くなる国債をスイスで何とかしようと思っても、まず信用されないだろうし、相手も当然調査するだろう。現実性がまったくない。

国債の偽造なら、紙幣の偽造と似たようなものだから、事情だけ「はい、そうですか」

と聞いて、おしまい、なんて信じられない。

領事館も拘束された時点で、すぐ飛んで行ったはずだ。「今後は注意してね」なんてことでおしまいにしたとは、おもわれない。

まんがのようなお話で、おしまいにしていいんだろうか。

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必要無駄

2009年06月24日 | Weblog

110年ほどまえに、日本人がペルーに移住した。

ペルーには南極からの寒流、フンボルト海流のお陰で、おいしい魚がたくさんいる。

「鰹」がよく獲れる。

当時、カツオはペルー人は食さなかった。日本人が食べるようになって、ペルー人も料理するようになった。

僕がペルーに行ったころ、「松栄」という立派なおすし屋があった。もちろん今でも存在するが、経営者や板前さんは代わってしまっている。

そこで最初のころ、板さんをやっていたAさんと友人になって、一度思い出話を聞いた。

ペルー人はカツオを食べないので、二束三文、10円程度でカツオを仕入れをしたそうだ。それを、寿司にして売る。

一匹10円は、当時でも安かった。

寿司は一巻10円。一度お客が注文すれば、元がとれたそうだ。

それで、ずいぶん利益を上げたと聞いた。

 

現在、寿司を売るレストランは20軒はあるだろう。どこもかしこも高い、高すぎるが、ペルーのお金持ちがたくさん行く。

 

下の絵は鯖。鯖や鯵もペルー人は食べない。食べないが港には売られているので、時々買いにいった。二束三文だ。

大量に買うと、

「犬にでもやるのか。犬には魚はやらないほうがいいよ」

といわれた。

「犬・・・?こんな旨い魚を犬になんかやらないよ。自分が食べる」

と答えると、目をぱちくりさせていた。

「どのように食べるんだ?」

「教えると、高くなるから、教えない」

と笑って答えた、ことがある。

 

無駄を削るだけ削って、コストをぎりぎりまで抑えて、従業員の数も限界まで耐えなければならない、いまの商いのあり方からすれば、

無駄を必要とした古きよき時代だったかもしれない。

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上納金

2009年06月23日 | Weblog

 

セブン・イレブンのニュースを見た。

フランチャイズのシステムはまったくわからないが、

期限切れ近くなった商品を安く売ることができなかったことは、驚きだ。

僕には、ひどいなあ、という印象と、

アメリカ型の商売は、やはり日本人には合わないと思った。

 

以前にも書いたが、

一つの商品が、仲買を通して消費者に渡るのは、消費者が損をしているように見える。仲買を全部取り払えば、直接消費者に行き着く。すると、仲買の分だけ安価になる。

この、不合理な流通経済は、日本独自のものだろうと思う。

ところが、アメリカの影響を受けた大きな会社は、仲買を取っ払って、ものを安く消費者に提供するようになった。

賢いと、思う。

一時は、いいだろう。

ところが、これは仲買は職を失う、個人商店は勝負ならないから、長い目で見れば、国全体の損につながる。

 

フランチャイズはロイヤリティーを本部に払う。もちろんそれだけの価値があるからなのだが、

横文字で言えば、格好いいが、早い話、やくざの上納金と変わらない感じがする。

やくざはまだ下を守ってくれるが、現代経済学の知恵を集めた集団は、最先端をいじめている。

ニュースからこんな不埒な印象を感じた。

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褒めて伸ばす

2009年06月22日 | Weblog

 

ほめられサロンというブログパーツを貼ってみた。

めちゃくちゃほめてくれる。

ほめられることには、慣れていないので、思わず笑ってしまう。

 

「褒めて、伸ばす」方法は、日本のものではない。

どこから来たのかわからないが、多分、アメリカだろう。

そのせいで?、日本には極端なナルシストが多くなった。まず自分を認めて欲しい、という欲求が強い。自分の周囲の誰かが賞賛されることに不快感を示す。

褒めて伸ばすこと、これはまだ日本人のものになっていない。

 

アメリカンドリームは、貧しい人にはチャンスが転がっていることだ。世界から人が集まって、頂上まで上る。

そのためには、間断なく努力をする。人には負けまい、有名になろう、お金をつかもう、という魂胆は、アメリカ人にはごく普通のことなんだろうと、思う。いい、わるいの問題ではなく、それが身についている。

褒めて伸ばすのは、それだけの歴史がある。

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漬物

2009年06月21日 | Weblog

何でも、好き嫌いはうまく説明ができない。

食べ物などは、典型だ。

好き、としかいいようがない。

 

サッカーは好きではない。理由はない。ないけれども、好きじゃない部分が目立つ。

日本選手の、サッカーの闘い方は、外国選手に比べてきれい過ぎる。きれい過ぎるのが、スポーツとしては本来は当たり前なのだが、

サッカーは、いかにうまく反則をして、または相手の反則を呼び込むかで試合が決まることが多いような気がする。

スポーツの中では、ほかとは異質だ。

 

日曜日だというに、雨では鬱陶しい。

 

テレビで紹介していた漬物をつくってみた。

ヨーグルトの中に適当に塩を入れて、その中にきゅうり、とろろいも、なす、食べたい野菜をいれれば、翌日には、おいしい漬物ができる。しかも乳酸菌がいっぱいだ。

不思議とヨーグルト味も、においもしない。とても気に入った。

おいしかったのは、とろろ芋、カブ、ナス。

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無駄遣いポイント

2009年06月20日 | Weblog

エコポイントをもらえる商品がたくさんある。

テレビ、車、クーラー、冷蔵庫など、信じられないくらいポイントがつく。

エコは、なんのエコなのかわからないが、とにかく安くなればいい。

各メーカーは業績を伸ばすだろう。

エコとは、二酸化炭素をださない、環境にやさしい製品のことだろう、とは想像がつく。

ところが、事実は逆で、環境が人間に優しい。

だから、本当は、車を使わない、テレビを見ない、クーラーも冷蔵庫も使わない、こっちの方がはるかに、エコに協力している、ということにはならないか。

ただ、これでは、経済活性化にはつながらないから、ダメだ、ということになる。

なら、エコポイント、ではなく無駄遣いポイントのほうが、的を得ている。

と、嫌味のひとつも言いたくなるエコポイント制度。

 

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バスタ・バスタ・バスタ

2009年06月19日 | Weblog

昔、フジモリ政権に対して、

「バスタ・バスタ・バスタ」

と、ペルーの前大統領のトレドが叫んだ。

もう充分すぎるほど充分だ、という意味だ。

トレドが大統領選挙の時に、民衆に「バスタ・バスタ・バスタ」と叫んだ様子がテレビで流れた。

その光景で、バスタという言葉がもつ感覚を膚で知ったときだった。

 

人を殺害したら、基本的に自分の命でしか償えない、と考えている。

殺意を持って人を殺し、5年以上10年以下の懲役は、遺族にはむごすぎる。

法治国家なら、仕方ないが、むごい、酷過ぎる。

 

補正予算の中身は詳しくは知らないが、つぎのような指摘がある。

『「エコカー」、「エコ家電」にかこつけて、役所の公用車が1万5000台=588億円、地デジ対応テレビが7万1000台=71億円、購入される。』

植草一秀の『知られるざる真実』に詳しい。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/ 

これも、むごすぎる。

日本国民は、本当に穏やかな人種だと思う。

 

役所を守るための政権は、もう「バスタ・バスタ・バスタ」。

殺人犯を守るための法律は、もう「バスタ・バスタ・バスタ」。

冤罪者の主張をきかない役所も、もう「バスタ・バスタ・バスタ」。

ほとんど意味はないが、穏やかな人種がするたった一つの愚痴かもしれない。

 

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紫とうもろこし

2009年06月18日 | Weblog

家の近所に八百屋さんがある。

昔ながらのお店だ。

さんちゃん農業って言葉があるが、サンちゃん八百屋だ。

ここで時々、とうもろこしを買う。もうゆでてあるやつだ。一本200円。

日本のとうもろこしは、甘くておいしい。

ごはんと一緒には、食べない。

 

ペルーは、とうもろこしの原産地、だったと思うが、

日本のような黄色くて、甘いとうもろしはない。あるにはあるが、それは全部家畜のえさになる。

種類は違うだろうが、ペルーでは黄色いとうもろこしは食べない。

食べるのは、白くて、中身のひとつぶひとつぶがやたら大きいとうもろこし。味は、かなりそっけない。

料理の、つけあわせに使う。そのまま食べるのは、めったにない。

あとは、乾燥させて、炒って食べる。これは、おいしい。

 

中身が紫色、というか黒に近い紫色のとうもろこしがある。

これは、とうもろこしのままでは食べない。

パイナップルの皮と一緒に煮て、チーチャモラーダというジュースをつくる。見た感じは、ぶどうジュースと同じだ。

このためだけに、紫とうもろこしは作られる。

血圧の高い人には効果があるといわれている。

 

この種をもっていますが、もし欲しい方がいたら差し上げます。

観賞用にもなりませんが・・・。

背の丈がかなり伸びます。

植えてみようというかた、ご一報いただければ、すぐ送ります。

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最近知ったこと

2009年06月17日 | Weblog

多額のODAを中国に渡しても、

ワールドカップの中国の反日をテレビ見れば、だれだって、

どこかおかしいな、と感じる。その中継を見ていた僕は、腹が立つというより、どこか偏っているなと思った。

ほんの少し前の出来事だ。

中国には、天下をとった政権はその前の歴史をしっかり記録する文化が続いている。

もっとも、だからといって、正確かどうかはわからないが。

いつ、当時の記録が白日のもとに晒される時がくるだろうか。

100年くらいの時間の経過をみないと、資料などは出てこない。

とすると、歴史を一番よく知ることができるのは、100年後の人々だということになる。

もう少しすれば、中国や韓国からの激しい批判や非難が真実なのか、間違っていることなのか、わかるときがくるだろうと、思う。

 

遅まきながら、つい最近知ったことだが、沖縄の集団自殺。

日本軍が命令を下して、集団自殺に追い込んだ、とばかり思っていた。有名な文化人がこれを取り上げて、日本軍の血も涙もない姿を非難したからだ。

ところが、真実はまったく逆で、日本軍はそれを制止した。

自決をとめたにもかかわらず、自殺した人の残された家族は生活に困った。そこで、軍に頼んで、軍の命令で自決したことにすれば、生活費を支給してもらえるから、というのが真相だった。

これだって、沖縄の集団自決に興味のない僕には、本を、たまたま読まなければ、知らないことで、ずっと軍の命令だと覚えていたはずだ。

 

学校で教えてもらったこと、ニュースで知ったこと、これらは、

たぶん、半分は間違っているか、巧妙な嘘だろうと、考えてちょうどいいのかもしれない。

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答えがない

2009年06月16日 | Weblog

ホント、不幸は、不幸のほうから、こっちをめがけて、勝手にやってくる。

それもある日、突然だ。

ちょっと以前にも、似たようなことを書いたが、どうも、誰も望まない不幸は、なぜ、やってくるのか、と思う。

もちろん自らが招くことが多いのも事実だ。これは、これで本人も納得するから、仕方がないが、

犯罪に巻き込まれる。相手の不注意で車をぶつけられる。

ホームに立っていただけなのに、いきなり突き落とされる。やった人間は多くの場合は、心神耗弱とかなんとか、罪を免れる。

言葉や、不注意で、その気がなくても、誰かを傷つけることは、よくあることだ。これでなんども失敗している。

それにしても、

信号待ちで、突然追突される。ホームで電車を待っているとき、突き落とされる。歩行者天国を歩いていただけなのに、刺される。

不幸は、ある日、不幸からこっちを目標にしてやってくる。

これにひきかえ、幸福は、なかなかこっちをめがけてやってきてはくれない。こっちが追いかけるほど、逃げていく。

同じようなことは、太古の昔から、だれもが考えて、いまだに答えが出ない。

 

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事故の時

2009年06月15日 | Weblog

最初の交通事故は、長崎だった。

助手席に、女性が同乗していた。

なんてことはない、真っ直ぐな道。坂を下ったところに水溜り、というかドロが混じっていた。それほど大きな水溜りではなかった。

そこに入った瞬間、車がスリップしてコントロールが利かなくなって、そのまま田んぼに突っ込んだ。

気がついたら180度、ひっくり返っていた。

幸い女性はおでこに軽い傷を負っただけだった。が、

心の中は、心配で仕方なかった。

「こんな程度なら、たいしたことないので、気にかけないでください」

と、女性が言ってくれた。

救われた一言だった。

 

ペルーで、交通事故を起こした。

世界で一番長いパンアメリカン道路を走っていた。、前にはトレーラーがいた。

夜10時ころだった。

後ろからダットサンに、猛スピードで追突された。

その勢いで前のトレーラーに追突。

サンドイッチ状態だった。

追突される寸前、後方から真っ黒い煙のようなものがモクモクと覆いかぶさってくるのを感じた。

気がついたときは、助手席に倒れこんでいた。

 

自分のミスで事故を起こす。

他人が勝手に追突してくる。防ぎようがない。

人間関係も、さほど変わらない。

自分の、意識できない過ちで人間関係は簡単に崩れる。

他人の、意識できない感情で、ある日突然、傷つけられる。

向こうから、呼びもしないのに、勝手にやってくる。

 

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