虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

後戻りができない

2017年05月06日 | Weblog

ペルーを征服したのは、スペイン人だが、

わずかの人数で何万というインカの兵士を黙らせて、征服し、金塊を本国に送った。

インカ人を殺害したこともたくさんあったろうが、スペイン人は混血を進めた。

意図的、あるいは本能のおもむくままに進めたのか、知らないけれど、混血は今のペルー人を代表する人種となっている。

これが、ホントの制服で、現地人を皆殺しにするか、混血を進めてしまうのが、侵略であり、

征服なのだろう。

日本人は、まるで違っている。

 

批判、というか悪口は書きやすい。

動画には、TBSや朝日新聞の批判がたくさんある。

しかし、よくまあ、調べるものだなと感心するが、これもまた、必要なことだろうと思う。

昔、井沢元彦が朝日新聞の批判をした本を読んだことがあるが、まあ朝日ってヒドイ新聞だったなと思う。

高校時代、大学受験のために社説を読んでいたが、それほどひどいとはつい考えが及ばなかった。

 

当時は、なんでも活字になっていれば、信用してしまう傾向が一般的にはあったろうと思う。

一種の欠点ともいえる。

現代は、そうでもないだろうが、それでも、新聞に書いてあれば、疑うことをそれほどしないだろう。

ネットとはいえ、そりゃあいい加減な主張だって、嘘だってあるだろうから、気をつけなきゃあと思う。

よく視聴する動画に宇宙を扱ったものがある、宇宙人だの、生命の痕跡だのと興味をそそるが、

ネットにでているそれらしき画像は、注意が必要だといっていた。

しっかりと根拠を示し、だれでも確認作業ができる画像でないと、イケないという。

 

ペルーに駐在したころ、ファックスなんてなかった。国際電話は、自宅からはできなかったので、

いちいち電話局まで行ってかけていた。

一つの質問に回答が来るまでに、時間がかかった。

それがファックスができると、すぐに返事が来るようになった。

それだけ忙しくなった。

当時、日本からの進出企業の駐在員は、一年で、日本で過ごす一生分のゴルフラウンドをしてしまうと、言っていた。

そのくらいのんびりしていたが、現代では、ラインで会話ができるようになっている。

日本にいるのと変わらない。

 

忙しい忙しい、働かなくちゃ、食えない、あまり好ましくない日常だな、と思う。

清貧、なんてことはいつの時代だったのか。

清貧から離れて豊かになると、嘘が増えていくんだなと思う。

そうはいっても、元には戻れないのも、また事実かもしれない。

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2 コメント

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Unknown (kyandoru)
2017-05-06 10:12:34
他人からの言葉は やるせない暴力です。
善人面にも 限界があります。


苦手な勉強しています
ありがとう (eres)
2017-05-12 06:53:45
グリーン、ゴルフでいう最後にカップにボールを入れる場所ですが、そこを手入れしている職人さんが言っていましたが、

グリーンをすべての同じ種類の芝生にすると、安心しきってダメだそうです。故意に雑草を混ぜて、それに負けないように強く育成するんだそうです。

人間社会も同じかもしれません。
避けられない批判や悪口は、意外と、強く大きくなれとエールだと思えばいいかもしれません。

コメントありがとう。
魔法のじゅうたん、まっていますよ。

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