虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

インフルエンザ

2012年02月27日 | Weblog

インフルエンザって、厄介だ。

友人がインフルエンザにかかって、しばらく休んでいる。

ワクチンは、天然痘の時代から効果が証明されていないというし、

インフルエンザ ワクチンに至っては、明確な効果がないことを日本の公的機関が証明してしまったというし、

やはり美味い物食って、じっくり寝ているのが一番なんだろうと思う。

それでもワクチン、ワクチンって、不思議な気がする。

それにしても、タミフルの副作用については、まったく報道されなくなってしまった。たぶん、有り余るほどのストックがあるんだろうな。

4歳の孫がインフルエンザにかかった。

タミフルを飲んだ。幸い副作用はなく簡単に治った。

 

インフルエンザも、不思議で必ず罹患するとは限らない。

この歳になるまで、軽い風邪にはかかるが、インフルエンザになったことがない。家族の誰かが罹患しても、感染することなく今日まで来た。

どうも体力の差とばかりは言えないような気がする。

誰でもインフルエンザのウイルスをとりこんではいるが、発病する人と、しない人がいる。抗体のあるなしだけではなく、体力が物を言うらしいが、

そればかりではなく、インフルエンザウイルスに対抗できる体質のようなものがあるのではないかと、秘かに思っている。

 

生きるって、なんだろうかと時に考える。

考えたって、回答など出るはずもなく、また回答が出たからといって、毎日の生活が変わるわけでもない。

とりあえず目の前の問題を解決しなければならない現実がある。

すぐ解決する問題もあれば、時間のかかることもある。

結局明日は分からないから、今を、瞬時を精いっぱい生きるしか道はないだろうと思う。

 

昔、友人の友人が交通事故にあって亡くなった。

事故後、すぐ立ちあがって、すたすたと歩き、

事故の瞬間、走馬灯のように一瞬のうちに、それまでの人生が映し出されたという。

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臆病

2012年02月23日 | Weblog

細君がペルーから戻った。話を聞くと、

20年、30年前と違って、最近のペルーは、いろいろな意味で、生活しやすいところだ、という。

やはり森羅万象は「変化」するものだと思う。

森羅万象は、なにも目に見える世界だけではなく、人間の心も、感情も、価値観も含まれる。

良い方にも、悪い方にも変わる。

 

ペルーの生活から離れて、すでに10年以上が経過した。

いま思い出すと、イヤなことはほとんど「思い出」になってしまった。

どんなことでも「思い出」にすれば勝ちだと、いった作家がいた。名前は忘れてしまったが、その通りだと思う。

思い出にならなのは、その時のイヤなことを引きずっているのだろう。

いいことは美しさを伴っている。忘れてしまったこともたくさんあるだろう。

 

人間関係では嫌いな人より、好きな人のほうが多い。

好きな人はすぐ心に浮かんでくるが、嫌いな人はちょっと考えないと思い浮かばない。

あの人、この人会いたい人もたくさんいる。

一緒にいて、心安らぐ人も一人、二人いる。

 

ペルーに行くチャンスが巡ってこない。

行きたいと思うが、事情が許さない。

事情はいつ変化してくれるだろうか。

自分が元気なうちにと願っているが、分からない。

森羅万象変化するなら、早く変わって欲しいが、

変えるように働きかけなければならないが、さらに悪化するするかもしれない。

そう思うと臆病になる

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西部劇

2012年02月18日 | Weblog

小沢さんの裁判は、かなりヒドイ裁判で、検察のやり方に寒気を覚える。

もっとも、それなりの権力のある立場にないと、そんなヒドイ仕打ちは受けないだろうが、

権力のあるものが、権力のあるものを簡単に悪人に仕立てることできることが、白日の下にさらされたこになる。

これがドラマなら、検察って、かっこいいなで終わるが、真逆では、悲しい話だ。

村木さんの裁判と今回で、議員や高級官僚も、おちおちやってられないな、と思った。

現代がそうなら、昔から同じ構図だったのだろうと想像できる。

消えていった人々はさぞかし無念だったろうと思う。

上が上なら、そりゃあ下も同じで、

一般国民なら自由自在にできてしまうだろうと、想像できる。

子どもの頃、アメリカの西部劇をテレビでやっていたが、出てくるインディアンは悪者に描かれていた。

そういうものだと刷り込まれてしまったが、実はそんなことはなく、意図的にインディアン(今ではインディアンとは言わずネイティブアメリカン)を悪者に仕立てあげ、白人の正当性を主張していたという。

日本では刑事ドラマが盛んだが、権力者側の格好よさだけが目立つが、

事実上は、まったく反対だったとは、

昔の西部劇となんら変わらない。

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満足だったと思う

2012年02月14日 | Weblog

けっこう訪問していたあるブログが、かなり以前から消失してしまった。

理由は想像もできないが、ちょっと残念な思いがする。

一期一会って言葉が、なんとなく身にしみた。

 

人には、それぞれ何かする場合、訳がある。

その訳は、他人には、また理解不能なことが多い。

昔、会社の中で、人間性において、尊敬できる先輩がいた。一橋を出た秀才だった。

それなりの地位について、仕事をこなしていたが、ジェネラルマネージャーとしての資質には恵まれていなかったらしく、専門職に異動になった。

しばらくして、ある日突然自殺してしまった。まだ50代の働き盛りだった。

誰もが理由を知りたがって、ああでもない、こうでもないと、噂しあったが、

その先輩と打ち解けた友人はいなかったらしく、結局は分からずじまいで、そのまま忘れられてしまった。

当時は、残念な思いだけが残ったが、

ふと、自殺という手段を選んだ本人は、満足だったのではないかと、思えるようになった」。

 

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空想

2012年02月10日 | Weblog

TPPって、ほんのちょっと前までは、あちこちで反対運動が繰り広げられたが、あれは何だったのだと考えてしまうほど、あっけなく日本は交渉を始めた。

もっとも、反対運動があっても、報道されなければ、一般人には「無い」と同じだが。

杞憂ならいいが、TPPは、とんでもないほどの禍根を残すだろうと思う。

久しぶりに六本木に行った。

有名な交差点は煩雑とし、汚かった。汚れていれば、犯罪の温床になる。かつての、憧れの感覚はなく、単に汚かっただけだった。

 

太陽系が有する太陽を旋回する惑星や、惑星をまわる衛星、さらにはるか彼方からやってくる彗星など全部含めても、太陽の0.1%程度だという。

感覚的には、蚊のような小さな虫がブンブン太陽を回っているような、そんな感じだ。

どうも、これまで絵などで見てきた感覚からすると、太陽がそれほどまでに圧倒的な大きさだという印象がない。

誤解というより、絵の描き方が悪かったのではないかと、思う。

水、金、地、火、と並べた絵には、太陽も描かれることが多いが、その際、太陽を円で描くとその大きさに誤解が生じる。円ではなく、直線に近い感じで書けばいいかもしれない。

 

それぞれの民族には特有の文化や習慣がある。

宗教によっても、かなり異なる。

当然、民族によって、衝突する習慣も文化も、伝統もある。ときには法律や、ルールや常識に触れることだってあるだろうと思う。

この場合、どっちらかに従うことになるが、多くの場合は「量」によって決まってしまう。

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暮らせればいい

2012年02月07日 | Weblog

中学までは、静岡県の田舎に住んでいた。

当時は、貧乏だの金持ちだのと、考えたこともなかった。

周囲に、いかにも金持ちだな、という門構えをした家などはなかったからかもしれない。

どこからか、バイオリンを習っているだの、ピアノの音色が聞こえてくることもなかった。そんな都会的な話題もなかった。

将来は金持ちになりたい、なんてだれも考えもしなかっただろうと思う。

アメリカでは、お金がある無し、金儲けが上手い下手で、頭の良さを測るそうだ。

どんなに優秀でも、貧乏なら頭がよくないと、日常的に使われる。

日本では、頭がいいというのは褒め言葉になるが、アメリカではどうなのかわからない。

 

人生は、確かにお金ではないと思うが、お金がなくても凛とした、立派な人にはそうそうにお目にはかかれない。

お金のために自殺する人だってたくさんいるわけだから、お金って想像以上に、人生に対して威力がある。

端的言って、たぶんお金が原因だろうと思うが、あるいは不景気で職を失うとか、倒産だとかで自殺する人が大勢いて、自殺を防ぐ標語が国会で取り上げられたが、

国会で質問するくらいなら、なんとか助ける施策でもうてばいいものを、と素人思う。

原発事故処理だって、災害被災者だって、のんびりして遅々として進まないのは、結局はお金を使うのがイヤなだけだろうと思う。

為政者にとってみれば、お金は命などよりはるかに大切にしなければならない価値なんだろうと思う。

 

贅沢できなくとも、暮らしていける金子があれば、それでいい、と言った昔友人がいたが、

実はこれは、傾聴に値する感覚だと、いまさらながら思う。

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