虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

リンゴの種を植える

2012年03月26日 | Weblog

お金の力は想像以上にすごいなと思う。

もっとも、そんな世界には昔から縁がなかったから、すごいなと思ったことなどなく、しかも青臭くお金だけがすべてじゃないなどとのんきなことを言っていたが、

事実は、お金だけで世の中が動いていると、このごろ感じている。

原発被害者や災害の被災者への救済策は、遅い上に、どこなくおかしいと感じている人は少なくないだろう。

自分や自分の家族を守るために精一杯の人は、ほとんどの人はそうだろうと思うが、言葉だけではなく、手伝いや寄付やなんらかの奉仕をしたいと願っていると、思う。

なにもできないことに一種罪悪感にも似た感覚を抱いている人だっているだろう。

 

増税に胡散臭さを感じる人もおおいだろう。

もらってしまえば、あるいは預かってしまえば、もらった側の勝ちで、自由に使いきってしまうのは、目に見えている。

今までがそうだったから、これからは、子孫に借金を残さないため、などと巧いことを言っても、もはや信じる人は、少ないだろう。

希望を失うことが多くなった。が、

どこかで読んだ文章、明日地球がなくなることになっても、今日リンゴの種を植える、って文章がおとぎ話ではなく、現実に近づいている気がする。

日記@BlogRanking

 

 

 

 

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グローバル化

2012年03月18日 | Weblog

自分のことは、ともかく横においておくと、

どこもかしこも、なんとなくおかしいということが多すぎるような気がする。

もっとも、順調に進んでいるときは、多少変だと感じても、やり過ごしてしまうことが多々あるから、おかしさは今までと変わりないだろうと思うが、

圧倒的に経済的にあるいは精神的に困っている人が多い現実では、今までのようにすんなんりとは行かないような気がする。

昔は、国会の論戦などは一種の劇場で、シナリオがあって、それに従って行われ、双方の顔を立てることに終始した、と識者が指摘していたが、そんなものだろうと妙に納得していた。

グローバル化というが、グローバル化は人的資源も経済的にも、入り乱れてということになる。

整然と移行することはない。

入り乱れれば、格差というか、労働者の賃金は抑えられたまま、富の一極集中化は必然で、時代にのればうまくいくし、失敗すれば底辺になってしまう。

世の中は、どんな世界でも、成功者は圧倒的に少なく、失敗者の方がはるかに多い。

さらに、外国と問題を起こすことは少なくなって、国内の治安や争いをとめることに忙殺されることになる。

忙殺ならいいが、たぶん放置になるだろう。

なんとなく、日本はそんな世の中に一歩踏み出した感がある。

 

 日記@BlogRanking

 

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段々明らかに

2012年03月10日 | Weblog

瓦礫処理を日本全国で行うことは、なかなか自治体で容認されない。

一応安全基準を満たした数値のものしか処理を任せない、ということになっているが、これまでの政府のウソの、というか隠蔽体質というか、肝心なことを発表しない姿勢のつけがあるから仕方ないかもしれない。

仮に各自治体に任せたとして、そこまで運搬する費用や手間を考えたら現地に処理施設を建設した方が早いし、放射性物質の拡散を防ぐ意味でもいいような気がするが、どうなんだろうかと素朴に思う。

故郷は離れがたきものだが、執着するのもどうかと思う。先祖伝来の土地を守る、一所懸命に守ることも伝統、文化として日本人には根づいているが、それほどのこだわりは、個人的には首をかしげたくなる。

 

さっきNHKで、復興予算があるのに、それのつかいかたに手間がかかり過ぎて、結局は民間の寄付や援助で復興が進んでいることを識者が感動しながらコメントしていたが、

このコメントを流すくらいなら、せめてそのあと、行政の手間のかかりすぎを検証しないと、

行政は民間の善意を思い切り利用するだけ利用してしまう。 

官僚や役人のパラサイト根性は尋常ではない。

 

原発事故当時、中枢にいた人々の発言の議事録が残っていないことになっているが、素人にはウソに聞こえる。

先ごろ当時のやり取りが報道されたが、メルトダウンの可能性を指摘した人物が誰なのか思い出せないと「平気」でコメントしているが、これも当然知っているだろう。

歴史を動かす中枢に存在している自分を意識している筈だから、誰かが必ず個人的にでも日記なり、記録を残しているだろう。

枝野さんが当時の発表、原発事故について発表の批判を甘んじて受けると、コメントしていたが、聞いている方は「冗談じゃない」ではすまされない気持ちなる。

ウソを言おうが、知っていても発表しないでおこうが、

これで済んでしまうことを知っている。

だんだん明らかになってくるが、10年後20年後では話にならない。

日記@BlogRanking

 

 

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ブログ更新をのんびりと

2012年03月04日 | Weblog

ブログ更新の頻度が少なくなった。

 

政治家というのは、本当にすごい人たちだな、と思う。

叩かれても、罵倒されても、馬耳東風のような、逆に相手を屁馬鹿にしたような態度でいる。

実際には心はボロボロなのかもしれないが、それを表面には出さずにいる。

こんな芸当は一般人にはできない。

 

政治を理解するのは難しい。例えば、消費税。

賛成、反対があるが、同じ政治家同士で意見が分かれる。

総理は不退転の決意をするほどだから、消費税を上げなければどうしようもない事態がこの国を襲っているのだろうと思うが、反対が少なからずいるのは、

僕のような素人は、実はどうしようもない事態などではないな、と考えてしまう。

TPPも同様で、それなりの専門家たちが賛成反対を主張している。

日本にとって必要なら、多くの専門家が賛成する筈だと、考えてしまうが、こっちも多くの専門家が反対するのは、どこかがおかしいと思っている。

 

日記@BlogRanking

 

 

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