虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

激しい思い込み

2013年01月31日 | Weblog

柔道の監督が暴力指導で問題になっている。

けっこう報道されている。

監督の映像が流れる。

この監督は、童顔だがインタビュー時や、意識しないで撮影された顔にも、なんとなく一種思い込みの激しさを感じてしまう。

簡単に言うと目が飛んで、あらぬ方向を見ている。

自分の意見ややり方に絶対的な正しさを信じ、それを周囲にも押し付けるような、周囲が容認しないと、それにまた激怒するような性質、そんな印象をもった。

 

昔、自分の周囲にこの監督によく似た人物がいた。

付き合いが浅いうちは礼儀正しく、え~~そこまでというくらいよく奉仕や労働を惜しまない特徴があって、一見好ましいと思うが、

ちょっと付き合うと、思想や考え方に柔軟性が乏しく、しかも認めず、その上妄想が激しかった。

それが分かったので、すぐ距離を置いたが、DVで離婚していることがあとで分かった。

 

人間にはそれぞれ性質があるが、

思い込みの激しさが強いのはいただけない。

他人の主張ややり方、好みを認めないのも頂けない。

それにしても、教育委員会や学校、こういったなんとか連盟は、どうしてこうも後から後からバカバカしい会見を、恥ずかしくもなくするんだろうか、と考え込んでしまう。

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ロットワイラー

2013年01月30日 | Weblog

名古屋でロットワイラーに咬まれた事件があった。

ロットワイラーは飼ったことがあるので、残念だ。

ただ、テレビで訳知りのというか、詳しい人というか、専門家というか、その人が、

「ロットワイラーは気にいらないことがあるとすぐキレる」

と評価していたが、どうも違うような気がする。

それほど体躯の大きな犬ではないが、恐怖映画ではたいていこの犬がつかわれるので、おっかないイメージが定着してしまっている。

たいてい尾っぽを切り落とすので、姿かたち、歩く格好もなんとなく恐ろしげな感じだ。

経験からすると、ロットワイラーは賢さでは犬の中でもかなり上だろうと思う。

忠誠心は、おそらく1、2を争うだろう。

「すぐキレる」ことは経験したことがないが、

飼い主に対する忠誠心はある。

庭で遊んでいたとき、ロットワイラーが体当たりをしてきた。このとき、足元をすくわれ、フワッと体が浮いて転倒してしまった。

すると、犬は「飼い主に悪いことをしてしまった」と感じたのか、知らないけれど、僕にはそう思えたが、すぐに僕から3m程度離れて、ハーハーしながら、あらぬ方向に視線を移している。

その格好は、「ああ、なんてことしたんだ」という感じだった。

しばらくそのまま倒れたままにしていたが、犬もそのままじっと待っているような感じだった。

どのくらい時間経ったのか、2分か3分だろうと思うが、

「○○○」

と呼ぶとすぐこっちに来て、顔を舐めるしぐさをした。

そのとき、犬はとてもうれしそうだった。

この犬は調教師に頼んでいろいろ指導してもらったが、覚えが早く、びっくりしたことがある。

 

ペルーでは、警察犬はシェパードから、ロットワイラーに多くが交代している。

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最低賃金

2013年01月28日 | Weblog

どこの国に生まれるかで、大半の人生が決まってしまう。

今でも、否、今だからこそか、権力者が底辺の人々を食い物にしている国がたくさんある。

日本に生れて本当に良かったと思う。

北朝鮮では相変わらず餓死者出ていると言う。

現代の社会で、しかも誰もが平等だとうたっている共産主義の北朝鮮で、空腹で死ぬ人が絶えない。

権力者は、主義主張など、実はどうでもいいんだろうと思う。

自分たちだけが旨い物を食べて、優雅な生活がおくれればと、それを望んでいるのだろう。

高尚な、小難しい思想などは、結局は観念論の空理空論とたいした違いはない。

 

一時期、日本は自由主義社会だけど、社会主義が一番理想とした社会に近いのではないか、と言われていた。

ほんの少し前の社会がそうだったが、

今の日本は、ごく少数の権力者、持てる者と、底辺がとんでもなく広がってしまったいびつな社会になってしまっている。

経済は基本的には内需によるだろう。

内需は、底辺に生きている人々を持てる者にしないと、拡大はしない。

 

最低賃金、なんて言葉は昔は聞いたことがなかった。

ペルーに行って初めて、最低賃金という概念を知った。

だから、途上国のやむを得ない政策だと思っていたが、今の日本では普通に、当たり前のように最低賃金という言葉が飛び交っている。

最低賃金、この言葉が死語になるような社会が、いいだろうに。

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天地の開き

2013年01月26日 | Weblog

福島県双葉町の公式ホームページ

http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/

ここに町長の退任のあいさつがある。

その中に気になることが一杯書いてある。

いくつかを書き出すと、

●東電と国は事故を絶対起こさないと言っていたこと。

●正式な謝罪と見舞がない。(形のあるものではないこと)

●放射能の片付けをさせられること。

●事故の原因者を確定すること。

●我々の受けた損害のメニュー作成すること。

●回復の限界と代替を請求すること。(仮の町、借りの町)

●回復の請求をすること。

読むと、国も東電も、残酷だなと思う。

いまだに、原発事故被害者になんにもしていない、ことになる。

お見舞と謝罪もない(おそらく東電と国からだろうと推測するが)というのは、菅政権は、何というか、明らかに苦しむ日本人をもっと苦しめるための政権だった、ことが分かる。

当時の政権にいた議員さんが、また当選したことが信じられない。

事故の原因者を確定すること、というのは、いまだに不明と言うか、特定できていないことになる。特定できなければ、誰にも責任も原因も存在しないことになる。だから、お見舞いも謝罪も、補償もできない、というのだろうか。

いまだに、特定できなければ、今後ももし事故があれば、同じように原因者を特定できなくて、お見舞いも謝罪も、回復の請求先も不明だ、ということになる。

読んで、想像以上に原発事故被害者は、酷く扱われているんだな、と感じた。

 

詳しく報道して欲しいと思うが、無理だろう。

アルジェリアのテロ被害者の扱いと、天地の開きがある。

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ウソ

2013年01月25日 | Weblog

歴史の勉強は、確かに面白くなかった。

今思うと、暗記だけで、

日本人の血に脈々と流れているだろう誇り、自尊心、思いやりなどのアイデンティティーなどには一切触れてはくれなかった。

それだけ暗記しなければならない項目が多すぎたのか、あるいは日本人の日本人たる所以には触れない意図があったのか、分からない。

ただ、日本を、または日本人はどうしようもない、などという教え方をした教師はいなかった。

また、逆にいかに素晴らしい民族であるかを語る先生もいなかった。

これは幸いだった、かもしれない。

高校の時、日本史の教師で、かなり偏屈な先生がいた。この先生は東大を出ていた。

教科書を使用せず、岩波文庫をつかって授業をしていた。胡散くさかったが、授業じたいは面白かった。

いわゆるマルクス史観で、江戸時代真っ暗、戦前真っ暗、という今思うとヒドイ授業だったようだが、当時は、なるほどと思ったものだった。

 

韓国は、日本が併合する以前には、

とんでもなく貧困で、精神的にも、物質的にも、文化的にも、文明的にも、

日本の教師たちが昔嬉々として教えた「日本は戦前真っ暗歴史」と同じような状態だった。

面白いもので韓国は、併合以前は真っ暗などとは教えない、逆を教える。

 

9.11によって、アメリカはイラクと開戦した。

アメリカが主張した理由は、ことごとくウソだった、というか、間違っていたことをアメリカが言っていた。

原発事故当時、菅政権だった。

枝野さんが出て、政府の発表を述べていた。

その内容は、ウソだったのか、間違っていたのか。

こっちのほうは、明確なウソだった。

 

現代でもウソを平気で主張するなら、

昔の歴史は、ウソで塗り固められているだろう。

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難しい日本語

2013年01月23日 | Weblog

新聞は、もうずいぶん以前から読んでいないので、ニュースはテレビから知る。

ニュースは、時々報道ステーションを見る。

古館さんが喋る日本語が、どうも分かりにくい。

話すとき一つの文章が長すぎることと、修飾する言葉が多すぎる。

けっきょく何を言っているのか訳が分からなくなる。それでも特に不便はないが、もう少し何とかならないかと思う。

報道ステーションを見ている人は多いと思うが、同じような感想を持っている人はいないのだろうか。

 

時々、保育園に孫を迎えに行く。

保育園に行くと、先生というか保育士さんが、

「おかえりなさい」

と、挨拶する。

どうも、これに違和感がある。

こっちは、保育園に行く時、「ただいま」とは言わずに「こんにちは」というから、だろうか。

いまだに慣れない。

 

以前バイトをしていた職場では、先に帰るひとが、

「お疲れ様です」

と、言って退社していく。

このときはこっちに挨拶しているとは思えなく、反応ができなかった。ところが、そういう場に何回か立ち会うと、

どうも、ここでは先に退社するひとでも、帰る時には、

「お疲れ様です」

ということに気がついた。

言われた方も、同じように、同じ言葉を繰り返していた。

とにかく、なんでもかんでも、この言葉一つで済ませている、という感じだった。

先に帰るひとは、せめて、

「お先に失礼します」

と言い、された方が、

「お疲れ様でした」

と、ねぎらいを普通にできればスッキリするものをと思うが、

僕が間違っているのだろうか、と考え込んでしまう。

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勝手

2013年01月20日 | Weblog

日本新聞協会は、石破幹事長に軽減税率に新聞、書籍、雑誌を適用対象とするよう要請した、という。

食料品なら良く分かるが、人間はヤギとは違うので、新聞や書籍、雑誌などは日常的に食べない。

増税しなければ、日本がもたないと、マスコミは論陣を張ったが、

この要請は、どこかちょっとなと思う。

身勝手の極みだろう。もっとも、ここまでしないと今の世の中勝ちぬいていけないかもしれない。

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現実

2013年01月18日 | Weblog

対人関係が苦手な人がいる。

僕もそつなくこなすことはないが、挨拶だけは大きな声で掛けるように心がけている。

バイト先で、けっこう見ず知らぬ人と行き交う。

こっちが挨拶しても、どう対処していいのかわからない人もいる。

口の中でもそもそと何かを言っているようだが、さっぱりこっちに伝わってこないから、分からない。

それでも同じ日本人なので、なんとなく相手の出方というか、反応には理解できるところもある。

今日も

「お先に失礼します」

と声をかけたが、なにも聞こえてこなかった。

なんとなく、背中に、一種温かみのある視線のようなものを感じた。

これが相手が外国人だと、反応がさっぱり不明だ。

不明と言うのは、相手の出方が分からないから、なんとなく笑うしかない。

 

外国でなにか事件に巻きこまれて人質になったり、自然災害の被害に遭ったり、

そんな場合は、日本の国は「何もできない」ことを、知っておかなければならないだろう。

人命第一、と関係国に伝えるのが日本にできるたった一つの対策だ。

しかも、たいてい日本の主張は関係国には現実離れしている。聞いてくれる可能性は極めて低い。

つまり、言葉だけで、具体的なものはない。

しかも、運悪く人質になったり、災害に出くわし、救出を待っている場合は、「優先順位」がある。

各国にはそれぞれ事情がある。自分たちの事情に合わせて「誰をまず救出」するか決める。

日本人は、優先順位は高くはないだろう、と想像している。

現実として、日本はこのような国なんだと、知っておかなければならないだろう。

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自己防衛

2013年01月15日 | Weblog

中国の大気汚染が尋常ではないようだ。

車の排気ガスや工場の排煙だろうが、度が過ぎているのだろう。

毒ガスと違って、日本の放射線汚染と似たようなもので、万人に「直ちに」影響が出るわけではないだろうが、時間と共に足音もなく悪影響は出てくるだろう。

こうなると、健康をたてに禁煙だとやかましくキャンペーンしたり、規制することが、笑えてくる。

ただ、日本では、あいかわらず吸い殻が道路に落ちている。

これだけでも喫煙場所を規制するのは意味がある。

病気の原因を、すべてとは言わないが、喫煙に求めるお医者様は信用できない。

喫煙よりも、大気汚染の方がまだ説得力がありそうだ。

 

中国製品や韓国製品はできるだけ買わないようにしている。口に入るものは勘弁して欲しい。

信用できない、の一点だけだ。

日本を「憎く」思っている人々がつくったものに信用してくれ、というほうが無理な相談だろう。

検査を通過しているから大丈夫だ、と大声で言われても、その検査に信用が置けない。

日本だって、放射線量については都合が悪ければ隠蔽したり、発表しなかったり、好き勝手やっている。

 

自己防衛というが、これまでは自己防衛の判断はマスコミが流す情報によって決まってしまうが、

これからは昔からある知恵に頼るしかなさそうだ。

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合わない

2013年01月14日 | Weblog

今日は大雪だ。

子どもの頃はシモヤケができた。足の小指が酷かった。

ちょっと暖かくするとやたらかゆかった。

あまりのかゆさに我慢できずにいると、母親が針を消毒して、それで患部をちくちく刺し、黒い血を出してくれた。

これが有効な方法かどうか知らないけれど、針で刺すほうが、痒さに勝って痛かった記憶がある。

シモヤケから解放されたのは中学生のころからか、と思う。

今の子供はシモヤケなどは知らないかもしれない。

 

報道されている教師の体罰を苦にして自殺した高校生の話が悲しい。

子どもは、意外と親には言わない。

親に言うときは、よほどのことなんだろうと思う。

娘によると、子どもの頃いじめられたと言っていた。何故親に言わなかったのか、問うと、

「心配するから」

と応えた。

イジメで子どもが親に言うときは、おそらく我慢の限界の時だろう。

言った時が最後の瞬間だと知る。

子どもはそれでも「大丈夫だから」と言うにきまっている。

 

自由主義社会、資本主義社会に生きているから、お金を稼ぐことは一番大事なことだが、

それも行き過ぎれば拝金主義、極端な合理化、サービス残業などが当たり前になる。

人間は昔から頑張れば無理なことでもやってしまう。やってしまえば、理不尽でもそれが当たり前になる。

これが怖い。

ワタミで、また人が亡くなった。

一方で利益を追求している会社が、もう片方で介護の仕事をするのは、合わない。

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あっという間

2013年01月05日 | Weblog

時はあっという間に過ぎる。

あれほど悲しいと思ったことも、癒されていく。

嬉しかったことは思い出になってしまう。

時が過ぎるあるいは、待つ、という感覚は人間だけのもだろうか。

犬が主人の帰宅をじっと待つ、あの感覚を犬は「まだかな」と感じながら待っているのだろうか。

それとも、時間が過ぎる感覚はないのだろうか。

 

外国に長く住んだが、これから外国に住んだ時間と同じ時間が過ぎるまで、生きていることができるだろうか、と考えてしまう。

外国に住んだ時間は、今思うと、あっという間だった気がする。すると、あっという間に死を迎えることになる。

そう思うと、苦しみも、悲しみも、喜びも、あるいは誰かを恨むことも、それほど意味があるとは思えなくなってくる。

不思議な感覚だ。

となると、今をどれだけ懸命に生きるかだけに、価値があるような気がしてくる。

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