へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

視点を変えた「NHK受信料論」

2007年10月17日 03時24分29秒 | Weblog
今回は、少しばかり視点を変えて考えてみたい。
私の場合は、半年分を銀行の自動振り替えで払っている。
一ヶ月に直すと1,300円位か?。
これを、「高いと思うか、安いと思うか」は、その人の「価値観」によって変わってくる。
さて、私の場合は「安い」と思っている。
1300円では、本が何冊帰るであろう?。
本によっては、買う事も出来ない。
本に限らず、1300円で一体何が出来るのか?。
「私がNHKの番組から得る情報によってもたらされる利益」は、その数倍、いや、それ以上かもしれない。
一方の民放の場合はどうであろうか?。
受信料は関係なく見ることは出来るのであるが、得られるものは、「その場限り」のものが多い。
すべてが悪いというつもりは「毛頭無い」。
しかし、視聴している時間から考えると、非常に効率が悪いのである。
悪い言い方をするならば、「時間の無駄」と言う事になる。
ここでお断りをしておきたい。
昔から民放が嫌いであったわけではない。
過去においては、結構見ていた時期も有ったのだが、年とともに見る時間が減り、現在では「ゼロ」と言ってよい状態に成ってしまった。
けして年を取ったからだけではない。
何年か前のことであるが、フジテレビの日枝会長がこう言っていた。
「NHKは再放送が多いが、フジテレビは再放送はしない」と。
この発言に私は言いたい、「再放送はしない」ではなく、「再放送出来ない」のではないかと。
再放送する値打ちのある番組があったとしても、「民放と言うシステム」では、再放送は困難なのである。
スポンサーが、再放送にどれだけのお金を払うであろう?。
新しい番組を作って、新しいスポンサーを探す方が楽ではないだろうか?。
そのほうが儲かるはずである。
余程良い番組でなければ、再放送は難しいのである。
その点、NHKは再放送しやすい上に、「再放送に値する」番組も多い。
私など、録画して繰り返し見る事もよく有り、その度に認識を新たにする事もよく有る。
「有形無形の利益」を考えれば、別の考えも出てくるのでは?。
「経済効率」が、比べ物に成らないのだ。
「無形の利益」(子供の躾、教育など)は、意識しなければ気が付きません。
「タダほど高いものは無い」と言うように、「民放はタダで見られる」と言っていては、知らないうちに大事なものを失ってしまいかねません。
「安もの買いの銭失い」とも言います。
一ヶ月1300円余りの受信料が「高いか安いか」、もう一度考えてみては?。


コメント (1)
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