陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

塗装始めちゃいました。

2008-05-07 21:16:16 | 渓流タモ
もう五月の連休(僕には関係無いが)を過ぎたと言うのに、
とても釣りに行けるような身体の状態ではなく、
TVの釣り番組で、
70歳になろうかというオッチャン(村田 満さんです)が、
元気に川の中を飛び歩いている姿を見て、
あぁ、俺の身体は一体何なのだと恨めしくさえなってしまう今日この頃

まだ少し早いかなとも思いつつ、少しでも釣り気分にでも浸ろうかと、
製作中の渓流タモの塗装を始めた。
伐採から半年以上経つから、多分大丈夫・・・。
着色や目止めをどうするか、塗料をどうするか散々悩んだが、
肌が弱く本漆は絶対にカブれるだろうと、カシュー塗料一本で行くことにした。
只今、六回(淡透に黒をほんの少し混ぜたのを五回、淡透だけを一回)の塗装が済んだところ。
目止めも、水性ステインによる着色もしていない。
色的には、ものすごくいい色が出た。
だが、塗装の難しさと言ったら。
技術的な問題もさることながら、埃の問題(埃はご法度です)、臭いの問題、
一人暮らしなら問題ないのですが、専用の工房が欲しくなる所です。
塗装に関しては、様々な失敗を繰り返しながら経験を積んでいくしかないでしょう。
この先、また天然木のタモを作るかどうかは分かりませんが。

ところで、カシュー塗料って面白い名前ですよね。
以前から不思議な名前だなぁと思っていたのですが、
実はカシューナッツが原料だからだったんですね。
それから、カシューの透明というのは、カシュー自体の色が入っていますので、
透明単色でも、結構味わい深い飴色のような感じで。色が出ます。
因みに、ネオクリアー←クリアー←淡透←透と、(淡透と透は逆だったかな?)
右から左へ行くほど透明度が高いそうですので参考までに。

さあ、これからまだまだ塗りを重ねて行きますぜ!








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