陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

碓氷川釣行 3

2008-05-27 20:52:08 | 釣行記 碓氷川編
久し振りに、渓流釣りのスイッチが入ってしまいました。
離島で10年も船に乗っていた為、およそ11年のブランクがあって、
渓流釣りを再開したのが一昨年。
しかし、白内障や脳脊髄液減少症という厄介な病気を抱え、
なかなか思うような釣りはできませんでした。
昨年は、僅か2回、それも30分、1時間といった程度のものでした。
今も思うような釣りはできません。
しかし、釣りに行こうという気持ちは大きく膨らんできました。
釣りに行っても、楽しさより苦痛の面が大きいことに変わりはありませんが・・・。

なんだかんだ文句を言いながら、また碓氷川に行ってきました。
今年、鑑札は利根漁協、上州漁協と受けました。
本当ならば利根に行きたいのですが、ネットで利根上流のダム放水量を調べれば、
行くまでも無い状況でしょう。
先週なんて、毎秒200数十トンなんて放水があった日もあったし、
ここの所も80~100トン以上も放水されています。
この状況がいつまで続くか分かりませんが、
暫くは利根釣行は諦めるしかないようです。
残念ですが。

さて、今日の碓氷川ですが、一昨日の雨でまだかなり水量が多く、
先日行った場所では渡渉点も無く、かなり限られたポイントしかできませんでした。
水の色は良い感じだっただけに、ちょっと残念でした。
碓氷川は、粘れるような大場所が全く無い(訳ではないが)ので、
小さなポイントを2~3投ずつ流し、足で稼ぐといった感じじゃないと釣果は望めないと思います。
その辺が、ちょっと今の僕には身体の状況が許してくれないし、
好みの釣りスタイルでもありません。
大場所は、あるにはありますが、そういった場所には石が入っていなくて、
成魚放流魚の放流直後しか魚は入っていないと言っても過言ではないと思います。
ですから、なかなか大物はいないようですね。
同じ上州漁協管内の烏川では、以前は行けば必ずと言っていいほど、
尺物が出るポイントがあったのですが、砂に埋まったり工事で河床ブロックが入れられたりと、
今では見る影もありません。
僕は、沢や小さな支流に入っての釣りは一切しませんので、
そんな色々な理由で、今年は碓氷川(山女放流域では下流部)への釣行が増えそうです。
でも本当は、気持ちは他の川へ行っています。

今日は前述したように、ポイントが少なく苦労しました。
10時過ぎから3時間ほどの釣りで、アタリが5回。
(なぜか今年は、ハヤやヤマベのアタリは皆無で、針掛かりするのは100%ヤマメかニジマス)
風も強くて、針に乗せられたのは2匹でした。

釣果 山女魚20センチ 一匹
   虹鱒27センチ  一匹でした。

行けば釣れるが、いつも気持ちは他の川。
それは、まずこの川では大物は望めないと言う点。
これに尽きます。
それと、今まで書いてきた様々な理由ですね。
あくまでも、近いから行くだけに過ぎません。

写真が何だか分かりますか?
恐らく、昨年或いは一昨年に張られた、鵜除けのロープです。
10m以上もあるナイロンロープが、川の其処かしこに沈んで漂っています。
草や釣り糸、コンビニの袋など、様々なゴミが絡み付いてしまっています。
長いナイロンロープ、それに付けてある反射テープ、そして、このゴミです。
これは一体、鵜除けですか?それとも魚除けですか?
空中にあるうちならば、鵜除けの効果もあるんでしょうがね。
これも、碓氷川の魚が釣れない理由の一つなんじゃありませんか?
ゴミ清掃の予定があるのならば、是非参加したいですね。
そして、こんな物も全部綺麗に取っ払っちゃいましょうよ!
こんな物を張りっぱなしで、「川を綺麗にしましょう」なんて言ったって、
白々しく聞こえるだけです。
何度も言うけど、碓氷川の魚が釣れないのは、
鵜の食害によるものより、他の部分に多くの原因があるのだと思いますけどね。