陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

目は口ほどに物を言い

2007-02-16 22:36:03 | Weblog
目を見て分かる職業。
代表的なものとして、刑事、ヤクザ(経済ヤクザは分からない人も多いが)
職業軍人(今の日本に現役はいないので、傭兵などで最前線を渡り歩いている人間など)
これらの人は一目見て大体分かる。

そしてもう一つ、これは職業ではないが、宗教に傾倒している人間。
これが一番始末が悪い。
勿論、宗教を信心している全ての人間というわけではないので誤解のないように。
僕は無宗教だが、神や仏を信心する心は持っている。

職業で挙げた人種の目とは全く異質の物を持っている。
前者は独特の鋭い眼光または極めて冷酷な眼差し。
宗教に傾倒している人間の目は何とも表現のしようのない気持ち悪ささえ感じてしまう。
その目を見ただけで、その目で見られただけで背筋にゾクゾクと悪寒が走る。
それこそ、物の怪に憑かれた人間とは思えない目だ。
本人は勿論分かってはいないのだろうが。

ある宗教団体(カルト教団と呼ばれるようなものではない)の施設に
設備の点検に入った事があるが、
数分いただけでその雰囲気に耐えられなくなった事がある。
またある時は、病気を治してくれると言うので、
珍し物見たさで体を診てもらいに行った事もある。
一番凄い力を持っているという人に診てもらった結果、
「あなたの体は物凄く悪くて、私には治せない」と言われてしまった笑い話のような事もある。
これは裏を返せば、僕が入信するような人間ではないと読み取った結果の言葉とも取れる。
その場に居た人は完全に目がイってしまっていた。
その時も早々にその場を逃げ出した事は間違いない。

宗教に傾倒している本人が、それで幸せだと感じるのなら、それはそれでいいと思う。
しかし、それを他人に押し付けるような行為は、迷惑に他ならない。
他人をも幸せに出来ると思って(あるいは思い込んで)いることが大きな間違いだ。
僕は私はこの宗教を信心しているから絶対に幸せになれるんだと言う人がいるが、
宗教活動、勧誘活動に使っている時間を、もっと他の事に使えよ。
そう言いたいものだ。
そうしたら間違いなく幸せになれますよ。
どうしてそれに気付かないのだろう・・・。

僕の知人は、失火から家を全焼してしまったが、
その焼け跡を整理している間中、宗教の勧誘がしつこくやってきて閉口したそうだ。
「あなたの信心が足りないからこのような結果になったのだ」と毎日毎日言われたという。
本当に大きなお世話だ。
病院の待合室などにも、このような人間が隠れていることも多い。
病気、事故、災害、家庭の不和など、人の弱みに付け込んでくるのだ。
人間、弱っている時には引きずり込まれてしまう事も多い。
それが不幸の始まりになったりもする。

充分に気を付けて頂きたい・・・。