陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

脱 「脱ダム宣言」

2007-02-09 21:15:34 | Weblog
長野県で、田中康夫前知事が撤回宣言したダム工事が、
新知事によってまた推進される事になった。

治水、利水に名を借りた破壊への道がまた辿られる。
百年に一度の災害を想定とあれば、いくらでもダム造りの名目などは立つだろう。
自然災害は人間の予測など遥かに超えた次元で起きるのだから・・・。
要するに、ダム造りは巨大な利権を得る為の物に他ならないのだろう。
一度決まっていた物を撤回すれば、
長野県は巨額な国庫補助金を返還しなければならなくなる。

地方は公共事業が頼みの綱。
そんな事情だけは理解できるのですが・・・。

田中前知事も、あまりにも事を急ぎ過ぎてしまった結果、
ダム推進派や身内(役人)から反発を買ってしまったんでしょうね。
もう少し時間を掛けながら改革を進めていっていたならば、
今も知事を続けていて、また違った結果になっていたかも知れないのに残念です。

それにしても、日本全国で無用のダムや箱物が延々と繰り返し造られているのですから。
コンクリートというものは昔から利権の渦巻く物だったのです。








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