多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

●なぜか与謝野馨さんに優しい?たちあがれ日本 元林徹の多摩川から一言

2011-01-16 | Weblog
前回、与謝野馨さんには思想も節操もなく裏切りと呼ぶにすら値しない、みたいなことを書きました

いずれにしても与謝野さんは政治の世界から追われるのでは。誰が追放の旗振りになるのかは分かりませんが、どのみち格好の攻撃の餌食になるでしょう

ところで気になるのは踏み台にされた「たちあがれ日本」が妙に与謝野さんに優しくて理解があることです。普通なら恨み骨髄に徹するとなりそうですが…

除名の声もあったがあえてそうしなかった、民主党政権下では厳しいだろうが頑張って欲しい、と励ましのエールみたいなメッセージを幹部が送っている

えらい気配りでかなり仲良しのお友達だったんだな、と想像できます

ただ政党というものは組織の中の組織だから、鉄の規律とまではいかないまでもけじめはどうなっているの、組織として大丈夫なの、という気もする

たちあがれは新しい政党だから期待している若い人も多いのでは。しかしこういうお年寄りの仲良しクラブみたいなことやっていたら、若い人を大々的にひきつけて組織して党勢を伸ばしていけるのかな

思い出すのは昔、共産党が野坂参三を除名したことです。野坂と与謝野じゃワルのスケールのケタが違うが、共産党はまあ組織としてのスジを通したわけですね

この辺がたちあがれと共産党の議席数というか組織力の違いかな、などと変な所で共産党をほめる結論になりました

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●与謝野馨さんの見事な裏切り 元林徹の多摩川から一言

2011-01-16 | Weblog
民主党の新しい内閣に、たちあがれ日本を離党した与謝野馨さんが入閣するとか。反民主党が看板でイデオロギー色の強いたちあがれからその最大の敵の民主党に移った。すごいワザもあったもんです

こういう思想も主義主張もない変節は、日本では戦国時代とかに少しあったみたいですが明治以降は殆どない

強いて言えば戦前の共産党からの転向というのがありますがわけが違う。転向者には思想を捨てる苦悩とかがありました

はっきりしているのは与謝野さんには思想とか節操とかががまるでないということ

政治家の資質というとカネに潔白とかがよく問題になりますが、思想も節操もないのはカネで問題を起こすよりもっと悪い。そもそもこういう人が政治家になってはいけない

与謝野さんを裏切りだと批判する人は多いでしょうが、ただもう笑って軽蔑するしかないのでは

とりたてて批判しなくても、どのみち与謝野さんは袋叩きにされることでしょうし、それができなければ自民党は組織としてのスジを通せないことになるのでは

ところで組織のパワーというと竹入義勝を除名した公明党・創価学会を思い出しましたが今の自民党にあのくらいの組織パワーはあるか。話が脱線して来たのでこの辺でオシマイにします

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