多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川も梅雨入り

2010-06-15 | Weblog
いよいよ梅雨入りですが、多摩川のある関東周辺は梅雨の始まりがそれほどハッキリせず、気がついたら梅雨っぽくなっていたというところでしょうか

写真みたいな不安定な雲が広がって雨がふったりやんだり繰り返すうちに、天気予報がそんなことを言っていたという具合です

ただ気になるのはここ数年、梅雨や台風でも多摩川はそれほどの増水がなかったことです。ということはそろそろこのあたりで大増水、となるかどうかサテ…

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川の急流を楽しむ 登戸

2010-06-14 | Weblog
多摩川の急流の眺めを楽しめるスポットは川幅が広い中流から下流ではあまりない、というよりか殆どありません。この写真、登戸の舟島稲荷神社の近くはそうした貴重な場所でご覧のように川幅全体に急な流れが広がり、しかも対岸には狛江の緑豊かな田園風景(?)
が広がっています。お勧めの季節は水量と緑の多い初夏から夏でしょう

ところで、この一帯、流れが速くなる原因というか大元の堰堤の工事をしていて一時入れなかったのですが、工事が終わってご覧のように水辺まで行くことができます。あたりの歩道も以前とほぼ同じで、不法投棄のごみ捨て場まできちんと今までどおり捨ててあります

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中野島の渡しの碑

2010-06-13 | Weblog
川崎市は昔の渡し場にステンレス鏡面仕上げのシリーズ物の碑をせっせと設置しています。写真のこの碑もごく最近、今年の春に設置されました

碑文の内容は他の渡し場跡と同じパターンで、ここに渡し船があったが昭和のはじめに廃止されたとあります。ただこの近辺、橋がないのになぜ廃止されたのかは不明です。結んでいたのは対岸の調布ですが、現在の川崎市内にある多摩川の旧渡し場では最北端ではないでしょうか

渡し船が運んだのは東京側からは下肥で、川崎側からは野菜や特産の梨など、とのことで渡し船の時代はいたってエコな時代でもあったのでした

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「どうなる?二子玉川」■ 2 再開発で展望がなくなる?

2010-06-12 | 富士山の眺め
二子玉川の再開発で高層タワーマンションが建ち、これからもまだ建設される予定があるとのことですが、当のマンションの住人はあたりを見おろす大展望で結構なことだろうが、問題は周辺住民は眺めの楽しみはどうなるか、です

二子玉川の南側の住宅地は等々力、上野毛、尾山台、奥沢と続いて自由が丘に到達します。これら住宅地は富士山や二子玉川の花火大会など山の手の高台としてなかなかの展望があります。というか正確にはありました

しかしまわりにマンションが建ちだんだん展望がさえぎられ、というのはどこにもよくあるパターンですが、二子玉川に高層マンションが建ち始めたわけです

聞くところでは特に二子玉川に近い地区からは、展望が破壊されたとかなりの不満が出ているとか。それに再開発の主体は東急ですが、他ならぬ五島美術館の茶室からも高層マンションがデンと目に飛び込むらしい。こういう状況、あの世の五島昇さん、どう思っていることでしょうか

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉川上水 羽村陣屋門

2010-06-11 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
この写真、タイトルの通りというか正確には陣屋の門です。説明によれば玉川上水ができると上水の管理をするための役所の陣屋が設けられた。この門を入ると陣屋敷や水番小屋があったとのことです

門の中には今はもちろんそういう建物は残ってないが、門だけは残っているわけです。ところで場所は先日ご紹介した玉川水神社のすぐ隣で、神社に参拝すれば嫌でも目に入ってくることでしょう

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川の貸しボートは誰が乗る?

2010-06-10 | Weblog
多摩川の河原で、よく見かけるようで意外と見かけないものにデートのカップルと貸しボートをこぐ人があります。デートはさておき、貸しボートはなぜ見かけないのか。これは川なので流れがあるから安心してこげる場所が少ないからでは

この写真、水の流れもゆるく場所は登戸、和泉多摩川から近く交通の便がいいのも加わってか、そういう多摩川の貸しボートの中でもときどきこいでいる人を見かける貴重な存在で、あたりは釣り好きのお年寄りの集まるスポットでもあります

ただ石原慎太郎のヨットなんぞキューバのヘミングウェイに比べれば多摩川の貸しボートみたいなものだという表現もある。このように多摩川の貸しボートは狭くてスケールの小さい文学的比喩にもなっていますが、こういう写真を見れば確かに納得します

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉川水神社 多摩川沿いの寺社シリーズ

2010-06-09 | 多摩川沿いの神社
多摩川沿い、羽村の玉川上水取水堰のすぐ近くにあるこの神社、名前の通り玉川上水の守護神で水神様を祭った神社です。玉川上水ができたのに併せて完成されたそうでかなりの歴史があります。多摩川沿いの寺社シリーズの名にもふさわしく場所も多摩川を見おろすような所でもあります

ただ写真でおわかりのように境内は意外とせまく、ちょっと見には民家みたいに見えなくもない。それに玉川上水の起点に近いのですが、緑の中をノンビリ散策しながらというわけにはいかず、車が突っ込んできそうな奥多摩街道沿いに行くことになります

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ9 ●玉川上水も新緑

2010-06-08 | Weblog
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、いよいよ今回は最終回で終点の玉川上水の取り入れ口付近の玉川上水です。この写真がそうですが以前にもご紹介したことがあります

このあたりの玉川上水は水辺に沿って桜が植えてあり、となるとシーズンはお花見どきですが写真みたいに新緑の季節もなかなかの見ものです

玉川上水と言えば太宰治の入水自殺がワンパターンで思い浮かびますが、ひょっとして太宰先生、こういう新緑で気分がハイになって思わずドボンと自殺したくなったのかもしれません

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ8 ●羽村から先は奥多摩?

2010-06-07 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、今回は終点の羽村の玉川上水取水口のすぐ手前です。前回の福生あたりとどう違うかと言うと、写真のように川幅がせばまり、河原も狭くなって両側から山も迫ってきます。ついでに言うとこのあたり、多摩川でも有数の釣りスポットでもあります

ということは、このあたりから奥多摩エリアで今回のシリーズもいよいよおしまいになりそうですが、話はまだ続きますので次回もどうぞ

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ 7 ●福生は山の中の街?

2010-06-06 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、だんだんと終点に近づいてきました。前回は拝島で、要するにこの辺になると田舎で山が近くなるという話でしたが今回は昭島市の北の福生市であります

米軍基地の街の福生には多摩川沿いの田舎という顔もあり、どういう田舎かというとズバリ写真の通りです。別に説明しなくてもおわかりのように、要するにこのあたりまで来るとさらに山が近くなり建物が殆ど見えなくなる。多摩川の向こう岸にあるのは山と林でそのまた向こうに奥多摩の山並みも見えてきます

なお写真でははっきりしませんが、はるか上流にはJR五日市線の多摩川鉄橋も見えてきます

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ 6 ●森が深くなる拝島

2010-06-05 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の昭島の今回も同じ昭島市で行政区画は同じだが、さらに上流の拝島エリアに入ったわけです

どこがどう変わると言えば写真でもチラッと写っているように山が近くなってきて、河原もだだっ広い草地でなく、雑木林が増えてきて山の中森の中のムードが増してきます

とは言ってもときどき横田基地の米軍機が低空で飛んで、この区間は羽田、調布と並んで多摩川沿いの空港エリアなのでした

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「どうなる?二子玉川」■ 1 「緑地のない街」誕生?

2010-06-04 | Weblog
以前、再開発が進む二子玉川をテーマに、シリーズ物記事「どうなる?二子玉川」を始めると言いました。第1回の今回はズバリ、再開発エリアは最終的にはどうなるかであります

この写真、既に完成したタワーマンションですがその手前左側をご覧下さい。写真ではよく分からないが道路の向こうのこのエリア、今のところ工事中で広々としていますがいずれはここにも高層ビルが建つとのことです。しかも公園や緑地を殆ど作らずビッシリと建物で埋めるつもりらしい。緑と遊園地の街の昔懐かしい二子玉川はこれでオシマイ

ついでに言うと写真には写ってないですが、既に完成したタワーマンション周辺の緑地のとり方も実にケチで申し訳に木が植えてある程度。この分でいけば残念ながら二子玉川の再開発地区は多摩川沿いの再開発エリアでも最も緑の少なくたて込んだ街に転落、となりそうです

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ 5 ●昭島の渓流

2010-06-04 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の立川の多摩川沿いの広々とした草地を離れ再び土手上の道を行くようになると、左手下に見えてくるのが写真のような急流であります

硬い岩盤を多摩川の流れが削って渓流ができたようで、「多摩川八景」の一つにも数えられています。「八景」と言いましたが、八景のランキングでもトップクラスでベスト3あたりでしょう。今回みたいな行程だと高揚感も盛り上がる場所でもあります

ただ意外なのは特に名前がついていないことで、江戸時代頃に何々渓とか、難しい漢語の名前が付いても不思議はないのですが、タイトルのように「昭島の渓流」と事務的に呼ばれています

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ 4 ●立川の「大草原」?

2010-06-03 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の府中の次は立川であります。多摩川の右岸沿いにさかのぼると府中の次は国立では、少し飛躍では、と思うかもしれませんが、国立区間は短いのでとばしました。ただ国立エリアにもそれなりの見所はありますのでそれはそれで別の機会にご紹介します

多摩川に沿っての立川の見所は、写真のような広々とした草地でしょう。JR中央線の多摩川鉄橋を挟んでエンエンと広がっています。草地ばかりでなく雑木林も少しはありますし、猫もいればマムシもいます。また写真ではよく分かりませんが奥多摩の山も一段と近づいて見えます

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新緑の多摩川シリーズ3 ●府中の多摩川は河原が見所

2010-06-02 | Weblog
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、さて、昨日は調布でしたが今日は府中に入ります。このあたりも河原には緑が広がり、特に木も増え雑木林みたいな所もあちこちにあります

写真もそんな場所で河原歩きには絶好のスポットでしょう。登山は自然の中を歩けて楽しいが激しい登り降りがキツイ、面倒臭くて嫌だ、と言う人にはこういう所を歩くという手もありますぜ

ご意見・お問い合わせは→ golijaf@mail.goo.ne.jp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする