多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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注目の『夏祭浪花鑑』ですが…歌舞伎座六月夜の部

2018-06-21 | 歌舞伎つぶやき
歌舞伎座の六月大歌舞伎、夜の部です。

『夏祭浪花鑑』ですが、先月の『雷神』と並んでストーリーが大変ややこしい。
ただややこし過ぎて話についていけなくても、舞台にメリハリがありスピード感があれば観ていておもしろいのですがそこが今一つ。

うまくいけば大坂の夏祭の空気ももっと出ていたことでしょう。
吉右衛門がそつなくこなしていましたが、歌六の三婦も光っていました。

『巷談宵宮雨』は四谷怪談を一回りスケールを小さくしたような芝居です。
一回り小さい分だけ軽くなりますが、そこを松緑と芝翫がうまくやっていた。
特に芝翫はこうした世話物の小悪党役に向いているのでは?

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