昔、山岳写真というジャンルがありました。
ありましたと言いましたが、多分、今でもあるのでしょう。
ずい分大仰で重々しい作風は戦前の愛国的・国粋的な風景写真を彷彿とさせました。
山なら山小屋のLPガスのような人工物もありそうですが、そういう現代的・世俗的なものの写り込みは一切排除していました。
ただそうした自然追求のあまりの作為は自然を通り越して不自然ともいえる。
はるか雄大な山並みの手前にはコンビニやラブホやパチンコ屋が写り込んでいるのが現代の自然というものでしょう。
撮影行も重いカメラを担いで黙々と登山するのが王道のようでしたが、写真みたいに飛行機の上からチョロッと撮ったらどうなる?
ありましたと言いましたが、多分、今でもあるのでしょう。
ずい分大仰で重々しい作風は戦前の愛国的・国粋的な風景写真を彷彿とさせました。
山なら山小屋のLPガスのような人工物もありそうですが、そういう現代的・世俗的なものの写り込みは一切排除していました。
ただそうした自然追求のあまりの作為は自然を通り越して不自然ともいえる。
はるか雄大な山並みの手前にはコンビニやラブホやパチンコ屋が写り込んでいるのが現代の自然というものでしょう。
撮影行も重いカメラを担いで黙々と登山するのが王道のようでしたが、写真みたいに飛行機の上からチョロッと撮ったらどうなる?