多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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米英に従わなければ「人権」抑圧?

2018-11-27 | Weblog
米英筋のアムネスティが中共のウイグル弾圧を糾弾していること、先日書きました。
アムネスティだけでなく米英筋の国際人権組織、他にもあり、世界での人権抑圧を糾弾、まことに結構です。

しかしその判断の基準は米英でしかも米英に間違いはないかのごとき姿勢、信用できません。
その典型がミャンマーのロヒンギャ問題。

米英、ミャンマー軍事政権に対する民主化のシンボルとしてスーチーをもち上げていました。
しかしスーチーが政権に加わりロヒンギャでもこれまでのミャンマーの姿勢を踏襲すると態度を一変。
ミャンマーに弾圧されるロヒンギャ難民がかわいそうだなどと騒ぎスーチーを攻撃し始めました。

この問題、確かにミャンマー側にもオットットの所はあるようです。
しかし米英、人類共通の理念の人権などでなく米英の都合に合わせ自分たちに従順か否かでしかミャンマーを見ていないのは明白。

こういうのを欧米によるアジアの植民地支配といいます。
特にミャンマーでは大東亜戦争で当時のビルマが日本と組んで当時の支配者の英国に逆らったから今度は絶対服従させてやると意固地になっているともとりたくなる。

なおミャンマーで悪辣なのは主に英で、フィリピンでは米ですがこちらは別の機会に。

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