熟成干し柿

干し柿と言えばミカンみたいなオレンジ色のをスーパーやお歳暮ギフトで売っています。
しかし写真のような濃い茶色のもある。

干し柿はオレンジ色になれば渋みが抜けて食べられますが、単純に甘過ぎます。
最近の果物はどれも子どもに合わせたのか、甘ければ甘いほどいいという風潮で大人の味とは言えない。
早くも逆上してきたので話を戻します。

オレンジ色になっても干し続ければ写真みたいな色になり、味も単に甘いだけから羊羹みたいな深く落ち着いた甘味に変化。
甘くするために干し柿にしたのを、甘みを抑えるために干し続けるのだから馬鹿な話と言えなくもない。

ただこうなるまでにひと月くらいかかりますから、その間に虫がついたりカビが生えたり乾き過ぎたりでうまくいかない。
機械で乾かすなら別ですが天日干しにはコツもなく出来不出来は天候任せです。

そして和菓子が発達する前の茶の湯ではこういう干し柿を菓子に使っていたのだろうと勝手に想像するのでした。

菅政権は安倍を越えられない？…コロナ対策

菅政権は安倍の継承と言われますが、前任者からすべてを学びとっているならもはや後継者の域を超えています。
前任者に学びながら進むのが後継者でしょうけれど最近の菅政権、それすらできていないように見えます。
この分では安倍政権を越えられないでしょう。

典型が武漢肺炎対応ですが、まず安倍政権はどうだったか？
1月下旬には春節祝辞で訪日中国人観光客歓迎という馬鹿をやったがこの頃から感染拡大。
３月に入ってやっと入国規制。
４月に入ると大都市部を対象に緊急事態宣言し、続いて全国に拡大。

およそこんな感じでしたが菅政権、対応が遅れた安倍政権の教訓を生かしていません。
10月下旬には入国制限を緩和した頃から武漢肺炎が拡大し始めたが、ただちに入国制限するどころか、つい最近ビジネス関係者の往来を中共にも対象を広げる始末。
春節祝辞から安倍政権が入国規制に踏み切るまで一か月月以上かかりましたが、入国の入り口を広げるような愚策はやりませんでした。

菅政権、安倍政権にできたこともできず、今までの比較では安倍政権よりかなり危なっかしくて仕方ないがサテどうか？