多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

玉三郎もよしあしでした…十月歌舞伎夜の部

2017-10-13 | 歌舞伎つぶやき
歌舞伎座十月歌舞伎、今回は夜の部です。
昼の部の『マハーバーラタ』に比べると地味で歌舞伎好きな人向きの演目。

まず坪内逍遥作の『沓手鳥孤城落月』。
役者衆がどうとかの前にセリフが全体にくどくストーリー展開が遅く作品自体の出来が今一つです。
もっとも現代人からすればの話で、新歌舞伎の走りみたいなこの作品ができた当時の明治時代の人には最先端の現代劇だったのでしょう。
それと淀の方の玉三郎、例によって美し過ぎるのかどうか悲劇の主人公として適役かな? というところでした。

『漢人韓文手管始』は伝七の鴈治郎と典蔵の芝翫はじめ高尾の七之助ほか、いずれもうまくやっていました。
ただ話が複雑で昼の部の『マハーバーラタ』と併せて観ると疲れます。

『秋の色種』は玉三郎の世界の踊りで梅枝・児太郎の若い二人も好演でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国ユネスコ脱退と情けない日本

2017-10-13 | Weblog
米国とイスラエルがユネスコを脱退しました。

理由はパレスチナがらみで日本にはちょっと遠い話です。
しかし今回の米国の脱退、トランプが過激というよりオバマ時代から米国はユネスコと対立していてその決着というところでは。

これに比べ情けないのは日本。

ユネスコはいわゆる南京大虐殺文書なるものを世界記憶遺産に登録するなど反日の手先と化しています。
日本はこの時点でただちに脱退すべきでした。

新幹線の駅並みに増えて何のありがたみもない世界遺産指定なんかどうでもよろしい。
ユネスコに限らず国連も脱退を選択肢に入れていいのでは。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする