多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川サイクリングロードガイド 狛江から府中へ

2008-11-29 | Weblog
この区間は調布の通過が主な仕事になります。ここまでは「多摩川サイクリングロードガイド 二子橋川崎側から狛江へ」を見て下さい。調布から府中は中央分離線付きの全区間舗装・両サイド草付き歩道の調布・府中スタイルの道で快適ですが、狛江は砂利道です

多摩水道橋から車道を少し下ると車止めがあってその先は砂利道になります。砂利道が嫌なら下に車道があります。ただ砂利道は土手の上を真っ直ぐ続いていますが、車道は途中で狛江駅からの道に出なきゃならないとかで一直線という訳にはいきません

土手の上の砂利道は一旦舗装個所がありまた砂利道という紆余曲折の後調布に入り、こっから最初に書いたような舗装道が続きます。下の車道を来た方は車道に調布市という標識があるあたりに土手に上がる舗装道が分かれていますので、ここあたりで上るのが手頃でしょう

調布に入ってからしばらく行くと脇にトイレのある公園があったりします。この先にもありますがこの辺はなぜか律儀にトイレの世話をしてくれ、案内板も出ています

その先二ヶ領上河原堰堤という長い名前の堰があり、その上流はちょっとした湖みたいになっています。写真がその堰堤ですが、あまりいい写真とは言えませんな。道端にはベンチとかもあってなかなかの景勝地でもあります。この辺はまたサイクリングロード全行程のちょうど真ん中でもあり一つの節目にもなっている。それでここで休んでいる人も多いですが、歩行者も多いので要注意

この公園みたいな所から道は河川敷に降ります。降りると京王相模原線の鉄橋の下をくぐって鶴川街道多摩川原橋の下をくぐり、そっから再び土手の上に上がって府中に入ります

書けばタッタこれだけのことですが、この河川敷は雨が降ると水たまりができやすいので要注意。特に多摩川原橋の下にはデカイのができ、周りの草地も水浸しになります。先の河川敷に降りるあたりで、道に水たまりがチラホラ見えていたら、その先にはかなりの大物の水たまりもあると見ていいでしょう。河川敷が嫌なら土手上の車道を行けば、まず水たまりはありませんが、河川敷に降りる道と分かれて車道に入る所に少し水たまりができるという意地悪な仕掛けになっています

この続きは同じくガイドの「府中から国立へ」に書いてあります




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多摩川の夜景は美しいか?

2008-11-29 | Weblog
こたえは多分ノー。花火大会は派手ですがはかない真夏の夜の夢で、実際、夜景は隅田川や湾岸道路が上ではないでしょうか。川が広くて暗い、高い建物が少なくて立体感がない、寒い、これでは仕方ないですな

それでも下流には少しはサマになる所もありますが、中・上流はなんともわびしい。夜になれば京王閣のイルミネーションが怪しげなオーロラ光を放ち、登戸とか聖蹟桜ヶ丘の夜景は水に沈んだ池袋みたいで、見ている自分は一体ここで何をしているんだろうとしみじみ考えさせてくれます

冬の真夜中にホームレスの方が焚き火をしてコウコウと闇に浮かび上がっているのはレンブラントの絵みたいで異色ですが、これは都会の夜景とは別物です。ただ夜中に多摩川サイクリングロード全コースを走破した訳でなくその気もありませんので、意外な掘り出し物スポットがあるかもしれませんよ

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