golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブリテン「シンフォニエッタ」ハーディング、「ロシア風葬送曲」ラトル、他

2015-08-13 18:17:31 | Weblog
筋トレは禁トレに。

人生初入院、初点滴、初手術室に行って参りました。

火曜日から2泊3日の行程。

初日は、朝入院手続きを済ませ、昼食、夕食と病院食。しかし、夕食後下剤を飲んだ以外は検査等も無く暇。文庫本をうつらうつら読んでおりました。時々昼寝もしながら。

それもあったのか、夜になると寝付かれず。

何と言っても、翌日に控える点滴+手術室での検査(組織を採る≒手術)が恐怖。麻酔も背骨の間に打つとのことで痛そう。

しかし、看護師さん、担当医師の方、麻酔医さん等皆様非常に丁寧で優しく、思いの他痛みが無く終了致しました。

だが、点滴など繋がれているのと、術後夜間の定期的な血圧等の検査もあり、2晩目もほぼ一睡も出来ず。

念のため筋トレのことも聞いてみたら、暫く控えるべしとのこと。残念。

それにしても、救急病院でもあり看護師の夜勤は大変。

にも関わらず、深夜も何度も明るく快く血圧測定やナースコールにも対応頂けたのには感動致しました。

病気を治すのには、医師の方だけではなく、看護師さんの力が非常に大きいし、検査技師の方や栄養士の方、院内を清潔に保ってくれている清掃の方、各種事務の方等非常に多くの方が関わっていらっしゃることを身を持って経験致しました。

さて、問題は二週間後に出る検査結果です…。

ポーリーン・ラウバリー、ジュリアン・ティア(ヴァイオリン、シンフォニエッタ)、ダニエル・ハーディング指揮ブリテン・シンフォニア(シンフォニエッタ)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団(ロシア風葬送曲、過ぎ去りし時)、ピーター・ウォルデン(コール・アングレ、過ぎ去りし時…)、アレグザンダー・ギブソン指揮イギリス室内管弦楽団(マチネ・ミュージカル、ソワレ・ミュージカル)、スチュワート・ベッドフォード指揮スコットランド室内管弦楽団、ペイズリー大修道院少年合唱団(音楽の夜会)(EMI盤)

ブリテンの管弦楽曲集8枚組から。

1.シンフォニエッタ
2.ロシア風葬送曲
3.イギリス民謡による組曲「過ぎ去りし時…」
4.マチネ・ミュージカル
5.ソワレ・ミュージカル
6.音楽の夜会(ロッシーニによるオリジナル版)

いずれも初聴き。

作品番号1の「シンフォニエッタ」は、2つのヴァイオリンと小編成のオケが醸し出す音楽が、まだ見ぬイギリスの田園風景を思わせ、この季節一服の清涼剤。

「ロシア風葬送曲」はタイトル通りの雰囲気。しかし、どこかサラリとした肌合がイギリス音楽たるところ。

「過ぎ去りし時…」は、親しげでどこか懐かしくもある5曲。

「マチネ・ミュージカル」、「ソワレ・ミュージカル」ともロッシーニ作の編曲。そして、「音楽の夜会」は後者の原曲。

伸びやかなイタリア音楽が、淡白なイギリス音楽に変身しているのが面白いところです。

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ベートーヴェン「交響曲第6番《田園》、コリオラン序曲、プロメテウスの創造物序曲」他、カラヤン

2015-08-08 23:07:49 | Weblog

阿佐ヶ谷の七夕に行って来ました。

古くから開催されていて、今年が62回目という老舗の一つ。

七夕は、子供の頃から好きな行事。

人出は多かったですが、色々な飾り付けもあり楽しかったです。

帰宅後ちょっと疲れてはいましたが、夜、体育館へ。

来週は夏休みですが、入院等で行けない可能性があるので、是非とも今日は行っておきたかったので。

少し疲れていて、行くの止めようかとも少し思いましたが、行ってしまえば全く問題なし。

仕事の疲れや日常生活での疲れが多少あっても、トレーニングにはほとんど支障が無いのでは、というのが最近の実感です。

勿論、疲れ過ぎた時や体調の悪い時は禁物ですが。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

他に、「アテネの廃墟」序曲。

「田園」の刷り込みはカラヤン盤。

クラシックを聴き始める前から、我が家にあった唯一のクラシックLPがカラヤン盤。

クラシックを聴き始めたら、母親が押し入れから(笑)、こういうのが家にもあるよと出して来たのを覚えております。

もっとも、そちらは1960年代の録音で、こちらは70年代。

記憶では、60年代の方はまだカラヤンらしさが強くなかったように思いますが、基本的フォルムは変わっていないように思います。

ちょっと都会的田園とも言えますが、造形がしっかりしているのとベルリン・フィルの妙技と重厚な響きで、ベートーヴェンの一つの規範的演奏と思います。

それにしても、近年、ベートーヴェンの交響曲の中でも「田園」が一番好きな気が致します。

クラシック聴き始めの時期を別にすれば、7番、8番辺りの方がずっと好きだったのですが…。

コリオラン序曲は、フルトヴェングラーなどの演奏で、劇的で凄味さえある音楽というイメージがあり、最初、ちょっと滑らかな響きに違和感も抱きましたが、反面重厚さもあり、これはこれで立派な演奏です。

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テレマン「3つのトランペット、ティンパニとオルガンのための協奏曲ニ長調」他、インマー

2015-08-05 23:16:12 | Weblog
来週、検査入院しなければならなくなり、今日はその前の検査に行って参りました。

検査入院前検査。

「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」の雰囲気濃厚ですし、そもそも入院して検査するのだから、その時やればいいじゃん!とツッコミも入れたくなるところであります。(笑)

実際は、検査入院で組織を採るので、その前に検査して確認しなければならない項目があるのだそうです。

いつもながら、採血は苦手。

暑さもありますが、情けないことに冷や汗も出て来てしまい、採血中に看護師さんに「大丈夫ですか、気分悪くないですか?」と何回か聞かれてしまいました。

午前中休暇を取りましたが、混む病院に早く行ったこともありすぐ終わり、済んでしまえば今日の検査自体は全然大したことはありませんでした。

問題は来週の入院。

麻酔するから大丈夫だと言われていますが、小心者としてはちょっとビビりもします。

まあ、「人生初入院」(注、病院での出生時を除く(笑))で、入院ってどんなものか体験するのもまた良い経験と考えるように致しましょう。

フリーデマン・インマー&トランペット・コンソート(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

1.テレマン「3つのトランペット、ティンパニとオルガンのための協奏曲ニ長調」
2.作者不詳(17世紀)「2つのトランペットとオルガンのためのシンフォニア ニ長調」
3.バッハ「トランペットとオルガンのための3つのコラール前奏曲」
-われを憐れみたまえ BWV721
-心から愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも BWV1093
-汝ただひとりに、主イエス・キリスト BWV1100
4.フランチェスキーニ「2つのトランペットとオルガンのためのソナタ ニ長調」
5.作者不詳(17世紀)「5声部のクラリーノのためのソナタ ハ長調」
6.ヘンデル「2つのトランペット、ティンパニとオルガンのための組曲ニ長調」
7.ビーバー「祭壇または宮廷用ソナタ集」~2つのトランペット、ティンパニとオルガンのためのソナタ第12番ハ長調
8.ビーバー「2つのトランペットとオルガンのためのバレッティ ハ長調」
9.ムーレ「4つのトランペット、ティンパニとオルガンのためのファンファーレ ニ長調」

トランペットとオルガンによるバロック。

どの曲がどうのと言うより、トランペットとオルガンはとても合うなという印象。

古楽器ではなく現代のトランペットを使用しているようですが、ピリオド奏法に基づいているようで、輝かしくも柔らかな響き。

そのためか、オルガンの音色との親和性がとても良いようであります。

編曲物が多そうですが、ティンパニも効果的に利いてバロックの楽しい一枚でした。

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モーツァルト「交響曲第39番、第40番、第41番《ジュピター》」カイルベルト

2015-08-02 21:55:30 | Weblog
昨夜は、恒例の小中同級仲間の暑気払い。

いつものお店で、気の置けない仲間と楽しく杯を重ねました。

料理も美味しくボリュームもあるのに価格はとてもリーズナブル。

オーナーが幹事と高校の同級生ということで結構サービスしてくれているのでしょうね。

何とも残念なのが、また訃報が。

同級生の出世頭の1人が、最近亡くなったとのこと。

超一流大を出て、大手企業で活躍し役員になった人。

既に鬼籍に入っている同級生も、皆優秀で良い人ばかり。

運命の皮肉を感じました。

ヨーゼフ・カイルベルト指揮バンベルク交響楽団(VENIAS盤)

カイルベルトの14枚ボックスから。

オリジナル楽器演奏に慣れた耳からすると、旧来型演奏で、当時決して一流とは言えないローカル・オケ。

しかし、暖かみのある飾らないこの演奏には捨てがたい魅力があります。

カイルベルトの手兵バンベルク響もなかなかの熱演。

繰り返し聴いておりますが、疲れず飽きの来ない演奏。

特別なことはしていませんが、真摯に作品に向き合う姿が伝わって来ます。

決して武骨ではなく、意外にしなやかでもありますし。

またこれらの曲を聴きたくなった際、手が伸びそうな一枚です。

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~和田七奈江とその仲間たち~美しき音楽の世界ガラ・コンサート2015(2015.7.29 、東京文化会館小ホール)

2015-08-01 17:44:04 | Weblog
sachikoさん(http://blog.m.livedoor.jp/sachiko_liaison/)からご案内を頂き、コンサートに行って参りました。

ピアノ、声楽、弦楽器によるガラ・コンサート。

若い頃は時々行った東京文化会館の小ホールですが、最近はコンサートに足を運ぶ回数が少なくなったこともあり、何十年ぶりといった状況です。(大ホールには震災の後に行きましたが)

当日、夕方から客先で打合せがあり、エンドレスになる懸念もありましたが、以外に早く終了し、sachikoさんの出番にギリギリ間に合いました。

前半に弾かれたのは、松村禎三「ギリシャに寄せる子守歌II」、柿沼唯「ペオニア」の2曲。

何れも初聴き。

「ギリシャに寄せる子守歌II」は、優しい響きの曲で初めて聴いてもすんなり入って来ますね。

「ペオニア」は、花の名前で芍薬とのこと。現役の作曲家だけあって、松村作品より現代的響きがありますが、こちらも癒し系で馴染み易い音楽。どこかエキゾチックな響きがなかなか魅力的でありました。

sachikoさんのピアノは、これらの曲に対する愛情が伝わって来る真摯で美しい響きで、作曲者の方にとってもこう演奏して貰えると嬉しいのでは、と思わせるものでした。

そして後半には、H.オッテ「響きの書Part10」。

こちらは、CDも持っておりますし(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/845ee9d7386503f4b1f1b01b1aecb89c)、今までもsachikoさんの演奏会でも一部聴かせて頂いている曲。

弾き馴れた曲ということもありましょうが、文化会館小ホールが美しいピアノの音に満たされました。

是非いつか全曲演奏を聴かせて頂きたいものです。

他にも、前々から気になっているコントラバス協奏曲(ボッテジーニの第2番から1、3楽章:ピアノ伴奏)も技巧的でとても楽しかったです。

また、ビゼーやプッチーニなどのオペラ・アリア、トスティの歌曲も歌の楽しさを堪能させてくれました。

ショパンのバラード第2番をピアノ五重奏に編曲もなかなか熱演。

主宰の和田さんの、ジャズのテイストを感じさせる自作曲も雰囲気豊かで練達の演奏。

多彩なプログラムで、たっぷり3時間3,000円はコストパフォーマンス良いですね。

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