golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴィヴァルディ「フルート協奏曲《夜》」、マルチェッロ「オーボエ協奏曲《ベニスの愛》」他、カメラータ・

2015-07-17 19:58:19 | Weblog
次、何の資格試験を受けようか思案中。

前回もダメだった試験が3ヶ月後にあるので、これのリベンジが最有力。

明日辺りからそろそろ着手しますか。

多少なりとも、何か勉強していないと、只でさえ悪い頭の老化が益々進むのではとの不安に駆られます。(笑)

カメラータ・ケルン(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

1.ヴィヴァルディ「フルート協奏曲ト短調《夜》RV104」
2.マルチェッロ「オーボエ協奏曲ニ短調《ベニスの愛》」
3.クヴァンツ「ブロックフレーテ、フルートと通奏低音のためのトリオ ハ長調」
4.J.C.バッハ「フォルテピアノ、フルート、オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための四重奏曲ニ長調Op.22-1」
5.ファッシュ「2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための四重奏曲ニ短調」
6.ヴィヴァルディ「ソプラニーノ・ブロックフレーテ協奏曲ハ長調RV443」

ゴキゲンなバロックのゴキゲンな古楽器演奏。

聴き馴染んだ「夜」は、ヴィヴァルディのある種俗っぽさの無い気品ある演奏。

「ベニスの愛」は、昔買ったバルビローリのLP以来で、CDは持っていなかったかもしれません。

ちなみに、そのLPにはアルビノーニのオーボエ協奏曲Op.7から何曲かも収録されていましたっけ。オーボエはバルビローリの奥様。

意外な指揮者の意外なレパートリーでしたが、なかなか良い演奏だった記憶があります。

さて、こちらの演奏は古楽器らしい爽やかさをたたえたもの。

同じニ短調のオーボエ協奏曲では、アルビノーニのOp.9-2が思い起こされますが、そちらの濃厚とも言うべき哀愁に対し、こちらマルチェッロはさらりとした肌合の中に哀愁を忍ばせる。

同時代の同じイタリアの作曲家の作風の違いが面白いです。

アルビノーニ作品により親しんではおりますが、勿論どちらも好きです。

クヴァンツ作は、ブロックフレーテとフルートという同系統の楽器の絡み合いが楽しい作品。全般に落ち着いた曲調も良いですね。

J.C.バッハ作は秀逸!
各楽器が活き活きと愉しく、かつ上質な音楽。

天才の作を感じます。

今まで、オヤジさんの曲ばかりを聴いていましたが、最近とても気になっている作曲家です。

ファッシュの曲も良いですね!2本のオーボエとファゴットの掛け合いが素敵。

最後のヴィヴァルディ曲は、愛らしく技巧的なソプラニーノ・ブロックフレーテが爽快で、この曲がディスクの最後に置かれているのが納得です。

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