golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ペルト「鏡の中の鏡」他、ハドソン、クリンガー、クルーゼ

2010-05-13 23:46:38 | Weblog
昨日の飲み会の店は、久しぶりにちょっと酷過ぎるんじゃね!というレベルでした。

「手抜き系」とでも言いましょうか…。

デフレでもあるし、会社の近くは激戦区ということもあって、コストパフォーマンス高い店がいくらもあるのですよ。社会奉仕でやって頂いている(そんな店は無いって!)良いお店も色々。

安い会費に抑えてくれたし、急な開催だったので幹事さんには文句言えないけど、久しぶりに「2度と行きたく無いなあ」という居酒屋に遭遇。

まず何と行っても料理が少ないし、内容が酷い。

鮮度の悪そうな薄い鰹のタタキが1人当り1~2枚、サラダがちょっと、ディスカウントショップで買って来たような安そうな、古い油使ったんじゃね?という感じの揚げ煎餅…。

席も狭く、途中トイレに立つのも困難を極めるし、薄い襖にうっかり寄り掛かると隣席へ倒れ込みそうだし。

時間が経って、誰かが料理はこれでおしまいですか?と聞いたら、あとデザートのアイスクリームが出るだけだと言う。

これが圧巻!

当然、一人一人器に入って出て来ると思いきや、やはりディスカウントショップで59円(税込)で買って来たようなアイスモナカが3つくらいに折られて大皿に載って出て参りました。

出された料理の中で、これまた原価の安そうな、具の殆んど入っていない春雨の煮物が一番旨くて食べた実感ありましたね。

食べる物には決して文句は言わず、いつもおおよそどんな物でも美味しく食べられる私ですが、居酒屋激戦区でありながらこれで金取って営業しているって、さすがにちょっと酷過ぎと思いましたね。

ベンジャミン・ハドソン(ヴァイオリン、ヴィオラ)、セバスティアン・クリンガー(チェロ)、ユルゲン・クルーゼ(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

前からずっと気になっていたCDを本日会社帰りに購入しました。

タイトルに惹かれたアルヴォ・ペルト(1935~)の作品集。

木曽さんのサイトでも記事を拝見し、是非とも聴いてみたくなりました。

・鏡の中の鏡(ヴァイオリンとピアノ版)
・アリヌーシュカの癒しに基づく変奏曲
・アリーナのために
・鏡の中の鏡(ヴィオラとピアノ版)
・モーツァルト=アダージョ
・鏡の中の鏡(チェロとピアノ版)

の6曲。

CDのタイトルともなっている「鏡の中の鏡」、鏡に写った像が無限に繰り返されて行くような複雑で神秘的な音楽も想像していましたが、至ってシンプル。

何とも単純な音楽ですが、「究極の癒し系」。

良い意味で「脱力系」。

「ゆるキャラ音楽」と言ってもいいですね。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロにそれぞれピアノが付く、各10分ほどの3つのヴァージョンが収録されています。

少し暗めで寂しい曲が多い印象のペルトですが、柔らかな陽光が指す優しさに満ちた音楽。綿毛の様な感触。

ピアノ独奏の為の「アリヌーシュカの癒しに基づく変奏曲」、「アリーナのために」もシンプルな美しさに溢れている。

ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる「モーツァルト=アダージョ」は、モーツァルトのピアノ・ソナタK.280の第2楽章に基づく変奏曲。

何れの曲も、最上級のリラクゼーションミュージックですね。

素晴らしいディスクを入手しました!

どなたにもお薦め出来る、珍しい現代音楽です。

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フォーレ「ヴァイオリン・ソナタ第1,2番」デュメイ、コラール

2010-05-13 07:12:25 | Weblog
昨夜は会社で飲み会があり、更新出来ませんでした。

ビールを数杯(+誰かが間違って頼んだウーロンハイを1杯)飲んだ程度でしたが、寝不足の所為でしょうか意外に酔いました。

勿論悪酔いしたりするほどではなかったのですが、お腹の調子も悪く、更新する気力が失せました。

若い頃は、「発泡水」(ビールとも言う)をこの程度飲んだだけでは、殆んど酔わなかったのですが…。歳ですね。

オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)(EMI盤)

これもブックオフ戦利品、2枚組で500円でした。

レクイエムは偏愛している作品ですし、歌曲も管弦楽曲も素敵なフォーレですが、何故か室内楽は昔から今一つ馴染めておりません。

LP時代レクイエムにハマり、大いに期待して聴いたピアノ五重奏曲やピアノ三重奏曲が予想外に晦渋に感じられた所為でしょうか?

有名なヴァイオリン・ソナタの第1番も、昨日の朝から聴き直しておりますが、まだもう少ししっくり来ておりません。

第2番となると更に。

美しい曲なのでしょうが、どこか「とらえ所がない」印象が、取っ付きの悪さに繋がっているのでしょうか?レクイエムなど大好きだというのに…。

古楽~現代音楽まで色々聴いている中で、この辺りの時代の室内楽はちょっと苦手領域なのかな?

開眼を期待して、今朝の通勤時も聴いて参ります。

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