golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ルトスワフスキ「ピアノ協奏曲、チェイン3、ノヴェレッテ」ツィマーマン、ルトスワフスキ

2010-05-01 21:56:27 | Weblog
いつも混む行き付けの総合病院。

平日でも土曜日でも、余程朝早く行かない限り、2~3時間は平気で待たされます。

切れたメタボ薬を貰いに行かなければならなかったのですが、昨夜飲み過ぎで昼頃まで寝ていたため、午後の診察に行くことにしました。

この病院、土曜の午後もやっているのが有難いところ。

午後の診察は2時からなのですが、出遅れて3時頃着。

しかし、意外なほど空いておりました。

もうすぐ読み終わる本を1冊持って行ったのですが、最後まで行かない内に順番が来てしまいました。

待ち時間にして15分程度だったでしょうか?

以前も、土曜午後の診察時間が終わる少し前に行ったら、すぐ診察して貰えました。

穴場の時間帯を発見したらしい。

人間心理として、具合の悪い時は、少しでも早く医師に見て貰いたいと、午前中の病院は混むのでしょう。

重病などの場合は一刻も早く病院に駆け付けるべきですが、今日のように薬を貰うだけのような場合には午後に行くのが正解と思いました。

次回は、採血して検査するので朝食を採らずに来るよう言われているので、残念ながらこの手は使えませんが…。

クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)、ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮BBC交響楽団(GRAMMOPHON盤)

夕方、散歩がてら図書館から借りて来たCDです。

以前にも当ディスクを借りたことがあって、出来れば購入したいと思いながらも叶っておりません。

で、久しぶりに聴きたくなり借用。

共産圏で例外的に前衛音楽の門戸が開かれていたポーランドで、現代音楽を主導したヴィトルド・ルトスワフスキ(1913~1994)。

「ピアノ協奏曲」(1987年)は、同郷のツィマーマンの為に書かれた作品。

ピアノが縦横無尽に走り周り、オーケストラの各種楽器も飛び交う華麗さのある音楽。華麗とは言っても現代音楽としては、という注釈付きですが。まあ、新ロマン主義の影響も受けているようで、現代音楽としては聴き易い音楽です。
ツィマーマンの澄んだ音、冴え渡るテクニックと作曲者指揮の重厚なオケの対比が面白いです。

「チェイン3」(1986年)は、オーケストラの為の「チェイン1」(1983年)、ヴァイオリンとオーケストラの為の「チェイン2」(1985年)に続く作品。
オーケストラの為に書かれていますが、「ピアノ協奏曲」と似た傾向の音楽。

「ノヴェレッテ」(1979年)は、70年代の作品で前の2曲よりは前衛性が強い音楽。ダイナミックで、オーケストラの各楽器も大活躍。奏者の方々はなかなか楽しいのではないでしょうか。

勿論、聴いている私も楽しいであります。

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シューベルト「冬の旅」ホッター、ムーア

2010-05-01 12:15:38 | Weblog
今日からゴールデンウィーク。5日間の休みになります。

それで、昨日は職場の方々と行き付けの立呑屋でまだ明るい内からべろんべろんに飲んでしまい、昨夜は更新出来ず。

ゴルフにも誘われたけれど、ラ・フォル・ジュルネがあるし、そもそも金欠なので(笑)お断りしました。

ラ・フォル・ジュルネは、昨年と同様に当日券を求めて行き当たりばったりで行く予定。

大学生になった娘も連れて行きたいと思っていますが、課題やらサークルが忙しく果たして都合が合うか?今日もサークルで出掛けていますし。

今日は、午前中寝坊して行きそこなった病院へ午後一でメタボ薬を貰いに行って、夕方ゴルフの打ちっぱなしでも行こうかな。

まとまった休みは、初日が一番お気楽気分で好きであります。

ハンス・ホッター(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)(EMI盤)

これも、一昨日ブックオフで購入したディスク。250円でした。

1954年録音のモノラルですが、録音の古さはあまり感じません。

何種かあるホッターの「冬の旅」は、意識して聴くのは初めて。昔、ラジオでは何回も聴いたとは思うのですが。

フィッシャー=ディースカウと並び称される往年の名盤。

聴き始めたとたん、「なんて暖かい《冬の旅》だろう」と思いました。

フィッシャー=ディースカウの峻厳さと対極の滋味深さ。心傷付いた旅人に対する暖かい目線を感じます。

フィッシャー=ディースカウが旅人自身の歌唱とすると、ホッターは旅人を見守る優しく包容力のあるオジサンの歌ですね。

ホッターのステレオ録音も聴いてみたくなりました。

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