golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」ミルシテイン、ヨッフム

2010-05-11 23:36:11 | Weblog
今日、会社でPowerPointの資料を作成していた際、裏技を発見しました。

1枚のチャートの中に、文字や絵を上下正立の物と上下逆立した物を同居させたい。

ところが、PowerPointのバージョンが古い(2000)為か、何故か上下逆転出来る絵と出来ない絵が存在する。

2、3人に聞いてみたが解決策が分からない。

ネットで検索してみたら、思いがけない裏技を発見。

確かにこの方法だとうまく行く!こういう発見はプチ嬉しいです。

画像も可能か、明日試してみなきゃ。

ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)オイゲン・ヨッフム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

先日見た「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の中でこの曲の第3楽章終結部を久しぶりに聴き、なかなか良いなあ~、と思いました。

実は、ブラームスの協奏曲はあまり得意ではありません。

別に苦手というほどではありませんが、積極的に聴こうという感じではないですね。

この曲もCDの出始めの頃に、クレーメル&ジュリーニ盤を購入しましたが、今一つしっくり来ず、暫く聴いておりません。

三大とか四大とか言われたヴァイオリン協奏曲の中で個人的には最下位に近い位置付けの作品。

ところが、「のだめ」の中の良い場面で使われた為もあるのか、こりゃやはり素晴らしい作品では、と再認識した次第。

交響曲は大好きなブラームスなのに、協奏曲に何故違和感を覚えるかというと、「協奏曲らしく無くて交響曲的だから」でしょうか。

「協奏曲」は大好きなジャンルの一つですが、独奏楽器とオーケストラの華やかな掛け合いが愉しく、急緩急の明快な構成の曲が結構好きだったりします。

ところが、ブラームスの協奏曲はどうも「シンフォニック過ぎる?」。

堂々とし過ぎて、協奏曲としての軽やかさに乏しい印象が付き纏います。

ピアノ協奏曲第2番も最近ようやく、「良い曲だなあ~」と思えるようになって来た状況。

ピアノ協奏曲第1番やヴァイオリンとチェロの二重協奏曲は今だにCDを持っておりません。

こんな状況の中、ヴァイオリン協奏曲に再チャレンジ。

聴けば確かに名曲と思います。

しかし、今後、度々とまでは言わない迄も時々聴こうという気になるか?

その為には、今回徹底的に何回も聴いて、耳タコになるくらい脳裏に焼き付けるのが良いのかなあ?

いや、それじゃ却ってトラウマになっちゃうかなあ?(笑)

ミルシテイン70歳、ヨッフム72歳時の円熟の演奏。

これも、ブックオフ250円物。

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ルベル「四大元素」ベルリン古楽アカデミー

2010-05-11 00:34:40 | Weblog
さすがに「ビッグバンの記憶」とまでは言いませんが、生命が誕生した頃の、まだ混沌としていた時代の地球の「記憶」が原始生命体のDNAにしかと刻印され、それが現在の人類まで連綿と受け継がれているのではないか?などというアホなことを考えたりします。

というのも、何らかの「混沌」の中から徐々に現在ある地球上の万物が生まれ、生命も誕生したらしいというのは古代からある考えのようですからね。

この考えが単なる推察ではなく、原始生命体のDNAに「記憶」として織り込まれ、それが人類まで受け継がれて来たというのが、ホラ吹きgolf130の「DNA記憶説」でございます。

さてさて、今日は外出して会社の人とまだ明るい内から飲んでしまいました。

今日は定時退社日なので会社に戻っても直ぐ帰らなきゃならないし…、ということで居酒屋の開店と同時に入店。

帰宅したのは早い時間だったのですが、「混沌」としておりブログ記事が遅れました。(そういうのは混沌とは言わない、単なる酩酊である)

ベルリン古楽アカデミー(Harmonia Mundi盤)

今でもあるのかどうか分かりませんが、昔、イントロを聞かせて何の曲か当てるクイズが流行りました。

対象曲は、歌謡曲(最近は、死語に近いのでしょうか?)が殆んどだったかと思いますが、冒頭の一瞬だけ聴いて何の曲か分かってしまう方などもいらして、すごいなあ~と感心することもしばしばでした。

今日のこの曲、作曲家や曲名はともかく、冒頭だけを聴いて「一体いつの時代の作品?」かを当てることも困難かと思います。

ペンデレツキ辺りの曲に聞こえるでしょうか。

何しろ、もの凄いトーンクラスター!

ところが、この曲バロック音楽にございます。

「四大元素」とは、物質を構成すると考えられていた土、火、水、空気のことで、この世の創世期の混沌(カオス)から、色々なものが生まれ、秩序が形成されていく様が描写されています。

強烈な不協和音の音塊によって、最初の「混沌」(カオス)が表現されているのです。

この曲、LP時代にホグウッド盤で知り(当時、結構話題になったような)、CDでもずっと欲しいと思っておりました。

輸入盤で他の演奏もあるのを知っていましたが、今回ベルリン古楽アカデミーの新譜が出たので購入した次第。

評価の高いこの古楽器アンサンブル、名前だけは知っておりましたが聴くのは初めて。「穏健派」と思い込んでいたのですが、切れ味鋭く、かつ美しい音で創世の物語を楽しく聴かせてくれました。

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