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午後の森でひと休み

蓼科の「カフェ 午後の森」マスターの巣籠もり日記。午後の森から見える信州蓼科・八ヶ岳のすばらしい自然、生活・・・。

端正にして美しき名山、蓼科山。

2010年05月31日 23時36分19秒 | 日記
日本百名山の著者深田久弥は、
蓼科山の名山としての魅力をその端正な姿に求めて、
次のように記している。

古い本には、浅間山を北岳、蓼科山を南岳と呼び、
この二山を東信州の名山としている。
蓼科山は、円錐形状にさらに円錐丘を戴いた複火山で、
富士に摸されるのはこの円錐丘であり、
どこから望んでも端正な形を崩さず、
名山として讃えられたゆえんもここにある。

また、アララギ派の歌人は、次のように歌っている。
「草枯丘いくつも越えて来つれども
蓼科山はなほ丘の上にあり」(島木赤彦)
「信濃には八十(やそ)の高山ありと云へど
女の神山(めのかみやま)の蓼科われは」(伊藤左千夫)
「蓼科はかなしき山とおもひつつ
松原なかに入りて来にけり」(斎藤茂吉)

パスタにお付けしている天然酵母パンが、
「おいしい」と評判をいただいてます。

写真は、「カフェ 午後の森」店内入口。
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