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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

災い転じて

2011-03-16 | 原発事故・節電・原発問題

首都圏の電力不足は当分続くことが予想され鉄道の輸送量も復活しないなかで、企業が活動を続けていくには、今後在宅勤務が現実的なものになると思います。

今まではなんだかんだ言って会社に出社し、同僚の顔を見て、自席について、会議をして、というのがなんとなく仕事をしている感があって、在宅勤務というのは一部の企業以外には浸透していませんでしたが、今後は必要に迫られて広がるのではないかと思います。

在宅勤務のメリットは、仕事が効率的になることです。
たとえば会議をするにも物理的に顔を合わせることがないので、事前に議題や論点を示すことが必須だし、その場で議事録を書く必要もあるので議論の結論も明確になります。
そして、会議に参加しているが発言をしない人、無駄な発現をする人をあぶりだすことになります。

なので、在宅勤務・テレワークが増えると、業務に貢献していない人が誰かが明確になります。
そしてその多くは40代・50台の(中間)管理職-研修などでよく言われるマネジメントをしない「乗っかり型の上司」-なのではないかと想定されます。
企業としてもそういう存在は看過できなくなるので、そのうちリストラのターゲットになります。

そうすれば、若年層のチャンスが増え、組織も効率化し、ひいては世代間の所得移転が実現し、景気回復にも貢献することになります。


第二次世界大戦後の日本も、企業の役員や役所の高官は財閥解体や公職追放などでいなくなった結果、当時の若手が戦後の高度成長の旗振り役になったわけで、「重し」を一気に取り去るのは、今後の日本の発展にとって必須なように思います。


僕は既に「重し」の仲間入りをしてしまっているので、在宅勤務を命ぜられてしばらくして会社に顔を出したら自分以外は普通に会社に勤務していて、「あれ、何しに来たんですか?」なんて言われることを覚悟しないといけませんがw

コメント
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