「ゲド」無料解説本110万部、全国書店で6日から配布
(2007年6月1日(金)22:12 読売新聞)
アニメーション映画「ゲド戦記」や原作小説の魅力を紹介する、文庫サイズのフリーペーパー「ゲドを読む。」が製作された。
6日から、全国の書店などで計110万部が無料配布される。昨年大ヒットした(1)映画のDVDが7月4日に発売されるのに合わせた企画で、新しいキャンペーンとしても注目される。
「ゲドを読む。」は208ページ。多摩美術大教授、中沢新一さんの解説(2)や元文化庁長官、河合隼雄さん(3)の「ゲド戦記論」など充実。コピーライターの糸井重里さんがプロデュース(2)し、映画を製作したスタジオジブリと小説を発行した岩波書店の編集協力で、DVDを発売するブエナビスタホームエンターテイメントが発行する。
いろいろ言いたくなる記事ですねw
(1) 大ヒットしたんでしたっけ?私は見ていないのですが、キャンペーンはすごかった割には評判はよろしくなかったような・・・今回もその轍を踏むのでしょうか。
逆に映画の興行収入で回収できなかった分をセルDVDで回収しようという魂胆なのかもしれません
(2) こういうメンバーをそろえようというのは、企画した人は僕と同年代なのかしら・・・
(3) 昨年、脳梗塞で倒れられてから病状・予後はどうなんでしょうか?いずれにしろ書き下ろしでなく原作小説についての評論なんでしょう
なんか客寄せになるものなら何でも、という企画側の意図が透けて見えていやですね(もともと映画の『ゲド戦記』も内容以前に宮崎JR.が監督をした、ということ自体が話題でしたね)。
プロモーションとしてはある意味王道なのかもしれませんが、人の道としてはちょいとはずれているような感じがします。
だから、「ゲド(外道)戦記」、というわけでもないでしょう・・・