一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

デザインと耐久性

2007-01-27 | よしなしごと
浴室のシャワーヘッドを留めるフックが壊れてしまいました。

もともと水栓関係はGROHE(グローエ)というドイツのメーカーのもので、デザイン的にはそれなりにしゃれたものがついてます。

しかし、3年目くらいにシャワーヘッドの脇からの水漏れでリコールがあり、昨年はシャワーのホース(透明なビニール製)が破れてしまいました。
このとき管理会社から紹介された「代理店」というのが工事の代理店のためか小売の応対に慣れてなくて(その分親切なのですが)、品物もグローエ・ジャパンから送られてきて後から代理店から請求書が届くという、何のための代理店?という仕組みでした。

ホースのときは、グローエのHPカタログを見るとメタル製のものがあったので、金額も2000円くらいしか違わないし今度は長持ちするようにとそれを注文したのですが、マンションメーカーは細かいところでしっかりコストカットをしているんだなぁと妙に感心しました。
見栄え優先で実質的なところをケチらないでほしいものです。


そして今度はシャワーヘッドを止めるフック。
よく見てみるとフックはU字型のプラスチック製で付け根のところに力がかかる構造になっており、そりゃ4,5年使ってれば壊れるよな、というものです。
ホント、こんな柔なものなら国産にしろよ、部品だってホームセンターで買えるだろうし・・・などとブツブツいいながら注文して届いたものがこちら。



左が壊れたもので、右が届いたもの。


右を見ると、フックの内側に金属製の板(灰色の部分)が取り付けられています。
同様の故障が多かったせいか、しっかり改良されているようです。
(ということはクレーム扱いにしたらタダだったかも・・・でも5年目じゃ無理かw)

「外国製品だから・・・」などと言ってはいけませんね。
どちらかというと差別化のために新製品をいきなり使いたがるマンションメーカーの方がいかんのかもしれません。


などと思いながら取り付けようとしたら、縦のバーをはずすのに一苦労で、「やっぱりドイツ製品は妙なところで凝ってるから面倒だ」なとど文句を言いながらの小一時間仕事になってしまいました。


新製品よりは改良後の製品を選んだほうがいいのはマイクロソフト製品だけではないようですね。
コメント
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