日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

2011.5.30 小菅知事候補の記者会見に同席

2011年05月31日 | 旧ブログから

6月16日告示、7月3日投票の群馬県知事選挙に小菅啓司日本共産党県委員長(60)が立候補することになりました。

民主県政をつくる会が独自候補の擁立を断念したからです。

党公認候補は1988年以来23年ぶり。

5月30日、県庁内で行われた記者会見には私も同席しました。

小菅氏は会見で「東日本大震災や原発事故など深刻な事態が広がり、県政のあり方が問われている。県民が主人公の県政実現へ全力をつくす」と決意を表明。

福祉と防災のまちづくり、原発ゼロにむけたエネルギー政策の抜本的転換、学校給食費の無料化や住宅リフォーム助成制度の実現に全力をあげると表明しました。

知事選には、現職知事のほか、元県議などが立候補を予定しています。

国いいなりの県政を転換するチャンスです。

私も、力の限り頑張ります!

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旧保育大学校跡地に東公民館の新築移転を

2011年05月29日 | 旧ブログから

先日、地元要望で出されていた、東公民館の建て替え問題で、旧県立保育大学校(県有地)跡地を地元で有効に利活用できるよう、住民とともに県に要請しました。

市民サービスセンターを兼ねた東公民館は33年前に建てられましたが、耐震上の問題や駐車場が狭いこと、図書分館が設置できないなどの現状があり、建て替えが求められています。

昨年3月に保育大学校(敷地面積約1万8千㎡)が閉校となるにあたり、県より前橋市に買い取りについての照会がありました。

前橋市はこれをうけて、昨年2月17日付で「買取希望あり」と回答しました。

その中で、「敷地を二分し、東公民館の移転新築敷地として、また東中学校の第2グラウンド・第2体育館・テニスコートとして利用したい」と希望理由をのべています。

しかし、1年3カ月以上経過しても県から何の返答もありません。

そこで、日本共産党あずま支部長名で、知事あてに要請を行ったものです。私と近藤好枝市議が同行しました。

対応した県管財課の担当者は「慎重に検討中であり、ご要望をよくお聞きしたい」と答えました。

私は「市に照会しておきながら、1年以上も返答しない理由が明らかでないのは残念だ。なんとしても地域の要望にこたえてほしい」と話しました。

一刻も早く、県は決断するよう引き続き要請していきます。


2011.5.28 宇津野洋一さんとのお別れ会

2011年05月29日 | 旧ブログから

故・宇津野洋一元群馬県議と「お別れする会」が28日に高崎市内で開かれ、妻と参列しました。

宇津野さんは日本共産党の県議を7期務めるなど、政治革新一筋に生きました。まさに群馬の党の顔でした。最後の任期のとき、私は県議団事務局として、身近で仕事をさせていただきました。

とても温厚な方で、だれとでも気軽に話しかける気さくさもあわせもっていました。けっしておごることなく、常に謙虚で、自分の事は二の次に、周囲への気配りを欠かさない人でした。党派をこえて、だれからも慕われていました。

本会議場で、県民の立場で県当局を追及する姿はとても大きく見えました。

県議を引退してからは「ぐんま住民と自治研究所」理事長として活躍されていました。とても尊敬していた宇津野さんが、77歳で逝ってしまったことは本当に残念です。

また、そうした宇津野さんを支えてきた妻のユキさんの功績もたたえられなければならないと思います。

宇津野さん、しっかりとその遺志を継いで、県政革新に取り組んでいきます。どうかいつまでも見守っていてください。


長引く避難生活に疲労感漂う

2011年05月26日 | 旧ブログから

今日午前中、福島原発事故の避難者を受け入れている片品村の旅館を訪れました。

同村は事故直後、バスを20台以上チャーターして、旅館や民宿などに受け入れました。今も37施設に約400人が避難しています。

お話をうかがった方は、全員が南相馬市の住民ですが、20㎞圏内、30㎞圏内、計画的避難区域、それ以外と4段階に分かれ、同じ避難者でもそれぞれ思いは複雑のようです。

「戻れたとしても、放射能が心配。ほうれんそうなどの出荷停止は解除になったと聞いたが、以前と同じように畑仕事が続けられるかどうか…」

「集団でおこなった一時帰宅ではバスを出してくれたが、今後は勝手に帰って、というのはおかしい。個々に帰る時もきちんと保障してほしい」

「自宅は一部壊れたが住める状態だ。ただ帰れたとしても仕事がない。どうやって生活しろというのか」

「東電社員が来て、謝罪したが、私たちが知りたいのは、いつもどれるのかということ。先の見通しが立たないのが一番困る」

などと、不安を口ぐちに。長引く避難所生活に疲労感が漂っていました。

私は、避難されているみなさんが一日でも早くふつうの生活に戻れるように、県政にしっかり届けていくことをお約束しました。


2011.5.20 委員会の選任

2011年05月20日 | 旧ブログから

今日の県議会では、経営破たんした県林業公社への財政支援や、

被災者の雇用確保、被災児童生徒への就学支援などを盛り込んだ、

総額78億円余の補正予算案が提案されました。

また、常任委員、特別委員の選任が行われました。

結果は、下記の通りです。

酒井宏明 厚生文化・図書広報委員会

大規模地震対策特別委員会

  伊藤祐司  環境農林委員会

八ツ場(やんば)ダム対策特別委員会

私が所属する委員会が決定したことで、

ますます目標や、課題が明確になってきました。

県民の声を届けるために、精いっぱい頑張ります。

それにしても、気になったのは、

委員会の正副委員長を決めるのに、推薦で決めてしまったことです。

私は「投票」を唯一主張しましたが、多数決で却下されてしまいました。

また、監査委員は法令に従い、本会議での選挙となりましたが、

共産党以外の「オール与党」で二人とも自民党から選ばれました。

これで厳しくチェックできるのでしょうか。

県政のチェック役としての共産党の役割を痛感しています。


2011.5.18. 5月定例県議会始まる

2011年05月19日 | 旧ブログから

初めての議会となる5月定例県議会が始まりました。

クールビズ励行ということでノーネクタイの議員が多かったですが、

私は、お気に入りのネクタイ着用で臨みました。

各議員の議席が決定。

これまでとは逆に、野党席が議長から向かって右側に、

私は最前列の右端の席となりました。

最初に、大震災で犠牲になられた方々に黙とう。

議長選挙では、48対2(共産党・伊藤団長)で、

最大会派の自民党から選出されました。

副議長選挙は、36対12(第2会派+α)対2(私)という結果でした。

早くも共産党以外の「オール与党」体制を見た思いです。

このほか、特別委員会の設置、議運の選出、新任部長のあいさつなど

約1時間弱で終了しました。

20日に補正予算案の提出、説明が予定されていますが、

初日に一緒にできれば、すぐ議案調査に入れるのにと思いました。

テレビやインターネットでも中継されたようですが、

名実ともに開かれた県議会にするために頑張ります!


2011.5.15 東吾妻町の避難所を訪問

2011年05月16日 | 旧ブログから

「できることなら早く自宅に戻りたい」

「この先どうなるのか不安だ」

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塩川鉄也衆院議員らと15日、

福島原発事故による避難者の受け入れ先となっている

群馬県東吾妻町の温泉センターなどを訪れ、避難者をお見舞いするとともに

政府や県などへの要望をお聞きしてきました。

同町には、福島県南相馬市や浪江町から、現在約250人が避難しています。

高校生の息子をもつ女性は「子どもたちの教育のことや将来が心配」と語ります。

福島県の高校の合格発表を避難先で伝えられ、

すぐ編入手続きをして、町内の県立高校に通うことになった。

授業料は免除されているが、学用品もJRの定期代も弁当代も自己負担。

避難所では静かな環境で勉強できるところもない。

ボランティアのみなさんにはお世話になり、感謝しているが、

いつまでこうした生活が続くのか見通しが立たず、不安です。

と、胸の内を語ってくださいました。

また別の年配の女性は、仮設住宅の申し込みをしているが

一次募集500人(最大で1500人)のところ3000人以上も応募している。

たとえ入れたとしても、近くで買い物できるのか、医者に連れて行ってもらえるのか

心配の種をあげたらきりがない、と話していました。

浪江町の議員をしている方は、「とにかく情報が不足している」と言います。

テレビはみんな見ているが、本当に知りたい情報が少ない。

避難者の不安を解消するためにも、特別のチャンネルをつくって発信してほしい。

政府は特別立法などで早く補償の全体像を示すべきだ。

集団生活のストレスから、うつ病や心筋梗塞にかかる人が増えている。

民間住宅の借り上げなどをすすめて、早く安心して暮らせるようにしてほしい。

東電は補償金の仮払いをするというが、いつ、いくらもらえるのかはっきりしない。

これでは生殺しの状態だ、と訴えました。

また別の男性は、

家族や親戚で東電の関連会社に勤めている人もいるので思いは複雑。

若い人は避難所を出て、働き口を見つけるなど次のステップにすすんでいるが、

結局、最後まで取り残されているのが、お年寄りや病人だ。

「自分たちは見捨てられてしまうのでは」と思ってしまう。

政府や東電は、単なる慰めではなく、もう一歩踏み込んだ道筋を示してほしい。

と、強い口調で話されていました。

県議会が18日から始まります。こうした避難者の切実な声を行政に伝え、

不安な気持ちをやわらげ、少しでも安心して過ごしてもらえるように頑張ります。


植樹祭に参加して感じたこと

2011年05月14日 | 群馬県議会

第65回群馬県植樹祭に参加してきました。

県議になって公式な行事に参加したのは初めてです。

今年の標語は「ぼくたちで ふやすみどりは たからもの」。

標語を採用された小学生が誇らしげに賞状を受け取っていました。

「緑の少年団」によるメッセージも心がこもっていてよかったです。

それにしても、500人以上は集まっていたでしょうか。

知事をはじめ、県選出の国会議員や県議、市長村長、市議らがずらり。

招待状も立派なものだったし、ずいぶんお金かけているなという印象。

緑化運動推進という目的は理解できますが、

その一方で、ダムや道路、橋をかけるために、山を削り、田畑をつぶす…

なんか矛盾しているなと感じます。

環境破壊の罪滅ぼしのために、こうした「儀式」を行っているのではと

勘ぐってしまいます。

子どもたちに緑と明るい未来を残していきたい。

そんな県政に転換するために頑張る決意をあらたにしました。


2011.5.12 放射能汚染で酪農家を訪問

2011年05月13日 | 原発・放射能

原発事故による放射能汚染が群馬でも深刻な問題となっています。

牧草から基準値を超えた放射性セシウムが検出され、酪農家は頭を抱えています。

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「これから刈り取ろうとした矢先。全部廃棄処分になったらその費用はどうしてくれるのか」

「代替の飼料だってそうすぐには手に入いらないだろう。県はしっかり方針をもってほしい」

こうしたさまざまな要望が出されました。

農家の不安にこたえるためにも、まずは国が一刻も早く手立てをとるべきです。

この問題で近々、県農政部に申し入れを行う予定です。


2011.5.11 県に米軍機飛行訓練中止の申し入れ

2011年05月12日 | 安保・米軍基地

10日の午後7時半すぎから、前橋市では米軍機の爆音が響き渡りました。

自宅にいた妻は、「線路の高架下にいるみたいだった」と言っていました。

●群馬上空での危険な米軍機の低空飛行訓練は、直ちに中止を。

これは、私の「お約束」でもありましたので、

さっそく、県に飛行訓練中止を求める申し入れを行いました。

過去に、何度も申し入れをしてきましたが、

県(地域政策課)の対応と言えば、主任か、よくても課長が応じてくれるだけでした。

しかし、今回は違いました。

県議となってバッチを付けただけで、

部長に申し入れ書を手渡すことができました。

県庁や市役所には、62件の苦情や問い合わせがあったそうですが、

「しんぶん赤旗」以外に、報道するマスコミはありません。

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これからも、粘り強く中止を要請しますので、

県民のみなさん、応援をお願いします!

米軍機の爆音問題に関する苦情・問い合わせ先

      群馬県庁 地域政策課 chiikika@pref.gunma.jp