日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

事故米と農水省の責任

2008年10月29日 | 旧ブログから

今日は、高崎市内10か所で街頭宣伝しました。

風が強く、肌寒く感じましたが、

どこでも大きな声援が寄せられました。

あるところでは、60歳くらいの女性が車中から

「自民党なんかに負けるんじゃないぞ!」と大声で声援を

送ってくれました。

家の中から出てきて、真剣に聞いてくれる方もいました。

 

今、訴えている中心はなんといっても金融問題です。

アメリカ発の金融危機、金融不安が世界中に広がり、

日本でも株価が大暴落し(28日には一時7000円割れ)、

円高がさらにすすみ、実体経済への影響が出始めています。

こうしたカジノ経済、カジノ資本主義のツケを

労働者や国民に転嫁するようなことはゆるせません。

大もうけをあげている大企業や大銀行が

自己責任で対応すべきです。

外需・輸出頼みから、内需主導へ、

大企業応援の政治から、国民の暮らし家計を直接応援する

政治へと根本から切り替えましょう。

 

また、汚染米(事故米)が食用に不正転売されていた問題で

なんと、農水省が「極力主食用に」するよう、売却方法まで

定めていたことが日本共産党の追及で明らかになりました。

政府も共犯だったのです。本当にひどいじゃありませんか。

大企業の大もうけのために、工業製品の輸出と引き換えに

外国から、なんの義務もないのに年間77万トンも

ミニマムアクセス米として輸入していますが、これが

日本の生産者米価を暴落させている原因にもなっています。

日本でお米を十分作れるのですから

輸入の必要性は全くないのです。ただちにストップすべきです。

昨日もJA新田の役員さんと懇談しましたが、

「自民党の農政ではもう農家はやっていけない」

「日本共産党の農業再生プランが一番いい。全くその通りだ」と

はっきり言っていました。

 

解散総選挙の時期について、「年内見送りか」との報道が

一部にありますが、

3代にわたって首相が国民の審判をへていないわけですから

国民世論で早期の解散総選挙に追い込むことが必要です。

民主党のように党利党略で悪法を駆け引きの材料にしてまで

解散総選挙を請い願うというのは、邪道ではないでしょうか。

 

これほど無責任で冷たい自公政治は一日も早く終りに

させましょう。


自民党よりひどい民主党

2008年10月25日 | 旧ブログから

今日は終日、伊勢崎市内で街頭宣伝しました。

旧境町で演説していたら、初対面の初老の男性が近づいてきて

「このままではあと数年で日本は破滅だ。

もう手遅れかもしれない。共産党にお願いするしかない」と

真剣に訴えられました。

また、各地で党員や後援会員が出迎えてくれて、

マイクを持つ手に力が入りました。

青年からの声援も数多く寄せられました。

 

それにしても、民主党というのは一体どういう政党なのか。

新テロ特措法延長案で1年前にはあれほど反対していたのに

解散総選挙の駆け引きの材料にして、

わずか2日の審議で衆院を通過させ、

「反対」のポーズをとりつつ、採決を容認するという

全く矛盾した態度に出ています。

こういうのを「だまし打ち」とか「裏切り」とかいうのです。

アフガニスタンの現状を見れば、

戦争でテロをなくせないことは明らかです。

実際、アフガニスタン国内ではタリバン勢力との和平交渉も

すすめられています。

自衛隊のインド洋での給油活動=アメリカへの戦争協力は、

憲法9条を踏みにじるだけでなく、

平和解決にも逆行するものです。

それを民主党は、党利党略で悪法の強行に手を貸すなんて

国民への背信行為そのものではありませんか。

すでに自公と事実上の「大連立」を組んでいるのでしょうか。

自衛隊の海外派兵の恒久法づくりや

「国連の決議があれば自衛隊の海外での武力行使も可能」との

立場を民主党がとっているのも、一事が万事、

自民党と民主党が本質的にまったく変わらないという証です。

 

こうしたまやかしの「2大政党」づくりは

細川「非自民」連立政権以来、手を替え品を替え、

ずっと続けられてきたものですが、

大企業中心・アメリカいいなりという

「2つの政治悪」を共有する党では、ゆきづまった自公政治を

おおもとから変えることはできません。

大企業の横暴、アメリカの不当な圧力ときっぱり対決する

日本共産党の今こそ出番です。


ハンセン病元患者の死

2008年10月24日 | 旧ブログから

ハンセン病元患者で草津栗生楽泉園入所者の沢田五郎さんが

急逝し、今日、同園で行われた通夜に参列しました。

沢田さんは10歳のとき、ハンセン病を発症。

78歳でその生涯を閉じるまで、67年もの長きにわたり、

ハンセン病療養所で生活を営んできました。

同園にあった、「重監房」特別病室についての著述や

歌集、随筆を著すなど歌人としても活躍しました。

私はしんぶん赤旗記者時代から面識がありましたが、

1カ月前、同園での「集い」でお会いしたばかりだったので、

本当に驚き、いまだに信じられません。

集いで「今度(の選挙)は共産党は伸びるんじゃないか。

おれもやれるだけのことはやらなきゃな」と話していました。

それが、沢田さんとの最後の会話になろうとは…

ハンセン病問題の全面解決のためにも

今度の総選挙は頑張らねばと決意を新たにしました。

沢田さん。心よりご冥福をお祈りいたします。


おみやげは、たい焼き

2008年10月20日 | 旧ブログから

今日は、休息日。書店に行ったりして英気を養いました。

本屋さんは私にとって憩いの場というか、

ストレス解消の場です。久しぶりにゆっくりできました。

妻のために、たい焼きを買って帰ったら

ものすごく喜んでくれました。2匹360円で

こんなに喜んでもらえるなんて、私までうれしくなりました。

 

候補者活動は日増しに緊迫感を増し

全県を回る速度も速くなってきました。

18日は、東吾妻町中之条町吉岡町で街頭から訴えた後、

榛東村での「集い」に参加。短時間でしたが、

参加者から「後期高齢者医療制度は、年寄りは長生きするな

という制度。早く廃止してほしい」

「親を介護しているが、お金のあるなしで命の価値も

決まってしまうようで悲しい」などの意見が出されました。

私は「こんなに冷たく無責任な政治をご一緒に変えましょう」

と訴え、みなさんと固く握手を交わしました。

夜は、高速道路を使って

館林市の演説会場へと向かいました。

夜にもかかわらず、多くの方が集まってくれました。

「ずいぶん日焼けしたね」「毎日あちこち行って大変だね」と

たくさん、励ましのお言葉をいただきました。

やさしい声をかけてもらえると

日ごろの疲れも吹っ飛んでしまいます。感謝、感謝。

 

19日の日曜日は、藤岡市の演説会。

ぽかぽか陽気の、絶好の行楽日和でしたが、

会場いっぱいの人たちが熱心に話を聞いてくれました。

「日本共産党がのびてこそ、政治の中身を変えられます」

と訴えると、「そうだ!」との掛け声と拍手が送られ、

会場と一体となったような気がしてうれしかったです。

この後、甘楽町で街頭演説し、普段行けない山間部まで

宣伝カーを走らせました。

国政候補がこの地域に入ったのは約10年ぶりとのこと。

ある商店では、パンフを見ながら「不景気で困ったもんだよ。

若いもんはどんどん街へ出てってしまうし。弱い者の味方、

共産党に、もうちっと大きくなってもらわんと困るよ」と

力強い激励を受けました。

私も「はい、がんばります」と元気いっぱいこたえました。

 

明日は草津、嬬恋方面で街頭宣伝の予定です。

宣伝カーから紅葉を見られるかちょっと楽しみでもあります。


県内各地で演説会

2008年10月14日 | 旧ブログから

久しぶりのブログ更新となってしまいました。

今月は超ハードな日程をこなしています。

街頭宣伝では県内主要自治体を回り、演説回数は約100回。

結構、がんばりました。

加えて、玉村町みなかみ町沼田市富岡市安中市

演説会では主任弁士を務めました。

少々緊張しながらも、30分から45分間、

国政問題や党の政策などを話しましたが、

どこでも、みなさん真剣に聞いてくださいました。

ある会場で

各地でお会いした人たちの生の声や実態、

自分が日本共産党に入党した理由などに触れて

「弱い者いじめの政治をなんとしてもやめさせたい」と

話していたら、自然と涙がこぼれてきてしまいました。

ちょっと恥ずかしかったですが、

参加した方から「人間味があって、候補者を身近に感じた」

などの感想を寄せていただきました。

 

前橋市の演説会(10日、350人)では

塩川鉄也衆院議員とともに日本共産党の前進を訴えました。

私は、「社会保障費を毎年2200億円も削減する一方で

米軍には‘思いやり予算’として2500億円もつぎこむ。

こんな逆立ちした政治、命切り捨ての政治を変えよう」と

訴えました。

塩川さんは、アメリカ発の金融危機や

汚染米など食の安全、年金・医療・介護、

米軍ジェット機の低空飛行による爆音問題、

民主党が政治の中身では自民党と変わらないことなど

国政の焦点となっている問題をズバリ解明。

大企業中心・アメリカいいなり政治ときっぱり対決し

国民が主人公の立場を貫く日本共産党がのびてこそ

政治の中身を変えられることなど

大変わかりやすく話してくれました。

塩川さんの話には、ときどき笑いにも包まれ、

共感の拍手がさかんに送られていました。

 

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今後、館林市、藤岡市、桐生市での演説会や

宣伝キャラバンが予定されています。

解散総選挙の時期は流動的ですが、

全力で訴えていきたいと思います。 


地域の病院を守れ

2008年10月01日 | 旧ブログから

今日は、ご近所で開かれた日本共産党支部主催の

「暮らしと日本の将来を語り合うつどい」に参加しました。

私はNHKの取材を控えていたので冒頭の短時間しか

ご一緒できなかったのですが、みなさんから

「中山国交相(当時)の日教組云々の暴言は一体なんだ!

確信犯であり、政治家としても不適格だ」

「汚染米問題はひどすぎる。国の責任はどうなの?」

「テロとのたたかいだと言って自衛隊を(海外に)出したが、

 テロはますます悪化しているじゃないか」

など、自民党政治に怒りの声が次々と出されました。

私は、行き詰った自民党政治をおおもとから変えられるのは

日本共産党しかないこと。候補者として全力で頑張る決意を

話し、参加者のみなさんと固い握手を交わしました。

 

話は変わりますが、今朝のワイドショーで

銚子市民病院が診療休止になり、患者さんが転院を

余儀なくされていることが報道されていました。

私は6年あまり、病院に事務として働いていたこともあり

全国でこうした事態が相次いでいることを憂慮しています。

もとはと言えば、

自公政権が社会保障費を毎年2200億円も削減している

(7年間で1兆6200億円!)ことが最大の原因です。

にもかかわらず、病院経営が赤字だからと言って、

そんなに簡単に住民の命綱の病院をつぶしていいの?

おかしいですよね。

国が医療費支出を減らすために、

『公立病院改革ガイドライン』というものを

総務省(厚生労働省ではなく)が勝手につくって

地方自治体などに病院の統廃合を迫っている。

これが元凶になっているのです。

多くの病院が赤字だといいますが、当然でしょう。

診療報酬をどんどん引き下げ、病院を赤字に追い込んだ挙句、

「赤字の病院をつぶせ」というのは絶対許せません。

憲法25条には国民の生存権がちゃんと明記されています。

国の社会保障の義務も定めているのです。

「お金がない」は全く理由になりません。

大企業やアメリカの大もうけばかり優先し、

国民の命と健康を犠牲にする政治はもうごめんです。

地域の病院を守るために私も全力で頑張ります!