被災者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
異常気象による災害が増えており、迅速で正確な情報提供が求められています。
群馬県の防災・災害情報(災害・雨量・河川水位・交通規制など)は、
「群馬県県土整備部防災情報」で、ご覧いただけます。
災害の備えに、ぜひ一度アクセスしてみてください。
スマートフォンにも対応しています。
14日から15日にかけて関東地方を襲った記録的な豪雪のため、群馬県内で死亡者もでています。JRをはじめ、高速道路も全面ストップ。高速道路や国道で数百台が何十時間も立ち往生するなど交通機能が完全にマヒしています。私も14日から連続二晩、当直を余儀なくされ、16日の夕方まで共産党前橋地区委員会の事務所に足止めとなりました。
その間、しんぶん赤旗の配達状況などを問い合わせる電話がひっきりなしに。結局15日付けのしんぶんは事務所に留め置き。16日、17日は赤旗輸送車が群馬に入れず、18日にまとめて配達する予定ですが、どうなるか。
一般の車はほとんど走っておらず、救急車のサイレンだけが響く週末。病院に通院している人や具合の悪い人の不安もいかばかりか。要援護者の救助体制など行政として真剣に検討する必要がありそうです。
16日夕方になっても国道17号の除雪も進んでいない状況。帰ってくるときも反対車線が大渋滞でした。除雪業者も大変だと思うが、一刻も早い復旧へ頑張ってほしい。
当直中、事務所には「家の前に雪が1メートル以上も積もって出られない」など助けを求める電話があったが、助けに行こうにも、事務所から出られず、市議に連絡手配してもらうことに。
「除雪が遅すぎる。県や市は何をやっているんだ」と怒りの声も多く寄せられました。
高崎の実家から、ガレージと2階のベランダのテラスが壊れたとの連絡がありましたが、両親にけがはなかった模様で一安心。まさかこんなに大雪になるとは思いもしませんでしたが、まだまだ警戒は必要。
今日(17日)から始まる群馬県議会。開会が午後にずれ込みましたが、全員そろうのでしょうか。
あさってからまた降雪の予報。しばらく対応に追われそうですが、被害を最小限に抑えるために、議員として全力を尽くしていきたい。
それにしても腕と腰が痛い…
5日夜の突風でトタン屋根が飛ばされるなどの被害にあった太田市の民家を訪れ、渋沢哲男衆院群馬3区予定候補と水野市議らとともに、お見舞いと聞き取り調査をしました。
「一瞬、雷が落ちたと思った」というほど、瞬間的な突風によってトタン屋根が引きはがされ、すぐ前の家の屋根の一部を壊し、その先の電線に引っかかった状態で見つかりました。2階の窓ガラスが割られた家に住む主婦は、「いつもと違う風だった。普段寝ている部屋なので、もし就寝中だったらと思うとぞっとする。怖いので今夜は別の部屋で寝ることにする」と震えていました。
ちょうど太田市と県の担当者も調査にみえて、周辺の被害状況からみると竜巻かもしれないと話していました。
自然災害はいつどこで起こるかわかりません。住民のみなさんは「まさか自分たちがこんな目に遭うとは思わなかった」と口々に話していました。被災者生活再建支援法による支援金の支給は「全壊が何世帯以上」とか、要件が緩和されたとはいえ厳しく、この程度の被害には適用されないのが実情です。被害家屋がたとえ1軒でも、その被害の程度に応じて補助が出れば、被災者にとって心強い味方になるのにと感じました。県議会でも要望していきたいと思います。
きょうは炎天下(前橋の最高気温は33.8度)、高崎市で実施された県総合防災訓練に出席してきました。自衛隊や警察、消防のヘリ、はしご車などが多数出動。本番さながらの救援・救助訓練でした。FMぐんまの生中継を聞いた方も多いのではないでしょうか。
東日本大震災や台風12号の後だけに、関係者の緊迫感が伝わってくるようでした。ヘリによる救助や、倒壊家屋・高層建物からの救助などは、まさに自らの危険をともなうもの。一刻を争う事態の中で、レスキュー隊らが最善の方法で迅速に被災者を救助する様子を拝見し、あらためて尊敬と感謝の念をもちました。
こうした中、消防団員の充足率が年々低下していることが懸念されます。市民参加型の訓練も実施されましたが、一日だけのデモンストレーションに終わらせることなく、日常的な防災教育や防災体制の強化に早急に取り組むべきだと感じました。
午後は、18日の議会報告会のお誘いで、妻と自宅周辺を訪問しました。冷たいジュースとおしぼりも出していただき、「期待しています。頑張ってください」「民自公翼賛体制なんてとんでもない」と、話が弾みました。
議会報告会は、9月18日(日)午後1時半からです。会場は、朝日が丘町公民館で、近藤よしえ市議といっしょにお話します。みなさんぜひお越しください。お待ちしています。