群馬県の2011年度当初予算案が2月3日内示されました。
総額6702億円余。大沢知事は「積極予算」といいますが、
県債残高は11年度末で1兆950億円余にのぼる見通しで
借金漬けの体質から脱却するための方策は見えてきません。
また、中学1年生に常勤の教員を配置し35人学級編成とする
ことや、若者・年長フリーターの就職支援事業などに2億円余
盛り込むなど、県民要求を一定反映した施策もありますが、
待機者が8700人を超えている特別養護老人ホーム整備は
420床の増設(13億円余)にとどまっています。
その一方で、「7つの交通軸」を強化する大規模道路建設には
今年度より20億円以上も多い約213億円を計上。
八ツ場ダムについても本体工事費を含む約97億円が計上され
大型開発中心の姿勢を変えていません。
税金の使い方をくらし・福祉最優先の地域密着型の公共事業に
転換していくことがどうしても必要です。
県議選まであと2カ月。なんとしても日本共産党の議席を
取り戻すために全力で頑張ります。