日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

大規模道路優先でいいのか…来年度県予算案内示

2011年02月05日 | 旧ブログから

群馬県の2011年度当初予算案が2月3日内示されました。

総額6702億円余。大沢知事は「積極予算」といいますが、

県債残高は11年度末で1兆950億円余にのぼる見通しで

借金漬けの体質から脱却するための方策は見えてきません。

また、中学1年生に常勤の教員を配置し35人学級編成とする

ことや、若者・年長フリーターの就職支援事業などに2億円余

盛り込むなど、県民要求を一定反映した施策もありますが、

待機者が8700人を超えている特別養護老人ホーム整備は

420床の増設(13億円余)にとどまっています。

その一方で、「7つの交通軸」を強化する大規模道路建設には

今年度より20億円以上も多い約213億円を計上。

八ツ場ダムについても本体工事費を含む約97億円が計上され

大型開発中心の姿勢を変えていません。

税金の使い方をくらし・福祉最優先の地域密着型の公共事業に

転換していくことがどうしても必要です。

県議選まであと2カ月。なんとしても日本共産党の議席を

取り戻すために全力で頑張ります。