日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

「原発をなくす前橋連絡会」第3回総会を開催

2014年09月21日 | 原発・放射能

原発をなくす前橋連絡会は9月20日、第3回総会を前橋市内で開催し、親子連れなど50人が参加しました。2012年9月の発足以来、毎週金曜日の官邸前行動と連帯したJR前橋駅前行動や自動車パレード、福島避難者支援行動などに粘り強く取り組んできました。
総会の冒頭、私は福井地裁・福島地裁での画期的な判決にふれ、「全国、そして私たちの運動の大きな成果だ」とのべ、原発再稼働や海外輸出を許さず、避難者への早期かつ全面的な賠償を勝ち取る取り組みをさらに発展させようと訴えました。
大川正治事務局長がこの間の主な活動を報告し、今後の活動や「会」の体制、役員などについて提起しました。代表委員に私と滝口道生医師を選出しました。
自主避難者で「連絡会」事務局の丹治杉江さんは、自らが原告となっている原発事故損害賠償裁判への支援を呼びかけるとともに、福島原発事故の真実を伝える映像ドキュメントDVD第2弾(1枚千円)の普及を呼びかけました。
日本科学者会議会員の斉藤安史さんが「やさしい放射能Q&A」と題して講演。文部科学省発行の『中学生高校生のための放射線副読本』のねらいと問題点にふれながら、「原発再稼働をやめ、廃炉へ取り組む政治決断こそ求められている」と力説しました。

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原発再稼働阻止へ列島騒然の状況をつくりだそう

2014年09月11日 | 原発・放射能

東日本大震災・福島第一原発の事故から3年6か月の今日、原発からの撤退を求める昼デモ行進に参加しました。県労会議や民医連、群商連、新婦人、農民連の5団体の主催。毎月11日(土日に当たる場合は直前の平日)に県庁前で行っているもので34回目。私は、出張や議会などをのぞいて、ほぼ毎回参加しています。JR前橋駅前の毎週金曜日の行動とともに、継続して粘り強く取り組む意義は非常に大きいと思います。この間、関西電力大飯原発の運転差し止めを命じた福井地裁の判決、原発事故と自殺との因果関係を認め損害賠償を命じた福島地裁の判決が出されました。事故被害者や住民の立場から見れば、当然と言えば当然の内容ですが、国民の世論と運動が裁判所を動かしていることは間違いありません。しかし、政府や原子力規制委員会は、「世界一厳しい規制基準だ」などとウソとでたらめをふりまいて、原発の近くに活断層があろうが、大規模な火山噴火のおそれがあろうが、そんなことはおかまいなしに、なにがなんでも原発を再稼働しようと躍起となっています。こういうのを亡国の政治といわずしてなんというのでしょう。
当面、鹿児島県川内原発の再稼働を許すのかどうかが大きく問われています。相手(原子力ムラ)が本気で原発を動かそうというのなら、こちらも命がけで反対運動をおこし、列島騒然と言える状況を自ら作り出そうではありませんか。

また、原発賠償裁判への支援もよろしくお願いします。弁護団のホームページはこちら→ http://gunmagenpatsu.bengodan.jp/

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