日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

原発なくせ、人事案反対、と高崎駅前行動~子連れの参加者増

2012年08月31日 | 原発・放射能

きょう夕方も、原発再稼働反対・高崎駅西口行動に参加してきました。

3週連続。過ごしやすくなったとはいえ、まだまだ夏の暑さが続く中、東京や埼玉、片品村から来た人やドイツ人の家族を連れて参加した人も。回を重ねるごとに参加者が増えていることに励まされます。
私は、9月21日の原発なくす前橋連絡会の結成総会への参加を呼びかけ、ビラを渡しました。
参加者は「将来生まれてくる子どものために原発のない社会をつくりたい」「抗議行動は大事だが、本気で再稼働をやめさせるためにどうするか、知恵を出し合うことはもっと大事だ」など、それぞれの思いを語りました。
また来週も参加します。

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【お知らせ】講演会、集会、デモ行進、シンポジウム、演説会など盛りだくさん!

2012年08月30日 | お知らせ

9月は、各種催しが盛りだくさんです。ぜひご参加ください。

9月1日(土)午後2時開会、講演会:大津中学生自殺事件のなげかけているもの~「国家戦略」で日本の教育はどこまで歪められたか。前橋協立病院生協ホール。講師:藤森毅日本共産党文教委員会責任者。主催:群馬県学者研究者大学関係者日本共産党後援会。

9月5日(水)午後6時30分~、ぐんま住民と自治研究所第14回例会「一体改革でどうなる私たちの年金」。講師:橋本孝子さん(社会保険労務士)。群馬健康会館2階(高崎市福島町742-5)。参加費無料。

9月9日午後2時、第5回伊勢崎・多喜二祭。伊勢崎市文化会館小ホール。午前11時から「多喜二検束場所・菊池敏清宅」見学(要予約)。午後2時、〈第1部〉田中ケイ子さんの講演「多喜二の母セキのひとり語り」。〈第2部〉荻野冨士夫さん(小樽商科大学教授)の記念講演「治安維持法と小林多喜二」を開催。参加費1000円。小林多喜二資料展示コーナー(午前11時~午後5時、観覧無料)。

9月11日(火)正午、原発からの撤退を!昼休みデモ(第11回)、12:15出発、前橋公園南口。主催:県労会議など。

9月15日(土)午後1時開場、2012年群馬革新懇全県学習交流集会。講演:戸田康山梨県革新懇事務局長「どうして『読者比率日本一』になったのか―山梨の革新懇運動」(仮題)。地域、職場の活動報告交流などもあります。前橋市総合福祉会館。資料代300円。

9月16日(日)午後2時、オスプレイ配備・米軍機の低空飛行問題を考えるつどい、県勤労福祉センター第3会議室。講師:塩川鉄也衆院議員(党国会議員団オスプレイ配備反対闘争本部事務局長)。主催:日本共産党群馬県委員会。

9月21日(金)18:30開会、原発をなくす前橋連絡会(仮称)発足総会・記念講演。前橋協立病院生協ホール。記念講演:伊藤達也さん(元福島県議・2011年日本ジャーナリスト大賞受賞)「想定されていた原発過酷事故~福島からの報告」。主催:同準備会。

9月22日午後1時半、「本当に造っていいですか? 八ッ場ダム」~「ダム湛水による危険性」と「水没する貴重な遺跡」。シンポジウム:川村晃生(慶応大学名誉教授)、中山俊雄(応用地質研究会)、森まゆみ(作家)、嶋津暉之(水問題研究家)、他。高崎シティギャラリーコアホール。資料代500円。主催:八ッ場あしたの会。

9月29日(土)午後2時開会、日本共産党演説会、県公社総合ビルホール。消費税増税実施中止、原発ゼロ、TPP参加阻止、オスプレイ配備ノー、衆院定数削減反対などについて国会議員がくわしくお話します。入場無料。主催:日本共産党前橋地区委員会。

毎週金曜日午後6時半~8時、原発再稼働抗議・高崎駅西口行動。主催:原発とめよう群馬。


「12.9.11昼デモ.pdf」をダウンロード


30人学級、教職員増員、父母負担軽減など要望~全群教と懇談

2012年08月28日 | 教育

来年度予算要望に向けて、日本共産党県議団は28日、全群馬教職員組合と懇談しました。
全学年30人学級の要望について、現在中学1年生は「35人学級」のため、あるクラスは1年生の時25~6人編成だったのが、2年生になると「40人学級」のため、いきなり38~39人になって、大変だといいます。少なくとも小学5年・6年、中学2年・3年への35人学級の早期実現は切実です。
また、教育現場の実態では、「定時に帰れない教員」90%、「疲労感を訴える教員」94%などのアンケート結果が紹介されるとともに、人事評価制度の導入で、現場の多忙化に拍車がかかり、定年前退職が急増、精神疾患をかかえた教員も増えているといいます。こうした中、教職員を大幅に増員し、子どもたち一人ひとりに目配りができる体制作りが急務です。
「子どもの貧困」問題も深刻です。親の不安定雇用の影響で、学校給食費や教材費の銀行引き落しが期日にできない家庭が増えているとのこと。「未納の家庭に手紙(督促状)を出しているが、児童生徒がみたらどう思うか。教育的配慮が足りないと言わざるを得ない。学校給食費くらい無料にしてほしい」と、父母負担の軽減へ向けた対策強化を訴えます。
さらに、修学旅行の下見の出張旅費が一人分しか出なかったり、県内の下見で高速料金を教員が自腹で払ったりしていることから、「必要経費くらい支給してほしい」との訴えは切実です。
懇談ではこのほか、原発事故・放射能汚染対策、学校耐震化の促進、小中学校統廃合計画の見直し、全学校へのエアコン設置、臨海学校の見直しなどの要望が出されましたが、最大の問題は、国が教育予算を削減してきたことです。ゆきとどいた教育を求める請願署名をはじめ、国民的な運動を高めていくことが求められています。


自衛隊が小銃かかえた“行軍”を計画~12旅団に中止を要請

2012年08月27日 | 自衛隊

陸上自衛隊12施設中隊が榛名山周辺で28日に行進訓練を行おうとしている問題で、安保破棄県実行委員会は27日、同12旅団長あてに中止を求めました。小田暁夫平和委員会会長、糸井洋衆院5区予定候補、真砂貞夫県労会議議長、党渋川市議ら10人が相馬原の旅団司令部に出向き要請。私も同行しました。
歩行訓練の実施は3年ぶり。今回は同中隊30人が午前8時から午後3時過ぎにかけて、渋川市の総合公園から伊香保森林公園を経由して相馬原演習場までの22.4㎞を歩行訓練する計画。森林公園からは武器(小銃)を携行します。
一行は、「武器を持った集団が住民の生活圏で行動することは、一般住民にとっては異常な事態であり、不安と緊張を感じさせるもの」だとして、武器携行の“行軍”を中止するよう旅団広報室渉外幹部に要請書を手渡しました。
伊香保森林公園を所管する緑化推進課に対しても、県として抗議し、旅団に行進訓練中止の申し入れをするよう求めました。

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宗教の違い超え「非戦 非核 非原発」の平和行進

2012年08月26日 | 憲法

「9条の会」の講演の後、宗教者平和行進に妻と参加してきました。キリスト教や仏教などさまざまな宗派の人たち約50人が前橋公園に一堂に会し、「非戦 非核 非原発」を唱え、県庁前をデモ行進しました。諸宗教者平和の集い(事務局・前橋カトリック教会)が呼びかけたもの。私は去年も参加しましたが、宗教宗派の違いを超えて、平和のために共同するのは、全国的にも珍しく、画期的なことではないでしょうか。

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戦争の加害と被害を考える~かいがや9条の会6周年のつどい

2012年08月26日 | 憲法

前橋市の「かいがや9条の会」は26日、6周年記念のつどいを開きました。私が少し遅れて行ったときは、公民館ホールはすでに満席に近い状態で盛況でした。
「コールかやの実」の合唱の後、岩根承成氏(前橋国際大学講師)が、「なぜアジア・太平洋戦争が起こったのか―戦争の加害と被害を考える」と題して講演しました。

講演では、あの戦争が「アジア解放」のためなどでは決してなく、資源・物資獲得のための侵略戦争であったことが、政府の資料から跡付けられました。こうした侵略国家としての真の反省なくして、いまの尖閣諸島問題や竹島問題は決して解決しないこともまた自明です。

「不敗神話」に浸り、「国体護持」のために、いたずらに敗戦をおくらせ、多くの国内外の人々の命を奪った絶対主義的天皇制。戦争反対・非協力者は「非国民」として弾圧し、「勝てる」と国民をだまして戦争へとかりたてた時の軍部・政府。原発政策に異議を唱える学者を排除し「安全神話」をふりまいてきた原子力ムラの利権集団と重なって見えます。南京大虐殺(犠牲者20万人ともいわれる)はなかったなどという政治家が幅を利かし、憲法改悪(壊憲)さえ狙っている状況はいささかも軽視してはならないが、恐れる必要もありません。
広島・長崎の原爆や沖縄戦などとかく“被害“の側面が一面的に強調され、加害の実相に迫る努力が足りなかったと痛感しました。こうした歴史の事実を丹念に積み重ねてこそ、中国や韓国の人たちとも「感情的」でない冷静な議論のテーブルにつくことができるのではないかと思います。2度と同じ過ちを繰り返してはなりません。

領土問題でナショナリズムを煽るような報道が洪水のように流されている今日、戦争で得をするのはだれか、犠牲になるのはだれか、歴史の教訓をもう一度学びなおす必要がありそうです。

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街頭宣伝への不当な制限は許せない~憲法学習会開催

2012年08月25日 | 憲法

街頭宣伝の自由を守るための憲法学習会が25日に開かれ、参加してきました。宣伝許可申請の際、群馬県警が流し宣伝と停止宣伝をわけ、停止宣伝をする場合には別に届出を必要とし、期間は7日間、宣伝の場所を特定すること、別の警察署管内については別に許可が必要とするなどの規制を数か月前から行ってます。
講演した鈴木克昌弁護士(国民救援会県本部顧問)は、「従前、ばらばらだったので解釈を統一した」と県警はいうが、従前の取り扱いを全く調べていないと指摘。また「細則の項目がちがうから、流しと停車で別の許可申請を出してもらう」というが、項目が違うからと言って格別に許可を求めさせる根拠はないことを強調しました。
宣伝カー規制についての判例はないが、街頭でのビラまきが道交法の許可を受けていないとして起訴された事件で「一般交通に著しい影響を及ぼす」というのは相当高度な支障の程度を指すと無罪判決を出したことを紹介。宣伝カーでの流し宣伝、停止宣伝についても同様なことが言えるとして、警察の不当な扱いは明らかであり、従前どおりの申請で足りるとしました。そのうえで、警察からの干渉については厳重に抗議し、宣伝を続けることが大切とのべました。
最近、脱原発デモの活発な動きに警察が神経をとがらせているのかもしれませんが、憲法21条の表現の自由を不当に制限するようなことはあってはなりません。ましてや「宣伝許可にあたり、どういった内容の宣伝をするのか」まで求めてくることは、思想信条の自由をも踏みにじる行為であり、断じて認めるわけにはいきません。県議会の一般質問でぜひ取り上げていきたいと思います。


「原発いらない」と高崎駅西口行動~ドイツ人の留学生も訴え

2012年08月24日 | 原発・放射能

「再稼働反対」「原発いらない」「子どもを守れ」―高崎駅西口で官邸前行動に連帯した行動が取り組まれ、50人が参加しました。私のほか、伊藤県議、萩原貞夫衆院4区、糸井洋衆院5区予定候補も参加しました。先週は途中からどしゃ降りの雨でしたが、きょうは晴れてよかったです。
偶然通りかかったドイツからの留学生が飛び入りでスピーチ。「福島であのような事故が起きたのにまだ原発を続けようとしていることが信じられない。日本の外から見たら福島も群馬も同じ汚染地域。一刻も早く原発をなくしてほしい」と語りました。
別の青年は「いつまた危険な原発が事故を起こし放射能をまき散らすかもしれない。私たちはロシアンルーレットのなかにいるようだ。こんな賭けはごめんだ」と告発。また、ある男性は「私は責任を感じている。事故が起こるまで原発に無関心だったという責任。そして、今は、次の世代のために原発をなんとしても止めなければならないという責任。大変重い責任だが、果たしていきたい」と力強く訴えました。
回を重ねるごとに参加者との出会いが広がる楽しさもあります。さて来週は100人以上をめざしましょう。

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来年度予算要望と9月議会に向けて5団体と懇談

2012年08月22日 | 群馬県議会

来年度予算編成と9月議会に向け、きょうは5つの団体と懇談しました。猛暑日にもかかわらず、わざわざ県議会に足を運んでいただきありがとうございました。
保育センターからは、子育て新システム関連法案の具体化を許さない取り組み、保育士の配置基準の拡充、認定保育園の今後の動きなどについて懇談しました。
民医連と県社保協からは、長野県で取り組まれている「絆」再生事業(NPO法人の生活困窮者向け支援活動に対する国の基金事業)を群馬でも行ってほしいとの要望がありました。この問題では、つい先日、県議団として視察に行ってきたばかりであり、群馬でも関係団体と相談して県に働きかけようと早速、具体化を図りました。また医師研修の充実について、山梨県での先進的な取り組みが紹介され、県独自のサポート体制を要望されました。
高教組とは、教職員の退職手当が400万円以上も削減される問題や公務災害認定の改善、学校図書館の司書配置、メンタルヘルス、文部科学省作成の放射線副読本をめぐる問題など多岐にわたり懇談しました。
建交労は、公契約条例の制定、住宅リフォーム助成制度、住宅耐震補強への助成など県としての実現を求めていました。
農民連からは、原発事故による農産物の被害への損害賠償、青年就農給付金の活用、この夏の猛暑の影響などについて要望されるとともに、TPP反対の運動強化などを話し合いました。
どれも大変切実なものばかりです。その実現へむけて頑張っていかなければ。


西群馬病院と渋川総合病院の統合問題で委員会視察

2012年08月21日 | 群馬県議会

きょうは、厚生文化常任委員会の県内視察で、渋川市を訪れ、西群馬病院と渋川総合病院の再編統合について、両病院長や渋川市長さんらから説明を受けました。
調査概要は、こちら
http://www.pref.gunma.jp/gikai/s0700486.html
新病院は、道の駅こもちの近くに建設の予定ですが、2013年度に工事着工し、2015年度に開院予定という忙しさ。総事業費135億円にのぼる病院建設。北毛地域の中核的な病院(450床・16診療科)として、期待されています。
同時に、これまでの負債をどう返していくのか、医師の確保をどうするのか、などの困難な課題も山積しています。しかし、両院長からは患者や住民、地域の要望に最大限応え、良い病院をつくりたいとの積極的な姿勢がうかがえました。
進捗状況に応じ、委員会の中でも取り上げていきたいと思います。