ぐんま派遣村(26日、前橋公園)にボランティアとして
参加しました。
詳細は「派遣村ブログ」にゆずりますが、100人を超える
相談者が訪れるとは、正直驚きました。
桐生市から歩いてきたとか、埼玉県狭山市から自転車で
たどりついたとか…
なかには、裸足同然の人もいたそうです。
私は当日、前橋駅前や繁華街で宣伝し募金を訴えましたが、
チラシを見て、相談に訪れた人や募金に来てくれた人も
相当数にのぼりました。
炊き出しのテントには長い列ができていました。
派遣村で相談し、生活保護を受けられるようになった人が
「本当に助かった。生きる希望がわきました」と笑顔で
語っていたのがとても印象に残りました。
それにしても、単に雇用が深刻化しているというだけでなく
日本社会全体が貧困化し底が抜けてしまったような感じです。
一日だけの取り組みではとても追いつきません。
しかし、一日だけでも行政を動かす力になったことは
間違いありません。派遣村開設の意義は大きいと思います。
行政の責任はきわめて重大です。
実行委員のみなさん、ボランティアのみなさん、
本当にお疲れ様でした。でもこれで終わりではありません。
このような派遣村を必要としない社会をつくっていくために
一人ひとりができることを一緒に考えていきましょう。
そして、格差と貧困を生み出す政治を変えていきましょう。