日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

ぐんま派遣村

2009年03月28日 | 旧ブログから

ぐんま派遣村(26日、前橋公園)にボランティアとして

参加しました。

詳細は「派遣村ブログ」にゆずりますが、100人を超える

相談者が訪れるとは、正直驚きました。

桐生市から歩いてきたとか、埼玉県狭山市から自転車で

たどりついたとか… 

なかには、裸足同然の人もいたそうです。

私は当日、前橋駅前や繁華街で宣伝し募金を訴えましたが、

チラシを見て、相談に訪れた人や募金に来てくれた人も

相当数にのぼりました。

炊き出しのテントには長い列ができていました。

派遣村で相談し、生活保護を受けられるようになった人が

「本当に助かった。生きる希望がわきました」と笑顔で

語っていたのがとても印象に残りました。

それにしても、単に雇用が深刻化しているというだけでなく

日本社会全体が貧困化し底が抜けてしまったような感じです。

一日だけの取り組みではとても追いつきません。

しかし、一日だけでも行政を動かす力になったことは

間違いありません。派遣村開設の意義は大きいと思います。

行政の責任はきわめて重大です。

実行委員のみなさん、ボランティアのみなさん、

本当にお疲れ様でした。でもこれで終わりではありません。

このような派遣村を必要としない社会をつくっていくために

一人ひとりができることを一緒に考えていきましょう。

そして、格差と貧困を生み出す政治を変えていきましょう


祝 侍ジャパンV2

2009年03月24日 | 旧ブログから

ついに日本がWBC連覇しました!

すごい、快挙としかいいようがありません。

プレッシャーに打ち勝ち、全員野球で夢をつかんだ

日本代表選手に心からの拍手を送ります。

最後まであきらめず頑張った韓国の選手もすばらしかった。

興奮と感動を与えてくれた選手たち、本当にありがとう!

 

さて、西松建設の違法献金問題で秘書が逮捕・起訴された

民主党の小沢代表が今夜、続投を表明しました。

涙ながらの会見でしたが、私は釈然としませんでした。

相変わらず説明責任を全く果たしていないからです。

疑惑には答えず、「政権交代」しか言わない。

数日前に、小沢氏は企業団体献金を禁止すべきと言ったのに

今日は、多くの献金を受けていることを当然のように語る。

企業献金が悪いことなのか、いいのことなのか、

はっきりさせるべきではないでしょうか。きちんと総括して

そのうえで、法律がどうあろうと自らはいっさい受け取らない

ということを宣言すべきではありませんか。

小沢代表は、議会制民主主義がどうのこうのと言いますが、

民主主義をふみにじる小選挙区制導入の旗を振ったのは

一体だれですか。憲法違反の政党助成金だってそうです。

代表の続投に民主党内に異論はなかったということですが、

民主党の自浄能力はどこにいってしまったんでしょう。

検察の捜査のやり方に批判もあるようですが、

違法行為があれば公正に捜査をやるのは当然です。

自民党議員にも「西松マネー」が流れているわけですから、

政治の場でも徹底的に真相を明らかにすること、

利権構造にメスを入れることこそ国民が期待しています。

いずれにしても、企業団体献金はだたちに廃止しましょう。


老人施設火災現場を訪れて

2009年03月21日 | 旧ブログから

火災によって10人(21日午後10時現在)の犠牲者を

出した老人施設「たまゆら」を渋川市議と視察しました。

完全に焼けてなくなった棟、屋根の一部が崩れ落ちた棟など

正視できない無残な焼け跡で警察・消防による現場検証が

行われていました。

入所者への対応や施設の管理の不備などさまざまな問題点が

指摘されていますが、単に施設側の問題だけではなく、

こうなるまで放置してきた(見て見ぬ振りをしてきた)

行政の責任も問われていると思います。

近くの特養ホーム施設長さんと話をすることができましたが、

「とても他人事とは思えない。老人介護制度の在り方を

根本から見直すべきではないか」などと話していました。

被害にあわれた方のご冥福をお祈りするとともに、二度と

こうした痛ましい火災事故を起こさないよう、

抜本的な対策をとる必要性を痛感しました。


デモ行進と派遣村、そして書道展

2009年03月17日 | 旧ブログから

自衛隊のソマリヤ沖派兵に反対する昼休み集会とデモ行進が

今日行われ、参加してきました。

イラク戦争開始から6年間毎年行われてきた集会ですが、

今回は政府が「海賊対策」を名目に海上自衛隊の護衛艦派遣を

強行したことを受けて、抗議をこめたものになりました。

それにしても、護衛艦に遺体安置所まで用意しているという

“周到ぶり”には驚くばかりです。

明らかに戦闘での死者を想定しているのでしょうが、

海賊は犯罪ですから、警察力で対処すべき問題です。

どんな理由(理屈?)を持ち出そうが、

交戦権の否認や武力行使、武力による威嚇の禁止を定めた

現憲法下では自衛隊の海外派兵は絶対に認められません。

護衛艦の派遣の撤回を強く求めます。

 

お知らせです。

派遣切りなどで仕事や住まいを失った労働者らを支援する

ぐんま派遣村」が26日、前橋公園で行われます。

労働組合の役員や弁護士、医師らが呼びかけ人となって、

実行委員会を結成。当日は雇用や生活相談に応じるほか、

炊き出しも行います。

今朝(17日)の上毛新聞や朝日新聞にも掲載され、

実行委員会事務局には問い合わせが相次いでいるそうです。

3月末には相当数の失業者が出ることが予想されています。

「ひとりで悩まないで」「あきらめないでがんばろう」

こういった呼びかけが今一番大事なのだと思います。

実行委員会では現在、ボランティアを募集中です。

20、21日には救援パトロール隊も出て公園や公共施設を

回り、派遣村をお知らせする予定とのこと。

私も早速、ボランティアに登録しました。

身近に、派遣切りされた、生活に困っているという方が

いましたら、ぜひこの「派遣村」のことを知らせてください。

問い合わせは「派遣村」事務局027-234-8505。

 

先週、前橋南高校の書道授業作品展のご案内をいただき

妻と行ってきました。

とにかく個性的というか、独創的なのです。

須田章七郎先生が「『書は自己表現』を目標に行ってきた。

お手本はいっさいありません。すべて生徒自ら考えて

制作したものです」と案内してくれました。

「自分をみつめる」「現代社会」「人間」などをテーマに、

一生懸命考えて書いた様子が伝わってくるようでした。

修学旅行で沖縄に行って「ひめゆりの塔」を見学し、

戦争について感じたことなどを自分の言葉で表現。

進路や友人関係で悩んだり、迷ったりする高校生の

心の叫びがそこにありました。

若々しさを感じると同時に、頼もしさを感じることができ

すばらしい授業実践の一端を垣間見た気がしました。


西松建設献金問題で自民・民主に申し入れ

2009年03月10日 | 旧ブログから

西松建設の献金問題で今日、自民党県連と尾身幸次衆院議員の

事務所、民主党県連と宮崎岳志群馬1区総支部長の事務所を

訪れ、説明責任と全容解明を求める申し入れを行いました。

また政治腐敗の温床である企業団体献金の禁止や政党助成金を

廃止して障害者福祉など国民のために使うことを求めました。

自民党では企業献金に固執する一方で、「選良である政治家は

襟を正さなければならない」などと弁明していました。

2つのダミー団体から2000万円以上の献金を受けていた

尾身事務所は秘書が応対し、「詳しいことは何も聞いていない

のでわからない。上に伝える」との一点張り。

宮崎事務所の担当者は、公設秘書が逮捕された小沢代表の

記者会見には納得していない様子でした。

私は、違法献金を受けていた疑いのある政治家は与野党問わず

国民への説明責任を果たすべきであり、全容解明のために

力をつくすように申し入れました。

企業団体献金も政党助成金も受け取らずに、国民と草の根で

むすびついた日本共産党の本領発揮ではないでしょうか。


今こそ金権政治をなくそう

2009年03月08日 | 旧ブログから

今日は前橋市内で後援会員の皆さんを訪問しました。

どこでも、前橋市議選での5人全員当選を喜んでくれ、

「がんばって」と激励が寄せられました。

また、西松建設からの違法献金問題が話題になり、

「小沢さんも開き直らないで、ちゃんと説明したほうがいい」

「自民党の議員もかなりもらっていたようだし、洗いざらい

表に出すべきだ」「結局、民主党も自民党と同じだ」

など怒りの声が相次いで出されました。

報道によれば、小沢氏側から西松建設に現金の要求があった

というではありませんか。

小沢氏が「知らない」というのは通用しません。

ダミー団体を通して巧妙に仕組まれていた今回の違法献金。

他のゼネコンも似たり寄ったりのことをしているのでは?

今回の事件をあいまいにしたら政治不信は強まるばかりです。

党県委員会にも、この問題の徹底究明を求めるメールが

複数寄せられました。

群馬出身の尾身幸次元財務大臣も小沢氏と同様の疑惑が

もたれています。

返金すればいいとかいう次元の問題ではありません。

企業献金が政治をゆがめていることは明らかです。

企業団体献金はただちに禁止すべきではないでしょうか。

また、企業献金をやめる代わりに導入したはずの

政党助成金も政党を堕落させるだけであり、

憲法違反の制度はこの際、きっぱりと廃止すべきです。

日本共産党は企業献金も政党助成金もいっさい

受け取っていません。だからこそ堂々と国や企業にモノが

いえるのです。政治腐敗を断つためにも日本共産党を

のばしてください


給付金再可決に思う

2009年03月04日 | 旧ブログから

定額給付金法案が衆議院で今日、再可決されました。

麻生首相も二転三転したあげくに給付金を受け取るという…

そのお金で高級バーにでも飲みに行くのかもしれません。

もっとも給付金だけで足りるかどうか。

最初から哲学も理念もなかったということを

首相自ら立証したといえるのではないでしょうか。

採決の時に造反した小泉元首相におとがめもないのも

理解に苦しみます。ふつうなら除名が当然です。

これだけ、急速に景気が悪化し、国民の生活不安が

広がっているときに、「景気回復のためにどんどん使って」と

政府があおるのは一体どういう感覚なのでしょう。

社会保障費を削減し、大企業の「派遣切り」を

野放しにして労働者を寒空に放り出しておきながら、

これで景気が回復すると本気で考えているのでしょうか。

しかも本当に必要としている人たちに届くのかも心配です。

国民の7割が反対しているのに、数を頼みにごり押しする

選挙目当てのばらまき以外の何物でもありません。

それと引き換えに消費税の増税など絶対に許されません。

 

小沢一郎民主党代表の公設秘書が西松建設から違法献金を

受けていた容疑で逮捕されました。

今日、小沢氏が記者会見しましたが、

あれで説明責任をはたした気になっているのでしょうか。

「全く問題ない」と言うならば捜査に全面的に協力して

真相を明らかにする姿勢を示すべきだと思います。

金権政治という点では、民主党も自民党と同じです。

厳正捜査はもちろん、政治の場でも徹底的な解明が必要です。

そしてなによりも、金権腐敗政治の温床となっている

企業団体献金をきっぱり禁止することこそ求められています。