米軍普天間基地の問題で午前中、党支部の人と宣伝しました。
「頑張れ!」と各地で熱い声援をいただき、マイクを持つ手に、
思わず力が入ってしまいました。
今日は、日差しも熱かったので、冷たいスポーツドリンクの
差し入れをおいしくいただきました。
それにしても、鳩山首相は何のために沖縄を訪問したのか
私には全く理解できません。
折り目の付いた真新しい「かりゆしウエア」で、仲井真知事と
会談する鳩山首相の姿は、滑稽ですらありました。
4月25日に9万人が参加した、沖縄県民大会で沖縄の人々の
意思は明白ではありませんか。
また7日には、訓練機能の移転候補地である鹿児島県徳之島の
3町長がそろって「断固拒否」をつきつけました。
鳩山首相はそれでもまだ「移設」をあきらめないとは、
“空気が読めない”にもほどがあります。
「最低でも県外移設」という鳩山首相の言葉を信じた、沖縄の
人々の心をズタズタに傷つけた責任は重大です。
こんな首相は、ただちに辞任すべきではないでしょうか。
米軍基地が「抑止力」になっているというのもまやかしです。
「日本が有事になった場合」という例えで、国民の恐怖心を
あおっていますが、海兵隊というのは殴りこみ部隊そのもの
であり、日本を守るために存在しているのではありません。
実際はアメリカが他国を侵略するために、前線基地として
都合良く利用しているだけなのです。
犯罪や事故が絶えない米軍基地。騒音被害に苦しめられている
沖縄県民の我慢は、とっくに限界点に達しています。
政府は、国内の移設先探しに躍起になるのではなく、
アメリカ政府に対して「国内のどこにも移設先はない」と
きっぱりと伝え、まずは危険な普天間基地を全面閉鎖するしか
ありません。それから本格的な交渉に入るべきです。
これしか解決の道はありません。
そして、問題の元凶である安保条約は解消して、対等平等の
平和友好条約を結びましょう。
今がその時!絶好のチャンスです。